再び地上に現れた綿月姉妹が秘封倶楽部の前に現れる。彼女等は、Uに真子のオーブと帝王のベルトを渡しに来たのだった………
聖也)しかし、恐ろしい冷気がそのオーブから出てるが白宮真子もそんな冷気を操れるのか?
メリー)うん、零下273.15度の力を出すことなんて朝飯前って書いてるわよ?
蓮子)つまり………どういう事?
メリー)地球上の物質を何でもかんでも凍結させる事が可能って事よ。
蓮子)それってチートじゃないの!?
メリー)Uの子供だから有りなんじゃないの?
U)お前それ言えばいいと思ってないか?
紫)盛り上がってる所悪いけど、私は用件があるわ。
聖也)八雲紫………!
U)ヤクモドライバーとヤクモガジェットを取り返しにでも来たのか?
紫)いや、私は貴方に用があるのよ?U。
U)何の用だ。
紫)私と1対1で戦ってもらうわ。
U)………分かった。
Uはセイバーを持ち、帝王のベルトと真子のオーブを蓮子に持たせる。
U)さっさと終わらせて、お前の野望を洗いざらい吐いてもらおうか。
Uはセイバーで攻撃する。紫も弾幕で反撃する………
U)(何故所々弾幕の密度が浅い………何を考えてやがる………だけど、そこを狙う!)
Uは所々弾幕の密度が浅い部分に動き、攻撃を回避する。そしてセイバーで攻撃する。八雲紫は左手でUの手を掴む。
紫)かかったわね。
U)何!?まさか………!
紫)そのまさかよ。
紫の右手にはブランクのオーブがあった。そしてそれを彼の前にかざす。オーブにUの力が流れて行く………
U)あがっ………やめ………!
力が流れきり、Uは気絶してしまった。そしてオーブはアナザーUのオーブとなった。
紫)ふふふっ、これでUは何も出来ない。オマケに私は最強のアナザー能力者を生み出すことが出来た!
八雲紫は掴んでいたUを投げ飛ばした。鶴川聖也が魂魄妖夢の姿に即座に変身し、投げ飛ばされた彼の身体を掴み、その後抱える。
紫)私の崇高な目的はもう誰にも止められない。貴女達はそれを見ている事しか出来ないのよ!
八雲紫はスキマで消えてしまった。
メリー)これで八雲紫はUの力を手に入れてしまったのね………
そう、これで八雲紫は幻想郷の中で最強とうたわれているUの力を手に入れてしまった。果たして、八雲紫の野望はどのような影響を及ぼすのか………
幻想郷の何処か………
藍)紫様、紫様に頼まれていた2つの力を取ってきました。
紫)なら、それは貴女と橙にあげるわ。
藍)ありがとうございます。紫様。
紫)それと早めにヤクモドライバーとヤクモガジェットを回収してもらえるかしら?やっぱりあの力は惜しいわ。
藍)かしこまりました。
紫)私の目的はあと少しよ………
To Be Continued………
次回予告
秘封倶楽部の前に現れる橙はアナザー真子の姿となる。Uはオーブドライバーに真子のオーブをセットし、真子の姿となる………
次回「禁断のオーブ」