幻想秘封倶楽部   作:Uさんの部屋

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前回までのあらすじ
魔法の森へ行った秘封倶楽部。しかし、そこではアナザー魔理沙がいた。それに魔理沙も記憶と能力を失っていた。だが、一時的に取り戻した記憶で魔理沙の力が込められたオーブを手に入れたメリーはU達の元へと全力で走って戻っていた………


第6話 魔法使いの力

蓮子)まだ帰ってこないけど!?

U)いや………今だ。

メリー)お待たせ!ハアッハアッ………

蓮子)メリー!?それって………!

メリーは2つ目のベルトを取り出し、装着した。そして魔理沙のオーブをセットした。

するとその姿は魔理沙になった………

メリー)弾幕はパワーよ!

蓮子)何その台詞………?

メリー)霧雨魔理沙の性格をあの本で勉強してもう覚えちゃったからよ。

蓮子)メリー………そんな趣味あったんだ………

メリー)さあ、行くわよ!

メリーは八卦炉を取り出し、レーザーで攻撃をする。

それは、アナザー魔理沙に有効なダメージを与えた。

U)やっぱりそうか………

蓮子)どうしたの?

U)その相手にはその相手の力。つまり目には目を歯には歯を、そして能力には同じ能力をだな!

蓮子)いや………意味わかんない………

メリーは箒を使い空を飛びながら弾幕攻撃をした。そしてとうとうアナザー魔理沙に膝をつかせた………

メリー)これで終わりよ!このスペルカードを使ってね!

メリーの持つ八卦炉から高エネルギーが感知できた。

メリー)恋符「マスタースパーク」!

そのフルパワーの一撃はアナザー魔理沙を飲み込むように直撃し、アナザー魔理沙を倒した………

メリー)これで一件落着ね。

メリーは変身を解除し、蓮子も立て続けに解除した。

蓮子)やったね!メリー!

メリー)U君と蓮子が抑えてくれたおかげよ。

蓮子)でもこれ………どこかで見た事あるんだよね………あ!

蓮子は自分のポケットから2つのオーブを取り出した。それは星熊勇儀と東風谷早苗のものだった………

U)そうか………お前達前にそれについて調べたっていってたっけ………それで手に入れたのか?

蓮子)ええ、面白そうだったから調べたけど、分かったのは何かしらが込められている事だけだったの………

U)まさか今使える物になるとは驚きだな………

メリー)そうね………あ、魔法の森出口かしら?

U)そうだな………次は紅魔館にでも行ってみるか?

蓮子)行ってみたいわ!そしてこのベルトを使って倒す!

U)アイツら戦い始めて間も無いベルト使いに負ける程弱くねえよ………

蓮子)ええ………ならUなら勝てるの?

U)さあな。あれからずっと戦ってないからさ。

蓮子)あれ?

U)始めてアイツらと会った時以来は戦ってない。果たして今の僕はアイツらのどこら辺の強さなのか………?

次の物語は紅魔館………そこでも同じアナザー能力者が現れかけている事をまだ秘封倶楽部の者達は知らなかった………

To Be Continued………




次回予告
紅魔館に着いた秘封倶楽部。しかしそこであったレミリアはカリスマ溢れる上品なお嬢様だった。更に咲夜の記憶まで失われていたのだった………
次回「変わる紅魔館」

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