とある元憲兵《現提督》の日常   作:瑞鶴

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ワンコ達とお祭り

トラック泊地の提督は今、駆逐艦時雨・夕立・朝潮・時津風の4人と共に泊地から少し離れたところでやっているお祭りを見に来ている。

 

最初は提督と本日の秘書艦の時雨と一緒に夜の散歩がてら祭りを見に行こうとしたら他の3人に見つかってしまい自分たちも連れて行ってほしいと駄々をこねたので仕方なく連れてきた。

 

 

 

お祭りをやっている場所に到着

 

 

時津風・夕立「「着いたー(ぽい)」

 

提督「あんまり遠くには行くなよ〜」

 

時津風・夕立「はーい(ぽーい)」

 

提督「全く本当にわかってるのかね、所で時雨と朝潮は何か欲しい物は無いのか?」

 

時雨「ぼ、僕は大丈夫だよ。」リンゴアメヲチラチラ

 

提督(あっ・・・(察し)フーン・・・(納得)

 

時雨「な、何かな?」

 

提督「別っにー、それじゃ朝潮と俺だけでりんご飴食べようぜ、時雨の分も買おうと思ったけど本人が要らないみたいだからその分は朝潮にやるよ。」

 

朝潮「あ、ありがとうございます。」ワフー

 

時雨「え?」

 

提督「りんご飴3つくださいな。」

 

店主「あいよ。」

 

提督「どうも。」

 

提督「さあ、りんご飴食べようぜ、朝潮には2つな。」

 

朝潮「はい!いただきます。」ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

 

時雨「…………………グスッ」(´;ω;`)ブワッ

 

提督(やりすぎたかな。)

 

時雨「謝るから僕にもりんご飴買ってよ!」

 

提督「最初から素直に言っていればよかったのに、朝潮りんご飴一本時雨に渡してやれ。」

 

朝潮「ほへ?」ニコメノリンゴアメŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”

 

提督「マジかよ。」

 

提督「店主さんもう一本りんご飴頂戴。」

 

店主「あいよ、もう妹泣かせるんじゃねえぞ。」

 

提督「すみません。」イモウトデハナイケド

 

提督「はい、時雨の分」

 

時雨「提督、ありがとう。」

 

提督「おう、次から欲しい物とかあったら遠慮なく言えよ買える物なら買ってやるから。」

 

時雨「うん!」

 

提督「それじゃあ、他の屋台でも行きますか。」

 

時雨・朝潮「「うん!(はい!)」

 

提督「いい返事だ。」ナデナデ

 

時雨・朝潮「「ワフー///」」ナデラレチュウ

 

周りの人達((犬か!))

 

提督(まるで犬を撫でているみたいだ。)ナデナデ

 

時雨・朝潮「「///」」ナデラレチュウ

 

提督「はい終わり。」

 

時雨・朝潮「「あっ!」」シュン

 

 

 

その後朝潮と時雨はまるでやけ食いをするかの様に屋台の食べ物を全て制覇した、それを見ていた提督は育ち盛りだからよく食べるんだなあとまるで娘の成長を見ている父親の様な事を呑気に言っていた、その話を聞いていた周りの人達はため息を吐きながらこいつは馬鹿か!と小声で言っていた。

 

そしてそろそろ帰るから2人を探そうとした時屋台の近くのベンチに座っている2人とその2人を囲む様に立っている3人のチャラそうな男達がいた。

 

チャラ男1「ねぇ君達ーこの後俺達と一緒にカラオケでも行かない?」

 

夕立「お断りするっぽい!」

 

時津風「私も〜」

 

チャラ男2「そんなこと言わずに、女の子2人だけより俺達といた方がもっと楽しいぜ。」

 

チャラ男3「金が無いってんなら俺達が奢ってやるよ。」

 

夕立「しつこい!私達は一緒に来た3人を待ってるの!」

 

時津風「いい加減にしないと、叩くよ。」

 

チャラ男1「そう言わずに、こんな可愛い子達をほったらかしている奴の事なんかほっといてさ俺達と楽しもうぜ。」

 

チャラ男2「それに君達の待っている奴なんかどうせブサイクなんだろ、そんな奴なんかより俺達の方がいい思いさせられるぜ。」

 

夕立(こいつら私達の提督さんの悪口をペラペラと)イラッ

 

時津風(こいつら私達のしれぇの悪口をペラペラと)イラッ

 

チャラ男3「女の子がそんな顔をしちゃダメじゃん、君達には笑顔が似合うよ。」

 

チャラ男1「事実を言われて悔しいのかな、でもそれなら尚のこと俺達に乗り換えればその悩みも無くなるぜ。」

 

夕立・時津風((………こいつら殺っちゃっていい?))

 

チャラ男2「よし、そうと決まれば俺達と一緒にカラオケ行ってその後は大人のお楽しみといこうぜ。」

 

 

と同時にチャラ男1・3はそれぞれ夕立と時津風の手を掴んで連れて行こうとしたが相手が悪かった。

 

このチャラ男達は知らなかった自分達の目の前にいるのが艦娘で艦娘は解体されない限り駆逐艦でも大の大人をも凌駕する。

 

ブラックだった頃艦娘達は自分達が提督の命令を聞いて動くしか出来ないと前提督に言われすぎたせいで自分達は陸では人間に勝てないと思い込んでいたためである。

 

実際は陸だろうが海だろうが関係なく艦娘は人間より強い。

 

 

チャラ男1「ちーん」

 

チャラ男3「ちーん」

 

チャラ男2「……………は?」

 

 

チャラ男達が彼女達の手首を掴んだ途端鈍い音がした。

 

チャラ男2が音のした方に振り向くとそこにはさっきまでナンパしていたはずのチャラ男1・3が気絶していた。

 

 

夕立「人間が私達艦娘に敵うと思っているっぽい?」

 

時津風「そうだよ〜私達艦娘は大の大人が数人いても足りないぐらい強いよ。」

 

チャラ男2「か、艦娘だと!艦娘という事は海軍なんだろそれなら一般人である俺らに暴力を振るった時点でお前らの提督は終わりだな。」

 

夕立「何が言いたいっぽい?」

 

チャラ男2「取引しようぜ。」

 

時津風「取引?」

 

チャラ男「そうだ、俺達はお前らが暴力を振るった事を黙っててやる、その代わりお前らは一生俺達の物になる。」

 

夕立「その条件を飲まなかった場合わ?」

 

チャラ男2「お前らの大事な大事な提督がいなくなるぜ、どうする?」

 

夕立・時津風「「そんな条件呑むわけないじゃん!」」

 

チャラ男2「な!お前らの提督がどうなってもいいのか!」

 

夕立「私達の提督さんはクビにならないよ。」

 

チャラ男2「そんな馬鹿な話があるか!軍人が一般人に暴力を振るったのに何の責任も取らなくていいなんてあり得ないだろ。」

 

時津風「確かに、もし私達が何もしていない無抵抗な相手を攻撃した場合は罪に問われて私達のしれぇも大変な思いをするけど今回の場合は私達にも正当防衛が適用されるもんね。」

 

チャラ男2「そ、そんな艦娘に人権なんてあるわけが。」

 

提督「残念だが艦娘にも人権は適用されるよ、適用されるようになったのは最近やけどな。」

 

時津風・夕立「「しれぇ!(提督さん!)」

 

チャラ男2「そ、そんな馬鹿な。」

 

提督「で?どうする、今ならそこに転がっている2人も見逃してやるが?」

 

チャラ男2「くっ!くっそー!」スチャ

 

 

チャラ男は叫ぶと同時に懐に忍ばせていたナイフを取り出し提督に向かって行った。

だが提督は人間と言えども軍人、しかも憲兵だった頃がの方が長いので体術は普通の提督よりも強い。

流石に艦娘には勝てないが。

 

提督「あらょっと」イッポンゼオイ

 

チャラ男2「ぐえっ」チーン

 

提督「後は警察に任せて、俺達は帰るか。」

 

時雨「うん!」

 

夕立「ぽい!」

 

時津風「あい!」

 

朝潮「はい!」

 

 

そして皆んなで鎮守府に帰るとケッコンカッコガチの子達が腕を組んで仁王立ちで待っていた。

そしてその後提督はケッコンカッコガチの子達の前で正座をさせられ説教を受けていた。

 

提督「不幸だー!」

 

 

 

 

 

 


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