とある元憲兵《現提督》の日常   作:瑞鶴

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前に感想の方で使ってほしいという人がいたのでありがたく使わせていただきます。




深海棲艦との和解

トラック泊地の提督と柱島泊地の岩戸提督は今とあるイベント海域の攻略を協力しあって行っていた。

 

 

岩戸提督とトラック泊地の提督は先輩後輩という間柄だが岩戸提督はそんな堅苦しいのは嫌いだと言うのでまるで同い年の友達同士で話してるかのようにお互いの話し方は砕けている。

 

流石に大本営とかちゃんとしないといけない場所ではでは敬語を使うが。

 

 

岩戸提督艦隊

 

金剛改二丙

夕立改二

北上改二

羽黒改二

赤城改二戊

翔鶴改二甲

 

トラック泊地艦隊

 

雪風改

大和改

古鷹改二

由良改二

翔鶴改二甲

瑞鶴改二甲

 

 

 

普段なら提督同士が協力して1つのイベント海域を攻略するなんて事はほとんどありえないが、先輩後輩であり友人関係でもあるこの2人はよく困難なイベント海域は協力して攻略している、本来なら友提督もこの攻略に呼んでいたのだが向こうは向こうで忙しいという事で今回は途中から参加出来たら参加するとのことらしい。

 

 

岩戸提督「今回の海域は中々手強いな。」

 

提督「そうっすね、此処まで苦労しているのは初めてっす。」

 

岩戸提督「俺も此処まで苦労するのは初めてだな、今回の深海棲艦は今までにないくらい強いようだ。」

 

提督「俺達に出来ることがあの子達の無事を祈って待つことしかできないのが悔しいですね。」

 

岩戸提督「それな。」

 

提督「あ、そうだ岩戸提督。」

 

岩戸提督「どうした?」

 

提督「最近深海棲艦の中に艦娘や人に一切危害を加えようとしない子がいるって話。」

 

岩戸提督「何!それは本当か!」

 

提督「はい、うちの娘達が実際にその深海棲艦に会いました、ですがこちらに気づいた瞬間に逃げて行きましたが。」

 

岩戸提督「お前の所の艦娘達が見たと言うなら本当なんだろうな、だが今までそのような奴らを俺は見たことがない。」

 

提督「ええ、自分もこの目で見たわけではないのでまだ半信半疑なんですがもしこれが本当なら人類にとっても大きな一歩になると思います。」

 

岩戸提督「ああ、そうだなだがこの事は俺とお前と友提督と元帥の4人だけの秘密にしておこう。」

 

提督「それはもちろん心得ていますよ。」

 

 

するとそこに提督側の艦隊の子から入電が入った。

 

大和「提督!提督!」

 

提督「どうした大和!何があった。」

 

大和「それが、深海棲艦が2人小島に流れ着いていて、それもその深海棲艦は2人共私達達が以前に見た私達艦娘や人に危害を加えようとしない子達でして、如何いたしましょう提督。」

 

提督「そんなもの決まっている、その2人がまだ生きているのなら俺の鎮守府に連れて来い艦娘と同じものが効くかは分からんが試さないとこのまま死なせるなんて可愛そうだからな。」

 

大和「しかし、提督攻略はどうしますか?」

 

提督「つべこべ言わずにさっさと帰ってこい、攻略なんて命が有ればまた来れるんだからな、だが今目の前にある救えるかもしれない命を見捨ててまでしなきゃならない攻略なんて存在しない。」

 

大和「は、はい。」

 

提督「全く、すみません岩戸提督。」

 

岩戸提督「何がだ?」

 

提督「此方の判断で勝手に攻略を中止してしまって。」

 

岩戸提督「気にするな、むしろあのまま救えそうな命を捨ててまで攻略を優先しようものなら一発ぶん殴っていたところだ。」

 

 

   連合艦隊帰還

 

 

岩戸艦隊旗艦金剛「戦果Resultがあがったヨー!」

 

トラック泊地艦隊旗艦雪風「艦隊が帰投いたしました!」

 

岩戸提督「おう、おつかれ今日はもう休め。」

 

提督「お疲れさん、今日はもうゆっくり休めよ。」

 

全艦娘「「「了解!」」」

 

提督「所で大和、さっき言ってた深海棲艦は?」

 

大和「先程入渠させた際高速修復剤を使ったのでそろそろ来ると思いますよ。」

 

提督「あいよ〜」

 

 

とそこに先程言っていた深海棲艦がやってきた。

 

 

??「初めまして私は南方棲鬼と言います。」

 

提督「これはご丁寧に、私は此処で提督をしている〇〇と言います、これからよろしくお願いします。」

 

南方棲鬼「私達が此処にいても大丈夫なのですか?」

 

提督「寧ろ居てもらわないとまた何処かで酷い目にあっていたら嫌なので。」

 

南方棲鬼「そう言う事なら此方こそよろしく頼むわね。」

 

提督「それじゃあ、最後に君は?」

 

??「わたくしの名は駆逐古鬼と申します。」

 

提督「よろしくな駆逐古鬼さん俺は–––––

駆逐古鬼「〇〇くんですわよね。」

 

提督「……………え?」

 

提督「どうして俺の名を?」

 

駆逐古鬼「覚えてらっしゃらないのですの?」

 

提督「ごめん、深海棲艦の知り合いはいない。」

 

駆逐古鬼「これなら如何ですか?」

 

 

と言うと駆逐古鬼は片方に束ねていた髪をほどき今度は後ろの方で束ねた。

岩戸提督や他の艦娘達にはその髪型の意味わ全く分からなかったが1人だけが他とは反応が明らかに違っていた。

 

 

提督「う、嘘だこんなことって。」

 

大和「どうしました提督!」

 

岩戸提督「おい、大丈夫か?一体あの深海棲艦とお前にどういう関係なんだ!」

 

提督「や、やっぱり俺が憎かったのですか?」

 

駆逐古鬼「何故貴方を憎まなければいけないのですか?」

 

提督「だって貴方は俺を庇ったせいで大破してしまってそのままの状態で進撃したから轟沈してしまったんですよね。」

 

駆逐古鬼「確かにあの時貴方を庇った際に大破してしまいましたがそれに関して貴方を恨むなんて事は絶対にあり得ません、寧ろわたくしの守った命がこうやって今も元気でいてくれるのならそれだけで満足ですわ。」

 

由良「昔提督さんを庇ってそのまま大量にいる深海棲艦の群れに突撃していったてことは貴方まさか!」

 

岩戸提督「由良お前は知っているのか。」

 

由良「はい、私達を引き取ってくれた際に自分が昔小学生の頃にある艦娘に命を救われたと言っていたので。」

 

提督「それじゃあ、何故深海棲艦になってしまったのですか?旗風姉さん。」

 

岩戸提督「は、旗風だと!」

 

駆逐古鬼=旗風「それは貴方を探していたからですわ。」

 

提督「……え?どういう事ですか?」

 

旗風「わたくしは貴方に恋をしてしまいましたの。」

 

全員「「「「え?えぇーーーー!」」」」

 

提督「何でそうなったんですか!」

 

旗風「わたくしにあのような優しい言葉をかけてくれた殿方は貴方が初めてだからですわ。」

 

提督「そ、そんな優しい言葉をかけてましたっけ。」

 

旗風「当時のわたくし達にとって人間に心配されることがありませんでした、それどころか当時の司令官は口を開けばわたくし達艦娘に罵声を浴びせたり無理な出撃又は遠征の命令しかしませんでしたから。」

 

提督「当時の俺にとって女の子があんな大怪我をしていたら心配する以外の選択肢はありませんでしたから。」

 

旗風「わたくしは貴方のその気持ちに救われましたからね、それに弟が出来た気分でもありましたからね。」

 

提督「弟?俺が?」

 

旗風「ええ、わたくしの事をあの時貴方はお姉ちゃんと言って下さいましたよね、あの時の貴方が凄く可愛くて何があっても貴方のもとに帰ってこようって気持ちになりましたわ。」

 

提督「////」

 

全員「2828」ニヤニヤ

 

提督「でもこれであの時貴方に言えなかったお礼が言える、旗風姉さん助けてくれてありがとうございます。」

 

旗風「はい、どういたしましてですわ。」

 

南方棲鬼「探していた人にようやく会えたね。」

 

旗風「そうですわね、此処まで長かったですわ。」

 

提督「それはそうと何故あんなにボロボロで小島に流れ着いていたんですか旗艦さん?」

 

旗風「……………ムスッ」プクー

 

提督「……………え?」

 

旗風「お姉ちゃん、をつけなさい。」

 

提督「え、いや流石にこの歳でそれは。」

 

旗風「つけなさい。」<●><●>

 

提督「あ、はい。」(´;ω;`)コワイ

 

全員「「「プッ」」」クスクス

 

提督「何であんなボロボロで小島に流れ着いていたんですか旗風お、お姉ちゃん。」///

 

旗風「わたくし達は基本的に戦闘をしないのでそれを良く思わなかった他の深海棲艦に殺されたかけましたの。」

 

提督「そうだったのか、姉さんも苦労したんだな。」

 

 

それから駆逐古鬼=旗風と南方棲鬼はこのトラック泊地に身を置く事を元帥に許してもらい他の鎮守府には黙っておく方向性になった。

 

そして今は駆逐古鬼にも指輪を渡して他のケッコン艦と一緒に楽しく過ごしている。

 

南方棲鬼は家事全般得意とのことで我が鎮守府には間宮伊良子そして鳳翔がいないので非常に助かっている。

 

 

 

 

 

 

 

 


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