とある元憲兵《現提督》の日常   作:瑞鶴

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時津風と雪風と天津風との出会い。

憲兵は今、ものすごい量の書類仕事に追われている、何故ならここの提督が今は大本営に出向いているからと言うのもあるがここの提督は書類仕事を全部大淀に任せているので基本的には自室で酒を飲んだりと自由にしている。

 

憲兵はここのクソ提督に隠れて大淀と書類仕事を一緒に行なっている。

 

そのせいでかは知らないが、艦娘からは憲兵ではなく提督と呼ばれるようになった。

 

本来なら朝ここのクソ提督が憲兵である自分に渡してきた秒刻みの遠征や出撃の任務の紙を渡してきたが彼は提督が大本営に行くのを見送った後そのシフトを彼女達の疲労が溜まらないように出撃任務は第一艦隊の子達と話し合いこの海域には対潜が得意な子がいた方がいいとか装備はこれの方がやりやすいというのを現場で戦っている彼女達に決めてもらった。

遠征に駆り出される駆逐軽巡の子達には提督から休暇が貰えたと嘘をついた。

 

執務室で大淀に資材を買うなんて正気ですか!って怒られてしまいその後何故か鎮守府内に駆逐軽巡の姿が見当たらない事を不思議に思いながら明石の店に資材を買いに行ったら明石からも怒られてしまった。

 

その後明石から皆んな憲兵と大淀の話を聞いてしまい自主的に遠征を行なっている事を教えられたのだ。

 

それからしばらくは皆んなの疲労が溜まらないように1人1時間位は休憩する様にと指示を出し自分は執務室で書類仕事に戻る事にした。

 

するとそこに遠征任務中の艦隊の旗艦から入電が入った。

 

 

由良「提督(憲兵)さん!」

 

提督(憲兵)「どうした、何があった!」

 

由良「それが、遠征に行く途中で大破している艦娘の子がいて。どうしましょう。」

 

提督(憲兵)「そんなもの決まっているだろ、直ちに由良率いる第三艦隊は遠征を中止し大破しているその子を連れて帰還せよ。帰ってき次第その子を入渠させてやれ。」

 

由良「了解。」ピッ

 

提督(憲兵)「全く何処のどいつだ艦娘を使い捨てにするなんて。」

 

大淀「私が知っている提督の中でも艦娘を大事にしてくれる人なんてほんの僅かな人数しかいませんよ。」

 

提督(憲兵)「クソったれが!俺達人間の生活を命がけで守ってくれているのは他でもない艦娘だってのに何でそれが分からない奴が多いんだよ、チクショー!」

 

大淀「お、落ち着いてください提督(憲兵)。」

 

提督(憲兵)「す、すまん。」

 

大淀「気持ちは分かりますが今は大破した艦娘を入渠させてあげる準備をしましょうね提督(憲兵)

 

提督(憲兵)「あ、あぁそうだな。」

 

提督(憲兵)「と言うか、何故皆俺の事を提督と呼ぶんだ?俺は憲兵であって提督じゃないぞ。」

 

大淀「私達にとっては貴方が提督だからに決まっているじゃないですか。」

 

提督(憲兵)「えぇ…。」

 

 

そんなこんなで大破した艦娘を連れて帰ってくるまで書類仕事をして、鎮守府近海に艦隊が帰ってきたら彼女達を迎えに行ったりと憲兵なのに提督のような仕事をしている。

 

 

提督(憲兵)「遠征お疲れ様、とりあえずその子を入渠させてから補給してゆっくり休んでくれ。」

 

由良率いる水雷戦隊「「了解!」」

 

提督(憲兵)「由良スマンがその子を入渠させてやってくれ。流石に男の俺がその子を入渠施設に連れていくことは出来んからな。」

 

由良「え?提督さん夕立ちゃん達とよく一緒にお風呂入ってますよね。」

 

提督(憲兵)「⁉︎」ギクッ

 

大淀「それは本当ですか提督(憲兵)?」

 

提督(憲兵)「な、何のことかな?」

 

由良「とぼけてもダメですよ、夕立ちゃんの他にも山風ちゃん江風ちゃん涼風ちゃん五月雨ちゃんと一緒にお風呂に入っているのは本人達から聞きましたから。」

 

白露「提督ー、私とはお風呂入ってくれないのに何で妹達とは入ってるの!」

 

提督(憲兵)「い、いやそれは。」

 

時雨「提督(憲兵)。」

 

提督(憲兵)「な、何だ?」

 

時雨「君には失望したよ。」

 

提督(憲兵)「(´・ω・`).;:…

 

(´・ω...:.;::..

    

(´・;::: .:.;: サラサラ..

 

村雨「うわー提督戻ってきてー!」

 

提督(憲兵)「( *゚A゚)!!!」ハッ

 

由村白「「ホッ」」

 

時雨「僕はまだ許してないよ。」

 

提督(憲兵)「そんな。」(´;ω;`)ブワッ

 

時雨「僕と一緒にお風呂入ってくれるのなら許す。」

 

提督(憲兵)「え、何それは…(困惑)」

 

時雨「じとー。」(¬_¬)

 

提督(憲兵)「わ、分かったから今はその子を入渠させて来い。」

 

由良「はい。」

 

提督(憲兵)「全く。」

 

大淀「まあ、この鎮守府の皆貴方が艦娘と一緒にお風呂に入っている事は全員知ってますけどね。」

 

提督(憲兵)「………え?」

 

大淀「あの5人がすごく嬉しそうにその事を話しますからね。」

 

提督(憲兵)「俺、自首しようかな。」

 

大淀「貴方がいなくなったらこの鎮守府が真の地獄になるのでやめてください。」

 

提督(憲兵)「ま、冗談はさておきあの子いったい何があったんだろうな。」

 

大淀「それは、私には分かりませんよ。」

 

??「提督さん。」

 

提督(憲兵)「お?由良早かったな。」

 

由良「はい、提督さんにあの子について知らせておかないといけないことがありまして。」

 

提督(憲兵)「何だ?」

 

由良「あの子、雪風ちゃんの事なんですけど。」

 

提督(憲兵)「あの子は雪風って言うのか、と言うことは浦風と浜風の姉妹艦だな。」

 

由良「はい、それで雪風ちゃんを入渠させた時なんですけど、雪風ちゃんの服の下には明らかに深海棲艦との戦いで付いたものじゃない傷が沢山ありました。」

 

提督(憲兵)「つまり雪風のいた鎮守府はブラック鎮守府で確定かな。」

 

由良「それは間違いありませんね、今は浦風さんと浜風さんに雪風ちゃんの様子を見てもらってます。」

 

提督(憲兵)「了解、今日のノルマはクリアしたから俺の家でゆっくり休んでくれ。」

 

由良「了解。」

 

白露「提督(憲兵)ー!ちょっと来てー!」

 

提督(憲兵)「どうしたー!」

 

白露「雪風が目を覚したんだけど、いきなり暴れ出して!」

 

提督(憲兵)「わかった今行く!」

 

由良「提督さん。」

 

提督(憲兵)「スマンが由良と大淀には雪風を落ち着かせるのに協力してほしい。」

 

由良・大淀「「はい!」」

 

 

そして3人は雪風が入渠しているであろう場所に向かった。

 

 

雪風「離してください!雪風が頑張らないと時津風が死んじゃうんです!」

 

浦風「雪風姉さん、ちぃとばかし落ち着きんさい。」

 

浜風「そうですよ雪風、貴方は大破しているのですから何をするにもまず傷を治してからにしてください。」

 

雪風「雪風にはそんな事をしている時間はありません、早く戻って戦果を挙げないと時津風が!」

 

提督(憲兵)「2人の言うとうり、出撃をするのは入渠をして万全な状態にしてからにしろ。」

 

浦風「提督(憲兵)さん。」

 

浜風「提督(憲兵)。」

 

雪風「貴方がこの鎮守府の提督ですか?」

 

提督(憲兵)「いや、違うよ。」

 

雪風「え?でもさっき2人は提督って言ってましたよね。」

 

浦風「うちらにとってはこの人が提督なだけじゃ。」

 

雪風「それじゃあ、貴方は?」

 

提督(憲兵)「俺はこの鎮守府の憲兵をやってるんだよ、まあここの提督は仕事を艦娘に押しつけて自分は部屋で酒飲んだりゲームしたりセクハラしたり、提督業を一切しないけどね。」

 

雪風「憲兵が提督ですか。」

 

提督(憲兵)「まあ、俺のことはいいからまずは君怪我を治そうか、時津風の事は協力してやるからさ。」

 

雪風「良いのですか?」

 

提督(憲兵)「任しとき。」

 

浜風「浦風の真似ですか?」

 

提督(憲兵)「そだよ。」

 

浜風「キモいです。」

 

提督(憲兵)「酷い。」(´;ω;`)ブワッ

 

雪風「不思議な人ですね。」

 

大淀「とりあえず雪風さんは今裸なのですから早く隠してください。」

 

雪風「雪風は道具なので別に見られても気にしませんが?」

 

提督(憲兵)「雪風は道具じゃないぞ。」

 

雪風「え?でも雪風のいる鎮守府の提督は艦娘は道具だ兵器だって言ってましたよ。」

 

提督(憲兵)「それじゃあ、逆に聞くがさっき時津風の事を心配していたよな。」

 

雪風「そんなの当たり前です、雪風の妹なのですから。」

 

提督(憲兵)「雪風が兵器だった場合誰かの心配をしたりしないよな。」

 

雪風「そ、それは。」

 

提督(憲兵)「道具だった場合も同じだ、雪風にはちゃんと感情があるじゃないか、そんな子を道具だ兵器だなんて寧ろお前の提督は頭に虫でも湧いてるんじゃないかな。」

 

雪風「雪風の事を人として扱ってくれるのですか?」

 

提督(憲兵)「もちろん、1人の女の子として扱うよ。」

 

雪風「ありがとです!」ダキッ

 

提督(憲兵)「甘えん坊だな。」ヨシヨシ

 

大淀「提督(憲兵)?」

 

提督(憲兵)「何だ?」

 

大淀「通報した方がいいですか?」

 

提督(憲兵)「え?……あ!」ゼンラノオンナノコニダキツカレ

 

浦風「提督(憲兵)さん。」<●><●>

 

浜風「提督(憲兵)。」<●><●>

 

由良「提督(憲兵)さん。」<●><●>

 

提督(憲兵)「い、いや、これは、雪風ちょっと離れてくれ。」

 

雪風「嫌です♪」ギュー

 

提督(憲兵)「お願いだから、全てが片付いたらまた抱きついてもいいから。」

 

雪風「約束ですよ。」

 

提督(憲兵)「おう。」

 

雪風「分かりました、今は傷を治します。」

 

提督(憲兵)「社会的に死ぬかと思った。」

 

大淀「高速修復剤を使いますか?」

 

提督(憲兵)「ああ、頼む。」

 

大淀「了解!」

 

提督(憲兵)「それじゃあ、俺は雪風のいた鎮守府に連絡してみるよ。」

 

大淀「何か手伝える事はありませんか?」

 

提督(憲兵)「それならあの5人を呼んでくれ。」

 

大淀「了解。」

 

 

それからすぐ雪風が所属していた鎮守府であるタウイタウイ泊地に憲兵は連絡を入れた。

 

 

提督(憲兵)「あ、どうもトラック泊地で提督(ウソ)をやっている者ですけども。」

 

タウイ提督「何だ?私は忙しいのだが。」

 

提督(憲兵)「実はつい先程貴方の鎮守府の雪風さんが見つかりまして。」

 

タウイ提督「そうか、してその雪風は今はどうしているのかね?」

 

提督(憲兵)「それが、もう手の施しようがないほどに弱っておりまして、最後に一度でいいから時津風と合わせてほしいと言われて連絡したのですが。」

 

タウイ提督「そんなに弱っているならもう助からんな、あと時津風ならもう我が鎮守府にはおらん。」

 

提督(憲兵)「何故です?」

 

タウイ提督「私の言う事を一切聞かないのでなある施設に捨ててきた。」

 

提督(憲兵)「ある施設?」

 

タウイ提督「君も聞いたことぐらいはあるだろう、要らない艦娘を捨てるための施設だよ、あそこに行ったが最後艦娘は奴隷として扱われるあの施設だよ。」

 

提督(憲兵)「そこに送ったということはもしまだ彼女がそこにいたら僕がもらっても構わないですか?」

 

タウイ提督「全然構わんよ、あのガキがお前さんの言う事を聞くかどうかは分からんがな。」

 

提督(憲兵)「ありがとうございます。」

 

タウイ提督「気にするな、どうせあのガキには女としての魅力も無かったからどうなろうと興味も無いしな。」

 

提督(憲兵)「そうですか、では近いうちにお礼の品を持っていきます。」

 

タウイ提督「その時はスタイルの良い艦娘でも連れて来い。」

 

提督(憲兵)「分かりました、ではまた。」

 

タウイ提督「ああ、楽しみにしてるぞ。」ピッ

 

 

通話終了

 

 

提督(憲兵)「連れては行ってやるが絶対にやらんがな。」

 

雪風「しれぇ!入渠完了しました!」

 

提督(憲兵)「お、おう。」

 

雪風「しれぇ?誰とお話ししていたのですか?」

 

提督(憲兵)「タウイ提督だ。」

 

雪風「⁉︎」

 

提督(憲兵)「時津風の事だが、あの鎮守府にはもういない。」

 

雪風「………え?」

 

提督(憲兵)「だから、時津風はもうタウイタウイ泊地にはいないよ。」

 

雪風「う、ウソですよね。」

 

提督(憲兵)「嘘じゃない。」

 

雪風「雪風のせいだ、雪風が大破したから時津風は。」

 

提督(憲兵)「雪風、泣いている暇は無いぜ。」

 

雪風「ふぇ?」

 

提督(憲兵)「泣くのは時津風に会ってからにしろ。」

 

雪風「でもしれぇ、時津風はもう鎮守府にいないって。」

 

提督(憲兵)「ああ、鎮守府にはもう居ないよ。」

 

雪風「それじゃあ、何処に会いに行けば良いんですか、時津風はもう。」

 

提督(憲兵)「雪風、なんか勘違いしてないか?」

 

雪風「へ?時津風はもう解体されたんじゃないんですか?」

 

提督(憲兵)「俺がいつ時津風が死んだと言った?」

 

雪風「でもさっき鎮守府には居ないって。」

 

提督(憲兵)「タウイタウイ泊地にいなくなっただけで解体されたなんて一言も言ってないぞ。」

 

雪風「それじゃあ、まだ無事なんですね!」

 

提督(憲兵)「ああ、だが早く迎えに行かないと面倒な事になるから早く迎えにいくぞ。」

 

雪風「はい!」

 

 

時津風を迎えにいく車の中

 

 

雪風「しれぇ、雪風達は何処に向かっているのですか?」

 

提督(憲兵)「今向かってる場所は雪風達艦娘にとっては地獄の場所だ。」

 

雪風「???」

 

提督(憲兵)「今向かってるのは提督にとって使えないと判断された艦娘や自分の思い通りにならない艦娘が捨てられる場所だ。」

 

雪風「そ、そんな場所があるのですか!」

 

提督(憲兵)「現にお前の姉妹艦の浦風と浜風もここに送られた被害者だぞ。」

 

雪風「しれぇが2人を助けてくれたのですか?」

 

提督(憲兵)「俺は助けたとは思ってないけどな。」

 

雪風「何故です?」

 

提督(憲兵)「俺は当たり前のことをしたと思っているのだからな。」

 

雪風「しれぇはどうして私達のためにそこまでしてくれるのですか?」

 

提督(憲兵)「昔、ある艦娘に助けられてな。」

 

雪風「その艦娘の方は今は何処に?」

 

提督(憲兵)「俺を庇ったあと大破したまま敵の大軍に1人で向かって行ったよ。」

 

雪風「す、すみません。」

 

提督(憲兵)「いや、気にするな。」

 

雪風「でも!」

 

提督(憲兵)「良いんだ、それに終わった事をいつまでも引きずっても仕方ない、今の俺にできることは俺の手の届く範囲の艦娘達をあの子のようにしないことだけだからな。俺に出来るかどうか分からんが。」

 

雪風「しれぇなら出来ます!」

 

提督(憲兵)「そうか?」

 

雪風「なんたってしれぇには幸運の女神のキスを感じますから。絶対、大丈夫!」

 

提督(憲兵)「そっか、幸運艦の雪風が言ってるんだったら大丈夫だな。」

 

雪風「はい!」

 

提督(憲兵)「ほら、着いたぞ。」

 

雪風「ここに時津風が。

 

提督(憲兵)「ああ、もし間に合わなかった場合は時津風は奴隷として売られる事になっていただろうな。」

 

雪風「奴隷?」

 

提督(憲兵)「雪風は知らなくていい。」

 

雪風「???」

 

提督(憲兵)「ここに来るのも久しぶりだな。入り口から艦娘が入れられている部屋まではすごい距離を歩くのが凄くめんどくさいがな。」

 

雪風「来たことがあるんですか?」

 

提督(憲兵)「ああ、俺の所にいる浦風・浜風・長波・由良・鬼怒・阿武隈・朝潮・満潮はこの施設に捨てられていた艦娘だったんだ。」

 

雪風「そんなに沢山!」

 

提督(憲兵)「世の中には誰のおかげで人間が平和に生活出来ているのか分かってない奴が多すぎるんだ。」

 

雪風「人が平和に生活出来ているのはしれぇ達のおかげじゃないのですか?」

 

提督(憲兵)「それはタウイ提督が言ったのか?」

 

雪風「はい。」

 

提督(憲兵)「一部提督はそう言っているが、よく考えてみろ。」

 

雪風「何をですか?」

 

提督(憲兵)「俺達人間が海に出たとして深海棲艦と戦えるわけないんだぜ。」

 

雪風「それはそうですけど、雪風達艦娘はしれぇの命令が無いと動けません。」

 

提督(憲兵)「本来艦娘は誰かの命令なんかなくても自分の判断で動けるぞ。」

 

雪風「そんな筈はありません、それにしれぇの命令であの人達は遠征をしていたじゃないですか。」

 

提督(憲兵)「俺はあの子達に命令はしてないぞ。」

 

雪風「それじゃあ、どうしてあの人達はあんなに一生懸命に任務をしているのですか?」

 

提督(憲兵)「トラック泊地の提督から渡された自分がいない間にそれぞれ5万ずつ資材を溜めるようにと目安の紙を渡されたんだがその紙を俺はあの子達に見せずに即処分したんだ、そしてあの子達には休暇が貰えたと嘘をついたんだよ。」

 

雪風「それじゃあ、何で?」

 

提督(憲兵)「その紙の事は秘書艦の大淀は知っていてなこんな大量の資材をどうやって遠征もせずに集めるんですかって問い詰められてな、、その時俺は資材を全部明石から現金で俺が買うって言ったんだが、この会話をトラック泊地の提督が休暇を与えてくれるなんておかしいと思ったほとんどの艦娘が執務室の前で盗み聞きしていてさ、そっから全艦娘に知れ渡ってしまって俺の知らない間に遠征の編成を自分達で決めて遠征を自主的に行っていたんだ。」

 

雪風「てっきりしれぇが指示を出していたのかと思いました。」

 

提督(憲兵)「俺が彼女達が遠征しているのに気づいたのは明石の所に資材を買いに行った際に明石から言われたからなんだ、その後俺はあの子達に遠征に行った後それぞれ1時間位は絶対に休憩しろよって指示は出したがな。」

 

雪風「1時間もですか!」

 

提督(憲兵)「ああ、幾ら1時間以内に終わる遠征だとしてもそれを連続でやるのは精神的にも疲れてくるからな、それなら1人1時間位は休暇取れたほうがいいだろと思ってさ。」

 

雪風「そ、そうですか。」

 

提督(憲兵)「着いたぜ、この扉の向こうに時津風がいるぜ。」

 

雪風「何とか間に合いました。」

 

提督(憲兵)「それじゃあ、開けるぞ。」

 

雪風「はい!」

 

提督(憲兵)「邪魔するぞー。」

 

雪風「お邪魔しまーす。」

 

提督(憲兵)・雪風「「??」」

 

??「だから、私にその艦娘を渡せた何度も言っているだろうが!」

 

友提督「そんなの知るかボケ。」

 

??「何だ貴様、私より年下のくせに偉そうな態度をとりやがって!」

 

友提督「年齢は下でも階級は上なので貴方に偉そうな態度をとっても何の問題もないでしょう?」

 

??「このガキ!」

 

友提督「ガキで結構、それと彼女にはもう既に引き取る人がいるので貴方の様なロリコン野郎には何があっても渡しません。」

 

??「貴様の雇い主は幾らで君に依頼したのかね?」

 

友提督「は?」

 

??「だから君の依頼主は君に幾らの金を払ったのか言いなさい、その額よりも上の額を私は出してやる、だからそこにいる時津風を私に渡しなさい。」

 

友提督「貴様には一生かけても払えない額だぜ。」

 

??「一体幾らなんだ?」

 

友提督「友との信頼さ。」

 

??「は?何を訳のわからん事を言っているんだ、君の友人なんかよりも私の方がそこの兵器を上手く扱えるのだぞ。」

 

友提督「俺の友人の水雷戦隊は元帥の第一艦隊にB判定とはいえ勝利して勝利しているだが?」

 

??「な!あの元帥の所にいる第一艦隊にだと!」

 

友提督「そうだ、お前の所の艦隊は勝利出来るのか?」

 

??「くっ!いいだろう、それなら君の友人の水雷戦隊を私の所の艦隊で倒せばそいつの水雷戦隊とそこの兵器を我がものにしていいというのはどうだ?」

 

友提督「俺の話聞いてた?元帥の第一艦隊に勝ったんだぞ。」

 

??「ふん、どうせ手加減をしてくれたに違いない。」

 

提督(憲兵)「好き勝手言ってくれるじゃねえか。」

 

友提督「よっ、遅かったな。」

 

提督(憲兵)「すまんすまん、うちの鎮守府からここって遠いから許してくれ。」

 

友提督「まあ別にいいけど、それよりそこのバカがお前に挑戦したいんだってさ。」

 

提督(憲兵)「いいぜ、明日トラック泊地に来いよ相手してやる。」

 

??「お前が負けたら分かってるんやろうな?」

 

提督(憲兵)「分かってるよ。」

 

??「よし、そこの兵器は一時的にお前に預けといてやる、明日お前の艦隊と一緒にもらいに行くからそいつらに荷造りさせておけ。」

 

提督(憲兵)「心配せずとも勝つのはうちの子達だから荷造りの心配なし。」

 

??「いい度胸だ、明日どんな言い訳が出るか楽しみにしているよ。」ガチャ

 

            ・

            ・

            ・

 

友提督「やっと変態の相手が終わったー。」

 

提督(憲兵)「お疲れさん。」

 

友提督「こんなに大変な思いしたんだ今度なんか奢れよ。」

 

提督(憲兵)「はいはい、後陽炎もサンキューな時津風を守ってくれて。」

 

陽炎「そりゃ私の妹だし私はこの子のお姉ちゃんなんだから守るわよ。」

 

提督(憲兵)「それもそうだな。」

 

陽炎「それにあんな奴に私の妹が連れて行かれるのは我慢できないしね。」

 

友提督・提督(憲兵)「「確かにな。」」

 

陽炎「当人はさっきまで震えてたのにもう雪風との再会を喜んでるみたいだけど。」

 

提督(憲兵)「とりあえず、時津風は俺の家で保護するけど良いか?」

 

友提督「俺はそれで良いよ。」

 

陽炎「私も貴方なら大丈夫って信じてるから。」

 

提督(憲兵)「そりゃどうも。」

 

友提督「明日の演習見に行っても?」

 

提督(憲兵)「ええよ。」

 

友提督「あのアホの負けた時の顔は絶対おもろいやろうな。」

 

提督(憲兵)「それは同感。」

 

友提督「それじゃあ、また明日。」

 

提督(憲兵)「おう。」

 

時津風「しれぇー!」

 

提督(憲兵)「うお!」

 

時津風「これからよろしくねしれぇ。」

 

提督(憲兵)「お、おう。て言うか、初対面の俺に対して結構普通に話しかけてきたな。」

 

時津風「だってしれぇの事雪風から聞いたもん。」

 

提督(憲兵)「まあ、ええわ。それと時津風。」

 

時津風「なにー?」

 

提督(憲兵)「俺は司令官ではなく憲兵だ。」

 

時津風「良いじゃん、私達にとっては貴方がしれぇ何だから。」

 

提督(憲兵)「とほほ、もう誰も憲兵とは呼んでくれない。」

 

時津風・雪風「「よしよし。」」ナデナデ

 

提督(憲兵)「やめい。」

 

時津風・雪風「「え〜。」」

 

提督(憲兵)「とりあえず帰るぞ。」

 

時津風・雪風「「はーい!」」

 

 

鎮守府到着

 

 

提督(憲兵)「どうしたもんか。」

 

瑞鶴「提督さん?どうしたの?」

 

提督(憲兵)「お、瑞鶴と翔鶴ちょうどよかった。」

 

瑞鶴「な、何よ。」

 

翔鶴「どうなさいました?」

 

提督(憲兵)「この2人を部屋まで運んでやってくれないか。」

 

瑞鶴「雪風ともう1人は誰?」

 

提督(憲兵)「ああ、この子は時津風って言うんだ。」

 

翔鶴「無事に連れて帰って来れたのですね。」

 

提督(憲兵)「ああ。2人を頼んで良いか?」

 

翔鶴「了解しました。」

 

瑞鶴「オッケー。」

 

提督(憲兵)「よし、後は。」

 

 

            ピンポンパンポーン

[今から呼ぶ者は執務室に集合してください。]

 

   執務室

 

川内「提督が私達を呼ぶって事は演習かな?」

 

提督(憲兵)「正解だよく分かったな。」

 

川内「ここにいる5人全員気付いてたよ。」

 

提督(憲兵)「マジか。」

 

神通「はい、提督が私達を呼ぶ時は高確率で他の鎮守府の提督に勝負を挑まれた時ぐらいですから。」

 

提督(憲兵)「そこまで気付かれてたのか。」

 

涼風「兄ちゃんは分かりやすすぎるんだよ。」

 

提督(憲兵)「気付かれてるのなら話が早い、単刀直入に言うとまた無能の馬鹿がお前達を指定して演習を挑んできた。」

 

川内「またか。」

 

提督(憲兵)「しかも今回俺が負けたら君達と時津風が奴の手に落ちてしまうから確実に勝ちに行くためにお前達5人を呼んだ。」

 

神通「つまり手加減無用で良いのですね?」

 

提督(憲兵)「ああ、好きなだけ暴れて来い。」

 

5人「「おー!」」

 

 

そして次の日

 

 

友提督「よっ。見に来たぜ。」

 

提督(憲兵)「つまらん戦いになると思うがまあ見て行きんさい。」

 

友提督「おう。」

 

黒提「別れの挨拶は済んだのかい?」

 

提督(憲兵)「そんなものする必要ないですよ。」

 

黒提「そんな強気でいられるのも今の内じゃぜ。」

 

提督(憲兵)「はいはい、演習は2時間後に行いますそれまでに準備していて下さい、自分は時間まで仮眠を取ります。」

 

黒提「ああ。」

 

黒提(ほう、それは都合が良いな、どうやら天は私に味方をしてくれる様だ。)

 

 

 

黒提側の控え室

 

 

黒提「良いか!なにが何でもあのガキに勝ってこい、負ければ全員即奴隷じゃからな。」

 

黒提側の艦隊「「はい。」」

 

黒提「おい天津風!」

 

天津風「はい。」

 

黒提「お前は奴の仮眠室に潜り込んで脅しのネタを探してこい。」

 

天津風「そ、そんなの流石に2時間じゃ無理に決まってるじゃない!」

 

黒提「無理なら作れよ。」

 

天津風「え?」

 

黒提「あいつの連れているのは駆逐軽巡ばかりだ、つまりお前のような身体ならアイツは喜ぶと思うがな。」

 

天津風「⁉︎」

 

黒提側第一艦隊「「⁉︎」」

 

黒提「それすら出来ないのならお前はもう要らない、奴隷商に売り渡す。」

 

天津風「わ、分かったからそれだけはやめて!」

 

黒提「なら、さっさと行ってこい!」

 

 

提督(憲兵)側の控室

 

 

提督(憲兵)「それじゃあ、久しぶりに暴れて来い!」

 

5人「「了解。」」

 

提督(憲兵)「とりあえず、時間になったら起こしてくれ。昨日徹夜で書類やってたから眠くて眠くて。」

 

神通「おやすみなさい。」

 

提督(憲兵)「おやすみ。」ファー

 

川内「何か嫌な予感がするのは私だけ?」

 

涼風「あたいも。」

 

山風「私も何か嫌な予感する。」

 

神通「同じく。」

 

那珂「私達の提督に何かしようものなら容赦しないけどね。」

 

川内「私達で提督を守ろう。」

 

6人「「おー!」」

 

 

 

     仮眠室

 

提督(憲兵)「…………。」スピー

 

5人「「気持ちよさそうに寝てる。」」

 

川内「さて、私達も何処かに隠れてこの嫌な予感の正体を突き止めようか。」

 

4人「「了解」」

 

 

そしてそれと同時にそれぞれ部屋のあちこちに隠れた。

 

ある者はベッドの下、ある者は棚の横、またある者は天井裏と様々な所に隠れていたするとそこに天津風がゆっくりと扉を開けて入ってきた。

 

 

天津風「失礼しまーす。」ボソッ

 

5人(((嫌な予感的中。)))

 

天津風「ここの提督さんは寝てるわね。よし!」ボソッ

 

5人(((何をする気だろう?)))

 

天津風「恥ずかしいけど、奴隷にならないために今は我慢しなきゃ。」

 

 

そう言って天津風が服を脱ごうとした時にまさかの人物が止めに入った。

 

 

提督(憲兵)「はい、そこまでだ。」

 

天津風「ふぇ?」

 

提督(憲兵)「女の子がそんな簡単に身体を異性に差し出してはいけないよ。」

 

天津風「あ、あなたいつから起きていたの?」

 

提督(憲兵)「そりゃあ、部屋の至る所に隠れているうちの艦娘達が入ってきた時から。」

 

5人「「⁉︎」」ギクッ

 

川内「まさか気付いていたとわね。」

 

神通「流石です。」

 

那珂「ごめんなさい。」

 

山風「パパ凄い。」

 

涼風「やっぱ兄ちゃんはすげーな。」

 

天津風「///」

 

提督(憲兵)「それじゃあ、川内以外は時間まで自由にしていてくれ。」

 

川内「私は?」

 

提督(憲兵)「万が一に備えてのボディーガードを頼む。」

 

5人「了解。」

 

 

提督(憲兵)「さて、何でこんな事をしたんだ?」

 

天津風「何でって。」

 

川内「さっきの発言からしてやるしかなかったって感じだったよね。」

 

提督(憲兵)「話してごらん、今この場にいるのは君の味方だから。」

 

天津風「ほ、本当に私達何かを助けてくれるんですか?」

 

提督(憲兵)「約束だ。」

 

天津風「分かったわ。」

 

 

           少女説明中

 

提督(憲兵)「なるほどね、勝つためなら手段を選ばないってやつか。」

 

天津風「ええ、それにうちの提督は自分の言う事を聞かなかった艦娘の子達を当然のようにあの施設に送っているわ。」

 

提督(憲兵)「マジかよ。」

 

天津風「マジよ、前にも私が着任する前にも浦風と浜風を送ったって言っていたわ。」

 

提督(憲兵)「と言う事はあの2人は元はアイツの鎮守府の子だったのか。」

 

天津風「え!2人共いるの!」

 

提督(憲兵)「ああ、あの施設にいた所を俺が引き取った。」

 

天津風「良かった。」

 

提督(憲兵)「さて、ここからが本題だ、君は俺の弱みを持っていく事はできなかったら君わどうなる?」

 

天津風「そうね、提督は奴隷商に売り渡すって言っていたわ。」

 

川内「⁉︎」ギリッ

 

提督(憲兵)「川内落ち着け。」ドウドウ

 

川内「でも!」

 

天津風「な、何故川内さんが怒ってるの?」

 

提督(憲兵)「ここにいる川内とさっきまでいた神通と那珂は俺がこの街に来てすぐの頃に奴隷として売られていたんだ。」

 

天津風「え?」

 

川内「本当だよ、私達は建造されてすぐに売られたんだ。」

 

天津風「そんな。」

 

提督(憲兵)「それじゃあ、このまま弱みを持ち帰れない方が俺としては都合が良いな。」

 

天津風「え?」

 

提督(憲兵)「だってもしこのまま弱みを持ち帰れなかった場合アイツにとって君は必要なくなるって事だろ?」

 

天津風「ええ、そう言う事になるわね。」

 

提督(憲兵)「それなら俺は君を遠慮なくうちの子に出来るわけだからな。」

 

天津風「え?あなたが私をもらってくれるの?」

 

提督(憲兵)「ああ、うちは駆逐軽巡が中心で回しているからな、天津風がそこに入れば皆んなももっと楽できるようになるしな。」

 

天津風「そう言う事ならあなたの艦隊でお世話になろうかしら。」

 

提督(憲兵)「家族が増えたぜ。」

 

川内「何で提督(憲兵)は駆逐軽巡ばっかり家族が増えるんだろう。」

 

提督(憲兵)「俺にも分からん。」

 

 

ドア「バーン!」(;ω;)ヤサシクアケテ

 

 

提督(憲兵)・天津風・川内「「⁉︎」」

 

瑞鶴「提督(憲兵)さん!」

 

提督(憲兵)「瑞鶴どうした?」

 

瑞鶴「この後演習予定の向こうの提督が浦風と浜風を連れて行こうとしてるの!」

 

提督(憲兵)「あのクソ野郎が。」

 

 

瑞鶴と向こうの提督のいる場所に移動中

 

 

瑞鶴「向こうの提督とあの2人ってどう言う関係なのよ?」

 

提督(憲兵)「あの黒提が浦風と浜風をあの施設に送った張本人だ。」

 

瑞鶴「何ですって!」

 

提督(憲兵)「俺も知ったのはさっき天津風に聞いてからだけどな。」

 

瑞鶴「そうだったんだ、それと提督(憲兵)さん。」

 

提督(憲兵)「何だ?」

 

瑞鶴「その刀は?」

 

提督(憲兵)「これか?」

 

瑞鶴「うん、前はそんなの持ってなかったよね。」

 

提督(憲兵)「持ってはいたが持ち歩いていなかったらだけだ。」

 

瑞鶴「そうなんだ、でも何で今持ってきたの?」

 

提督(憲兵)「護身用だ。それに悪さを働いた提督を斬り捨てるのも俺のいた部隊では当たり前なんだよ。」

 

瑞鶴「何か凄い物騒な部隊ね。」

 

提督(憲兵)「まぁな。」

 

 

   

       食堂に到着!

 

 

黒提「貴様らワシの言うことが聞けんのか!」

 

浦風「何でうちらがあんたの言う事を聞かんといけんの?」

 

黒提「貴様らわワシの物だろうが!」

 

浜風「私達は物ではありません。」

 

黒提「喧しい!貴様らはワシの様な優秀な人間の言う事を聞いて戦果をあげていれば良いんだ!」

 

浦風「そんな無茶苦茶じゃ!」

 

黒提「元々貴様らはワシの所にいたんだからワシの言う事を聞くのは当然の事だろうが!」

 

提督(憲兵)「お前が何と言おうがこの鎮守府にいる艦娘は誰1人としてやるわけにはいかない!」

 

黒提「貴様には関係無い、すっこんでろ!」

 

提督(憲兵)「関係なく無いんだよ、その子達は俺にとっては家族だからな。」

 

黒提「艦娘が家族だと、何をアホな事を言っているんだ?」

 

提督(憲兵)「貴様には分からんだろうがな。」

 

黒提「何がだ!」

 

提督(憲兵)「貴様は俺達人間が誰のおかげで生活出来ていると思っているんだ?」

 

黒提「そんな物決まっている、俺のような優秀な人間のおかげだ!」

 

提督(憲兵)「そうか、それならお前が海に出て深海棲艦と戦ってみろ!」

 

黒提「は?そんなもん無理に決まってるじゃねえかお前馬鹿か?」

 

提督(憲兵)「馬鹿はテメェの方だ、俺達人間がこの海で囲まれた日本で生活出来ているのは彼女達艦娘のおかげだと言うのにその恩を仇で返すようなことばかりしやがって!」

 

黒提「何言ってやがる、こいつらは俺達の命令がなければ何も出来ないんだぜ?」

 

提督(憲兵)「何か勘違いしているようだな。」

 

黒提「何!」

 

提督(憲兵)「彼女達は誰の命令が無くても自分達の意思で動けるぜ。」

 

黒提「そんな訳あるか!」

 

提督(憲兵)「現に浦風と浜風が行なっていた遠征は俺が指示さした物では無い。彼女達が自分達の意思で遠征をしてくれている。」

 

黒提「な、何だと!」

 

提督(憲兵)「お前の所の艦娘がお前に従っているのは姉妹艦や仲の良い艦娘を人質にしているからだろ。」

 

黒提「くっ!」

 

提督(憲兵)「今日の演習は中止だ貴様はもう帰れ。」

 

黒提「くそっ!前の鎮守府ではこの方法でうまくいったのに!」

 

提督(憲兵)「前の鎮守府だと?」

 

黒提「そうだよ!ワシは数年前は横須賀鎮守府所属していたんだ!」

 

提督(憲兵)「横須賀鎮守府だと!」

 

黒提「あの時は良かった、駆逐艦の神風を人質にして旗風をこき使ってやったっけかな。」

 

提督(憲兵)「お前が。」プルプル

 

黒提「最後なんて滑稽だったもんだ、ガキを庇って大破した挙句まともな戦果を上げる事なく沈んだんだもんな。」ハッハッハー

 

提督(憲兵)「お前のせいで。」

 

黒提「何じゃプルプル震えよって、笑いを堪えておるのか?なら気にせず笑えばよかろう。」ハッハッハ-

 

??「のう、そこの若造。」カタニテヲオキ

 

黒提「何だ?フリカエリ

 

??「ふん!」フルスイングパンチ

 

黒提「グハッ!」

 

??「成敗!」

 

黒提「いきなり何しやがる!」

 

??「いや何、提督としての期待の新人である彼を貴様のようなクズを殴ってしまったからという理由で無くなってしまうのはもったいないのでな、それなら変わりに私が君を殴ってやろうと思っただけさ。」

 

黒提「ふざけんな!中将のワシにこんな事をしてただで済むと思っているのか!」

 

??「思っておるよ。」

 

黒提「な、何だと!」

 

??「何故ならワシは。」

 

 

謎の人物が帽子とサングラスとマスクを外すと提督(憲兵)提督(憲兵)の率いているあの5人以外の全員が驚いていた。

 

何故ならその人物はここにいる誰よりも階級や年齢が圧倒的に上な元帥なのだから。

 

 

黒提「な、何故元帥殿がこんな所に!」

 

元帥「ワシはただ、彼から貴様の悪事を直接見て欲しいと言われたから来ただけだ。ちなみにここの提督はあと3日ほど戻っては来れないから君達はしばらく休むといい。」

 

トラック泊地艦娘達「「了解!」」

 

黒提「私は悪事なんて何も。」

 

元帥「嘘はよくないよ、黒提君?」

 

黒提「う、嘘だなんて。」

 

元帥「それでは先程君が天津風君にやらせようとしていたあの行為は一体なんだね?」

 

黒提「あの行為とは?」

 

元帥「提督(憲兵)君の寝込みを襲わせようとしていたあの行為だよ。」

 

黒提「あ、あれは私の指示ではありません。」

 

元帥「ほう、それでは彼女自身の意思であんな事をしようとしたと?」

 

黒提「そうです、アイツの趣味なんです。」

 

元帥「ほう、それじゃあこれはどういう事かな?」ピッ

 

      ボイスレコーダー

 

黒提「無理なら作れよ。」

 

天津風「え?」

 

黒提「あいつの連れているのは駆逐軽巡ばかりだ、つまりお前のような身体ならアイツは喜ぶと思うがな。」

 

 

元帥「……。」ピッ

 

黒提「こ、これは。」

 

元帥「さて、これでどうやって言い逃れをするのかいね?」

 

黒提「くっそー!」

 

 

黒提が叫ぶと同時に元帥に向かって持っていたナイフで刺そうとするがいち早く提督(憲兵)が黒提を無力化した。

 

そしてその後黒提は二度と太陽を見ることが出来ない特別な牢屋に入れられた。

 

そして黒提が入った牢屋には先客がいた、それは時津風を捨てたタウイ提督だった。

 

それから提督(憲兵)が正式な提督になりこれまで彼が引き取ってきた艦娘達と平和に過ごしている。

 

 

 


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