異端の悪魔と一般人のハイスクールD×D   作:鳩は平和

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説明するのって難しい

俺は今困惑している、チラッと母さんと父さんを見てみると……困惑している。原因はすぐにわかった。兄貴……兵藤一誠の隣に紅い髪をした美女がいるんだ。

 

「いただきますわ」

 

鮭の切り身を綺麗に切り分け、それを食べる……母さん曰く兄貴と紅い髪の女性は裸で一緒に寝ていたらしい。

 

はっきり言うなら兄貴はモテない……いや、顔だけをみるならモテるだけど変態だ。去年の夏の体育だと授業をサボっては覗きをしたり、剣道部の女子更衣室にある小さな穴で覗いたりしている。

 

他にも教室で大人のおもちゃやアダルトビデオを持ってきたり……つまり女性の敵である。そんな兄貴が大人の階段を登った。

 

「とても美味しいですわ、お母さま」

 

「は、はぁ。こ、これはどうもありがとうございますですわ」

 

母さんは戸惑いすぎて紅い髪の女性と同じ口調になっている、日本語おかしいぞ、母さん。

 

俺は味噌汁を飲む……もう、何がなんだかわからない。ていうか、なんで兄貴も戸惑っているんだよ、困っているのはこっちなんだよ!!

 

「イッセー、せっかくお母さまが作ってくれた朝食よ。いただきなさい」

 

「は、はい!」

 

兄貴が女性の人の声でご飯をかけこんでいく、それを注意され兄貴は女性にハンカチで兄貴の頰を拭く。なんだ、これ?

 

「イ、イッセー……」

 

父さんが恐る恐る兄貴に聞く。

 

「そ、そのお嬢さんは、ど、どちらの方かな?」

 

その言葉を聞き箸を止めて頭を深々と下げる。

 

「……あいさつが遅れていたとは……。私としたことが大変失礼しました。これはグレモリー家の恥ですわ。改めてごあいさつさせていただきます。お父さま、お母さま」

 

そういえば、ミッテルトがそんなことを言っていたなグレモリー家とか、なんなんだそれは?

 

「私はリアス・グレモリーと申します。兵藤一誠くんと同じ学園に通っております。以後、お見知りおきを」

 

そういえば、学校の二大お姉さまの一人がそんな名前だったな、確か木場と同じオカルト研究部だった気がする。

 

父さんは先輩の微笑み見て鼻を伸ばす。

 

「そ、そうですか……。い、いや、これは参ったなぁ、ハハハ! 外国の方ですか? に、日本語が堪能ですね」

 

「はい。父の仕事の関係で日本にいるのも長いものですから」

 

父さんはそれで納得するが母さんはまだ納得していない

 

「リアスさんでいいのかしら?」

 

「はい、お母さま」

 

「一誠とはどういう関係なのかしら?」

 

母さんがストレートを投げる。

 

「中のいい先輩と後輩ですわ、お母さま」

 

「嘘だ!!」

 

先輩の言葉をすぐに聞いて俺はすぐに否定する。

 

「あの、男子恨みで殺されても仕方ないランキング堂々の第一位の兄貴が?絶対にない!!」

 

「なんだよ、そのランキング!!でも、それを否定出来ない自分が辛い!!」

 

「そ、そうよ!!翔の言う通りよ、それにベットで!、」

 

「イッセーが夜怖い夢を見ると言うので、添い寝してあげたんです」

 

いやいや、小学生じゃないんだから!!

 

「添い寝!? は、裸だったじゃない、二人とも!」

 

何!!それは聞き捨てならないぞ、一誠!!

 

「はい、最近の添い寝はそういうものですわ、お母さま」

 

そんな添い寝聞いたことがないわ!!すると母さんが黙り込んだ。

 

「そ、そうなの……。最近の添い寝はそういうものなの?」

 

いやいや、それで納得するのか、母さん!!

 

「翔、最近の添い寝はそういうものなのよ、あなたも早く食べて学校に行きなさい」

 

時計をみると、時間は三十分前だった。俺たちはご飯を食べ終えてそのまま登校する。

 

ー○●○ー

 

俺は登校する、後ろをチラッと見ると先輩と兄貴が歩いている、学校の生徒たちは兄貴を睨んでいる……まあ、学園のアイドルと変態が歩くとそうなるのか。

 

中にはショックで気絶した人もいる……ていうか、なんで兄貴は先輩の鞄をもっているし、従者か何か?

 

俺まで巻き込まれるとやばいから、早足で歩く。兄貴と先輩がこっちを見てくるが、そんな関係なしに。

 

ー○●○ー

 

放課後になり、リィーラさんは既に部活に行った。今日お迎えが来ると言ったけど誰が来るんだろう。

 

「失礼します」

 

入ってきたのは金髪の髪に青い目をしている女子生徒……先輩のアンナさんだ。物静かでいつも窓の外の景色を見ている先輩で女子生徒から人気がある

 

その人がここに来るなんて珍しい、なんかこっちに来てないか?

 

「兵藤翔くんですか?お嬢にいわれ、お迎えに来ました」

 

もしかしてお迎えってアンナ先輩!!

 

俺は一緒に歩くと、女子生徒や男子生徒がこっちをみる……男子生徒に関しては憎しみの眼差しで見てくる。

 

旧校舎一回に着いた、意外と中は綺麗なんだな。これはびっくりだ。一番端っこの教室に着くとそこに書いてあったのは科学研究部って書いてあった。

 

俺は中に入る。

 

ー○●○ー

 

俺は翔を持っていると扉が開き、アンナと翔が入ってきた。翔は驚いていた。そりゃそうだ、最先端の機械に壁側には沢山のロボを飾っている。地下室もあり、そこは試作機を動かすための場所があり、広さは体育館ぐらいある。

 

「翔くん、来てくれてありがとう」

 

「それはいいけど、ここは?」

 

「私の趣味で作った部活……主にロボットを作ったりするんだ。まあ、とりあえず座って」

 

俺は翔をソファに座るように指示をする、ソファに座り、他のみんなも座る。

 

「まあ、科学研究部は一応趣味で作って、本当の私達は……悪魔なんだ」

 

「………悪魔」

 

翔は何を言っているんだこの人はっていう顔をする。俺たちはそれを証明するために悪魔の証拠である翼を広げる。

 

バサっ!!

 

「これが悪魔の証拠だよ、翔くんも出るよ」

 

バサっ!!

 

翔も翼を広げてペタペタと触る……頭を抱える。そうだよな、一般の人が急に悪魔になったらそうなるよな。

 

「話を続けるよ、翔くんは堕天使に殺されて、翔くんが持っていた紙で私を呼び出したの」

 

「なんで俺は殺されたの?」

 

これは正直に言うのは言いにくい

 

「堕天使は神器(セイクリッド・ギア)の監視が仕事なの、神器(セイクリッド・ギア)は人間が持つ異常的な能力で歴史的な人物は基本的に持っているの。中には危険を脅かすものもあるの」

 

「じゃあ、俺もそれを持っているの」

 

「実は、翔くんの体を調べたけど……神器(セイクリッド・ギア)を持ってないの、多分堕天使は双子ならどっちも持っているだろうと勘違いしたの……つまり翔くんは巻き添え」

 

それを聞いて落ち込む、翔。すると頭をあげる翔。

 

「じゃあ、俺の兄貴は持っているの?」

 

「うん、調べてないからわからないけど、堕天使が動くほどならその可能性は高いかも」

 

俺は話を続ける。

 

「堕天使と悪魔は仲が悪いの……それも、数百年戦争を続けるほど、冥界の覇権をどちらのものか、それに加え、聖書の神の部下である天使も加わり、さらに戦争は激しさを増すの」

 

「それはなんかすごいね」

 

「それで悪魔は純血悪魔の大半が亡くなり、堕天使も天使も多大損害があって今は休戦中」

 

「じゃあ、また戦争が起きるの?」

 

「うーん、どうだろう。起きるかもしれないし起きないかもしれないという感じかな……それでどうする?」

 

「え?どうするって、何を?」

 

「眷属、助けるためだからと言って、翔くんの了承を得ずに悪魔に転生したから、翔くんが嫌なら元には戻せないけど、別に今まで通りに過ごしてもいいよ。私は無理して働いてもらいたくないの」

 

「………俺、リィーラさんの眷属にさせてください、俺に悪魔の手ほどきをお願いします」

 

俺はそれを聞いて傾く……よかった、無理矢理だったから恨んでいるかと思った。

 

「わかった、私が翔くんを立派な悪魔にしてあげる、それじゃあ私の眷属を紹介するね」

 

「翔くん、駒王学園三年のカテレア・エリゴス。よろしくお願いね」

 

「は、はい!よろしくお願いします!!」

 

二人が握手をすると次に立ったのはテナだった。

 

「私もカテレアと同じ三年のテナ・フラロウス。よろしく」

 

「よろしくお願いします、先輩」

 

先輩と聞いて、少し顔を赤くするテナ。そういえば、先輩って呼ばれたことなかったな、テナ。

 

次に立ち上がったのはカトルだった。

 

「……カトル・ムルムル、学年は一年。となりにいるこの子はレオ」

 

「よろしく、カトルさん」

 

二人も握手をする。

 

「後ろにいるのは私が小さい頃からいる、セバスとアンナ」

 

二人は深くお辞儀をすると翔もお辞儀する

 

「じゃあ、早速、翔くんの武器を渡さないとね」

 

「ぶ、武器?」

 

「そうだよ、またこういうことが起こるかもしれないし……これからのことを考えるとね

 

ー○●○ー

 

俺はリィーラさん……もとい、部長たちの後ろについて行く。

 

「あの、アンナさん」

 

「翔さん、アンナとお呼びください。何かありましたか?」

 

「俺たちはどこに行くんすか?」

 

「地下です、この下にはお嬢が作った兵装の数々があります」

 

端っこにエレベーターがあり、部長はカードキーを取り出しスキャンすると扉が開く。

 

俺たちはエレベーターの中に入ると本当に降りている。エレベーターが止まって扉が開くと……そこにあったのは。

 

「ロ、ロボットだ!!」

 

動物の形をしたり、ドラゴンの形をしたり……沢山ある。男の夢の一つであるロボット倉庫だ!!

 

「フフフ、これは私達で作ったんだ。とりあえず、回ってきたらいいよ、それで気になるやつがあればそれをあげよう」

 

俺はいろんなロボットをみる……あれは起動騎士ダンガムだ、それに量産機もある、完璧に再現している

 

俺は回って、一つのケースに止まる。そこに飾っていたのは……四本の足に……6本の腕に3mを越える巨体だ。

 

「部長、これもそうですか」

 

「うん、そうだけどそれにする?」

 

俺はガラスケースを触る………決めた、これにしよう!!

 

「部長、俺はこれにします」

 

「わかったよ、でもそれはまだ完成していないんだ、出来るまではこっちにしてくれる?」

 

その隣にあったのは青い装甲に6本の腕に剣が付属されている。部長これもカッコいいです。

 

「部長、これの名前は?」

 

「イカルガ、これのシリーズなら最高出力を持っているかな、テスト運転してみる?」

 

マジで、これを動かせるの!?でも、サイズが合う気が気しない。

 

「翔くん、触れてみなよ」

 

俺はイカルガを触れてみると、強烈な光で周りが見えなくなる。光が消える。

 

『はじめまして、兵藤翔さん、私はイカルガ……AIであり、あなたをサポートをします』

 

俺は手を見てみると、青い装甲を身に纏っていた……ロボットて言うよりパワースーツみたい。

 

『まず、はじめに武器は銃装剣(ソーデッドカノン)、近距離並びに中距離に特化しています』

 

俺の両手に銃剣が装備されている、剣は剣道の竹刀しかもったことがないから、ちゃんと出来る自信はない。

 

『続いて、執月之手(ラーフフィスト)。こちらは補助腕となっており、ワイヤーによって接続・射出する事が可能で、魔導噴流推進器によって自在に旋回して敵を貫くことが出来ます』

 

すると目の前になんか盾持ち赤白のロボットとか肩に棘がある緑の一つ目のロボット、手には斧とかロケットバズーカ持っているし。

 

「ぶ、部長、あれはなんすか!?」

 

「テスト運転の時に戦うロボット、それよりは全然強くないから………」

 

ガチャ

 

緑のロボットが一斉にロケットバズーカ向けてくる。

 

ドカーン!!

 

ザシュッ

 

俺は弾幕を切り抜けていつのまにか緑のロボットの首を切り落としていた。

 

「オォォ」

 

部長が拍手をしてくれる。

 

『あなたが思うように動いてください、私がサポートします』

 

空を飛ぶ赤白、俺は6本の腕に銃剣を持たせてすると八体全てにロックオンする。

 

バァン!!

 

銃剣から弾が射出してシールドを突き破って、ロボットが大爆発した。

 

俺は部長をみると、何か板を触って、カテレアさんと話していた。俺の方に顔を向ける。

 

「うん、いいよ。正直に言うなら壁や天井に当たると思ったけど一発で使いこなすのは凄いよ、使い心地はどう?」

 

「スッゴイですよ、ロボット……って言えばいいんすか、まるでアニメの中にいるみたいっす」

 

俺は大興奮である。

 

「ただ、俺って剣道していたんで、剣が沢山使うのは刀とかならもしかしたら」

 

「成る程成る程……それならこの二機はどう?」

 

出てきたのはシンプルな作り……いや、無駄がないフォルムをしたロボットと肩に鬼の仮面がついているロボットだった。

 

「アストレイレッドフレームとペルゼイン・リヒカイトだよ、刀を主体としているけど……今日はここまでかな」

 

俺はイカルガの武装を解除するとドッと疲れが出た。

 

「エネルギーは魔力を使っているから、まだ悪魔になったばかりだから下手にやりすぎると死んでしまうかもしれないから」

 

怖っ、これって魔力を使うんだ。

 

「さっきのでデータを取れたから、また翔くんに合うように調整しておくよ。翔くんなら、きっとすごい悪魔になるよ」

 

ぶ、部長!!ありがとうございます、俺一生ついていきます

 

俺はそのままエレベーターまで上がって校門前に行くと、そこにいたのは兄貴だった。

 

「翔、ちょっと話良いか?」

 

俺たちは公園まで歩いた。

 

「なあ、翔。お前、もしかして悪魔になったのか?」

 

「……それを知っているって言うことは兄貴も」

 

兄貴は首を縦に振った。

 

「俺のせいでお前も巻き添えで堕天使に殺されたって」

 

兄貴が頭を深く下げた

 

「スマン、俺のせいでお前まで巻き込んでしまって」

 

「なあ、兄貴、俺は兄貴みたいに神器(セイクリッド・ギア)は持っていないけどさ、剣道も次の大会が終わったら引退しようかなと思ってさ」

 

俺は自販機まで歩いてジュースを二本買って一本を兄貴に投げた。兄貴は見事にキャッチをした。

 

「部長が言ってくれたんだ、俺なら凄い悪魔になれるって、なんの才能もない俺をだぜ、だから俺は部長についていくんだ」

 

「そうかよ、ならまたどんなものか教えてくれよ」

 

俺たちは家に帰りながら、お互いの部活のことを話すのであった。




モード2
深淵の甲冑(アビス・コート)

体を闇に変えて、相手の力を吸い取り自分の力に変えることが出来る。黒いコートや影から黒獣や蛇を作り出し空間を喰らい盾にすることもでき、相手の影から針や剣を作り出すことが出来る。

ぶっちゃけるなら、文ストの芥川龍之介とワンピースの黒ひげみたいなものを想像してくれるとありがたいです。

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