のなの「行先が港ですって!?」
とちね「あぁ……どうやら我々が知らないところでこの金を別の場所で盗んだ奴がいた。」
シヨン「クソっ!あれは囮だったか!」
カチナ「どうするの?」
のなの「とりあえずその港に向かう。でも全員は無理ね?」
シヨン「取引が行われる時間は?」
紫野「夜だわ。しかも恐ろしい取引みたいね?」
シヨン「俺とカチナ、のなの、ペルーシャで行こう。」
乱花「おっと、シヨンには私が必要でしょ?」
シヨン「あぁ……そうだったな。」
俺達はあまり目立たない為に夜間任務用のバイクで出撃する準備をしていた。すると…
ペルーシャ「ねぇシヨン?アナタは好きな人はいるの?」
シヨン「え?好きな人?」
ペルーシャ「例えば…カチナが好きだったり?」
シヨン「んなアホな事を言うなよ。」
カチナ「むぅ…」
ペルーシャ「ほら?カチナが照れてるじゃない?」
のなの「アッハハハ……^^;」
こうしてその港に向かった俺達はその恐ろしい取引現場を目撃する。
のなの「嘘……あれスフィア粒子よ?何処へ持ってくのかしら?」
シヨン『もしスフィア粒子なら、悪用に使われる事が考えられる。』
乱花「挟み撃ちにしましょう。私はペルーシャとこっち側、カチナとのなのはそっちから。」
カチナ「分かった。」
のなの「了解。」
ペルーシャ「オーライ。」
そして乱花は取引を守っている犯罪者達をペルーシャと一緒に次々と撃墜していく。カチナとのなのも向こうで次々と犯罪者を追い詰めた。そしてついに…
カチナ「動かないで!エルノーヴァ警備よ!」
取引相手「クソッ!エルノーヴァの学生の連中か!」
犯罪者「おい!どうにかし…」
ペルーシャ「おやぁ?犯罪集団にしては若い奴が多いね?」
犯罪者「ひ……ひぃ!?」
ペルーシャ「アナタの血……結構熟成されてるわね?」
のなの「ペルーシャ…」
ペルーシャ「まずどこから頂こうかしら?指から?それとも肩の方がいいかしら?」
シヨン『(´Д`)ハァ…』
カチナ「ちょっ!早く止めな…」
乱花「止めといた方がいいよカチナ。もうスイッチ入っちゃってる。」
カチナ「うそぉ……」
犯罪者「よせ!理由はちゃんと言う!スフィア粒子も返す!」
ペルーシャ「ほぉう……一体誰がスフィア粒子を盗めと命令したのかしら?」
犯罪者「犯罪集団《メガグルス》…アイツらからスフィア粒子を盗めと言われた!」
ペルーシャ「言われたのはそれだけ?」
犯罪者「あ、あぁ!それしか言ってなかった!」
ペルーシャ「取引相手さーん?後で《ohanasi》しようか?(*^^*)」
取引相手「ひいいいい!?」
ペルーシャ「んじゃ、犯罪者さんバイバーイ!」
ペルーシャは俺達の忠告を振り切り、犯罪者の肩から血を吸ってしまった。その強さに犯罪者は倒れてしまった…
バタン……
のなの「メガグルス…ソイツ等がスフィア粒子を?」
シヨン「嫌な予感がする…まずは取引相手のソイツを連行しないとな。気になることも大ありだからな。」
俺達は取引相手だった奴を連行。そのままエルノーヴァに戻るのであった。あ、スフィア粒子はちゃんと持ち主に返しましたよ(*^^*)
次回
・メガグルスの目的