この世界には【個性】と言われる超常が存在する。【個性】とは今日まで提唱されている自然界の物理法則を無視する特殊能力である。例えば、大規模な発電器官を持っていないにもかかわらず強力な電気を発生させる、物体に触れる又は触れなくとも物を宙に浮かすなど多種多様な個性が確認されている。
ある時を境に突然にこの個性を持って生まれる者が爆発的に増えた。個性の正体、そして何故そんなモノを持って生まれるようになったのか今現在でも解明されていない。
しかし社会はその現象に適応し、今や5人に4人は個性を持っているという超常社会へと進歩した。
しかし人間とは弱い存在であり、どんなに素晴らしい力であってもそれを悪用する犯罪者は出て来たのだ。そんな犯罪者達を総じて【
国家資格たるヒーロー活動認可資格免許を持つ者をそう呼称するが稀に無資格でヒーロー活動を行う者がいる。とは言っても無資格のヒーロー活動は犯罪である為取り締まりの対象になっている。そんな社会であるが故に民衆の数多くがヒーロー達に強い憧れ、関心を持っている。かく言う俺自身もその内の一人であることに間違いは無い。
そして俺はその道に第一歩を歩む為に日本有数のヒーローを排出する育成機関【雄英高校】に向けて家を出ようとしている。今日はその受験日だ。
「忘れ物はしていないか?お前に限ってそんな事はないと思うが…。」
「大丈夫ですよ、この子しっかりと一週間前から準備していたもの。そうでしょ?」
「あぁ、受験票やその他必需品は既に確認している。心配せずとも安心するがいい。それでは父上、母上行ってくる。」
「「行ってらっしゃい、カルナ!」」
俺の名は【
陽神カルナ 個性:【英雄再演・カルナ】
◆
主人公&オリ設定解説
名前:陽神カルナ
個性:英雄再演・カルナ
出身中学:摩覇羽羅中学校
誕生日:6月21日(15歳)
身長:178cm
好きな物:友情・努力・和解
CV:遊佐〇二
本作の主人公、Fateのカルナ(ランサー)と大体は同じような事が出来る。
スキルや宝具、武芸も全て個性として所持している。ぶっちゃけこの世界観の中でもかなりの強キャラだがFateのカルナと大体同じ性格である為自身の力に誇りはあっても驕りや慢心は持っていない。
見た目や性格が個性の影響を受けているため結構目立つ。武芸も確かに個性によって授かっているがそこに慢心せず一部オリジナルの動きを取り入れており、日々の鍛錬は欠かさない。
近所ではかなり有名で迷子の子ネコを捜す、お年寄りの手を引いて横断歩道を渡る、個性不適切使用者を個性を使わずに武芸と腕っぷしだけでその場で取り押さえる等という逸話をいくつも持っている。しかし非常に謙虚であるため全て善意かつ無償でやってしまう。カルナさんぐう聖。欠点としては時たまカルナ語や貧者の見識が出てしまい誤解を生んでしまう事。戦闘時には自動的に服装がカルナ(ランサー)の物になる。
相違点は宝具【日輪よ、死に随え】を使用しても無敵の鎧【日輪よ、具足となれ】は消失しないということ。一時的に使用不可になるだけで数日のインターバルで使用可能になる、その為【日輪よ、死に随え】は再発動が可能。英雄カルナが半神であるのに対してカルナは人である為神性は所持していない。
個性:英雄再演
本作オリジナルの個性。突然変異系で分類としては異形型に近い。歴史・物語り上の英雄、偉人の力の一部を発現させた個性。
カルナの場合は英雄カルナの槍の逸話の部分が個性として発現しており、一部の力とは言え英雄カルナに成っている為に異形型に近い個性である。カルナ以外にも他の英雄再演持ちが居たとされるが今のところ登場させる気はない。
リハビリがてらの作品なので前作よりも大分拙くなってしまいましたね。ぶっちゃけ続くか分からないのですが、皆様の評価が作者の糧になりますので批判も指摘もご遠慮なく出して欲しいです。
【日輪よ、死に随え】の使いどころ
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敵に対して
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宿敵に対して(カルナの宿敵と言えば?)
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興味ない
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使わない