ロクでなし魔術講師と怨恨の少女   作:今朝(Black Night)

2 / 6
ご機嫌麗しゅううううう
というわけで2話目なんですけどもルナの過去を掘り下げるストーリー展開をしていきます。なぜ過去編なのかは後書きで説明しますので、よろしくお願いします。


ルナの過去 PART 1st

私は******に囚われていた。その**がどうなったかは知らない。気がついたら私はとある森に倒れていた。

ここ数日の記憶はない。

 

 

 

初めて見る場所だったから私は数日間そこを彷徨っていた。そこでの生活ではあまり困らなかった、なぜならばそこに生えてたきのみや果物、最悪は虫など食べていた。

正直まずかったが、人間の本能の空腹には耐えきれなかった。

そのようにしていたらやはり腹を下したり、食べたものを嘔吐したりしていた。

身についているものは服と呼んでいいものかすらわからないボロボロの布切れ、足や足の裏は石や草などで切れたりぶつかったりして血がところどころ出ていた。もうクタクタで倒れそうになった時に森を抜けた。

 

 

 

森を抜けた先にあったのはスラムだった。まぁ知っているだろうがホームレスの人々が集うアウトレイジ、簡単に言うと無法地帯である。

 

 

 

私はそこに住むこととなった、いや、住むしかなかった、まぁ近くにあったスクラップ置き場から木材やビニールシートを持ってきて建てた家はプレハブ小屋以下のクオリティだが...

食糧はやはり森や近くにあった川などからきのみや水を持ってきたりするしかなかった、なぜならば森の外にあったのはスラム、スクラップ置き場、それ以外は荒野だったからである。なぜこんな荒野に住んでいるのかとスラムにいたお爺さんに聞くとなんでも戦争があったらしい。

 

 

 

 

その時の私は生きる意味を失いかけていた。何のために生き、何のために死ぬのか、もう訳がわからなかった。

そこから数日、私は食糧にありつけなかった、なぜならば、そのスラムに住んでいた若い男たちが森できのみや果物を奪われたからである。男たちは問答無用で果物を奪い

「これは俺らのもんだ‼︎」

と言って持ち去っていった。彼らは荒くれ者でとくにスラムのボス的存在であった。逆らえば最悪、殺された人もいたらしい。そこで私は彼らに邪魔されないよう作戦を考えた。

 

 

 

数日すると私は夜、スラムが夜の帳になった瞬間に森に入っていった。

そうすればきのみを奪われずに食すことができるのではないのだろうか?と考えためである。

しかし、きのみがなく仕方なく虫を取ろうとしていた時、

私は頭にひどい痛みを感じた、そう、殴られたのである。

3秒近く気を失っていた。

 

 

 

 

そこから目を覚ましたときには5人くらいの男たちに囲まれていた。

年齢は大体20歳前半ら辺の男たちだった。

(な、なに?この人たち?)

私は怯えていた。そうしたら1人の男が言ってきた。

「おい、お前、俺らの縄張りの許可もなく入ったな?」

「な、縄張り?」

 

「とぼけるな!お前はあそこら辺がきのみが多い場所だと気付いた。そして俺らが気づかないうちに奪うつもりだったんだな」

もう1人の男が出てきて

「違反者には罰を与えないとな」

と笑って私の服を破いてきた!

「や、やめてやめて‼︎」

その時私は10歳だったがその時の恐怖は忘れられない.

「嫌ぁ!!誰か助けて‼︎」

「ははは‼︎こいつは若いがイキがいいぜ」

と私の()()を奪おうとしていた時だった。

「…<<ライトニング・ピアス>>」

 

瞬間、近くの木が倒れた

「何だ⁉︎何だ⁉︎」

「ケンカならまだしも大の男の大人が小さい女の子1人に向かって暴力を振るうのはどうかと思うな」

と言って出てきたのは

青い髪をした青年だった。

「だ、誰だお前⁉︎」

 

「その前にその子のことを離せよ」

と、ドスのきいた声で言った

「「「「「ひ、ヒィ⁉︎」」」」」

と言って私から離れた。

「よしよし賢明な判断だね、僕は名乗るほどのものではないよ、今日は見逃してあげるから帰りな、だけど、次この子に手を出したりしたら、」

倒れている木を見て「分かるよね」とだけ言った。

男たちは一目散に逃げていった。

 

 

 

 

私は緊張の糸が解けてそこにへたり込んだ。服を見ればボロボロになった布切れ。

そして青年が私に近づいて頭に手を置いて

「大丈夫かい?」

と言ってきた。

もう、私は限界だった。

「ううううう、うあああ、うあああ」

と青年に抱きついて泣き叫んだ。

思えば私は生まれて泣いたことはあまりなかったのかもしれない。

私には親がいなかった。いつも見ていたのは白く色のない天井、そして**、自分のしてしまった過ち、温もりのない無機質な言葉、

何で私はこんなに辛いの?何でこんなにみんなひどいの?と思っていた。

家族の暖かさを知らなかった。だから人に抱きつく何て初めてかもしれない。だけど、ついさっき自分の身を蝕んだ恐怖が未だに身体から離れず、この手を離したらまたおんなじことが繰り返されるのだと考えてしまった。

だけど青年はそんな私を見て

「大丈夫、大丈夫だよ、僕が今、君のそばに居るよ」

と何度も声をかけてくれた。それが今はとても嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

30分ぐらい泣いた後、

「す、すみませんでした」

と我に返って謝る

「大丈夫だよ、君も怖かっただろうし」

その言葉が暖かかった。

 

「そういえば、君の名前は?」

 

「……」

 

「?どうしたの?」

 

「私、名前が無いんです。」

 

「え?もしかして君、記憶喪失?」

 

「いえ、記憶はあるんですけど私は多分捨て子なんです。」

 

「ッごめん」

と青年は頭を下げてきた

 

「君の気持ちを考えないで聞いてしまって」

 

「いえ、大丈夫です」

 

「名前が無いとは、やはりこの国も荒れてきているな...っとごめん独り言してしまって、名前が無いのか、だったら俺が君に名前をつけてもいいかな?」

と聞いてきた。

「えっいいんですか!?」

と詰めよっちゃった。

青年はおどろいて

「う、うん、」

と驚かせてしまった

「あ、すみません、ごめんなさい」

 

「そうだなぁ、名前か、」

と呟いた先には大きな満月があった。

「そういえば今日満月なんですね、綺麗だな...「ああっ」ッ」

私はびっくりした

「ごめん、ごめん、いい名前が思いついたんだ。」

 

「はい」

私はうなずいた

「ルナというのはどうかな?」

 

「ルナ…」

「とある国では月の女神として君臨している神様だよ、君はこの満月の日に酷いことをされそうになった、もう思い出したくもない出来事だと思う。だけどその緑色の目や紫色の髪は女神と同じくらい美しい」

私は照れてしまった。ここまで褒められたことは一度もなかったから。

「しかも、この満月の日に僕たちはめぐり会えた。だから君にはルナという名前でいて欲しい。どうかな?」

「はい、ありがとう、ありがとうございます」

私はまた泣いてしまった。だけどもさっきのような悲しみの冷たい涙ではなく、嬉しい暖かかい涙だった。

 

 

 

 

「そうだこれ着ていなよ」

と言ってフードのようなものを渡してきた。

「いや、もったいないですよ」

と言ったが、

「君はほとんど裸に近いじゃないか」

と指摘され荒くれたちに破かれた服を脱いでフードを羽織った。さっきまで裸に近い状態で話していたと考えると顔が熱くなるが青年はそんな恥ずかしい感じがなく、異性として見られていないのかと少し憤りを感じ、青年にくっついた。

そういえば...

「名前お聞きしてませんでしたね」

 

「ん?ああそうだね。君に名前を教えてもらったんだし僕も言わないとね」

 

「僕はソラ=レオニダス、ソラって呼んでもらって構わないよ」

 

「それではソラさん、改めて助けてもらってありがとうございます。本当に怖かったので」

あの時のことを思い出すと身体が震える。

「いやいや、全然そんなことないよ、僕はとある調査の帰りにここに寄っただけだから」

調査?と聞くと

「うん、この国では魔法を使うことが今や普通だ、今は次々と新しい魔法も発明されている。その調査を行なっていたんだ。」

 

「じゃあソラさんすぐに帰ってしまうんですか?」

 

「そうだね…次の任務もあるし…」

気付いたら私の寝床だった。

いやです

 

「どうしたんだいルナ?」

 

もう、1人ぼっちは1人ぼっちは嫌なんです‼︎

 

「ル、ルナ?」

 

「お願いします。魔法を教えてください、武術を教えてください、ソラさんのことを教えてください‼︎」

 

「ッ‼︎」

気がついたらまた涙が出てしまった。

「も、もうひ、一人は怖いんです。お願いします、あなたと居させてください」

 

「ルナ…」

泣き出してしまった。

迷惑をかけていけないのに、助けてもらってそれはないだろうと思っていた。私は子供だと実感させられた。一度感じた温もりを感じたいと思ってしまっている。おもちゃを取り上げられた子供みたいだとソラは感じた、だけども。

「わかった」

「え?」

「上の人に掛け合ってみる、それでダメだとしても僕は君のそばに行くよ」

 

 

今度はソラさんから抱きついてきてくれた。

「だからそんなに泣かないで、泣かない方が君は美しいよ」

それに安堵したのか私は彼の胸の中で眠りについた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う、うーん」

気がついたら朝だ、

「こんなに寝ちゃうなんて珍しいね」

と自問自答する。(懐かしい夢を見たなぁ、何年ぶりくらいかな、)

「さてと、今日は新しい先生が来るんだっけ、急がなくちゃ」

そう言って朝食の用意をする。

「あれから約7年間か...」

(いろいろあったけど早く感じちゃうなぁ)

と言って目玉焼きを焼く、パンを焼いてその上に目玉焼きを載せる。

「いい先生だといいなぁ」

と一人ごちる

そもそもルナは第五階梯であるためほぼ授業など要らないのだが

(それも一つの青春だろうし)

という考えである。

食べ終わった後、制服に着替えて自分のオリジナルアクセサリーを持って

 

「さてと、じゃあいってきます」

 

と言って扉をしめた

 

 

 

 




ウィアマイ、そーそーいーつーもすぐそばにある!
駄文駄文oh yeah(^。^)

読んでいただきありがとうございます。

というわけでいかがだろうか?2話目で主人公の過去とかどうなってんねんと言われそうですが、皆さんご存知の通りまだ終わりではありません。これからピースのように時々やっていこうと思います。
過去編の方も一章に2回のペースでやっていこうと思います。

ルナが夢の中で自分を語っていたのでこれからもそうしていきたいと思います。
米印の部分もわかる人はもうわかるかもしれませんがどうか内緒でお願いします。
次回こそ原作主人公が出ると思うので原作主人公✖️オリ主のくだりをとくとごらんあれ、多分明日か明後日、投稿だと思います。

感想や評価をしてくださるとモチベーションが上がるので手間なのは承知ですがよろしくお願いします。
それではバイチャ(^○^)

 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。