コミュレベル0×コミュレベル100=∞?   作:空丘ルミィ

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その他?語 る こ と な し で す 


レベル13:少年はいつも通りの日常に戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月7日

 

【午後12時:羽丘学園屋上】

 

風音「ふわぁぁぁ…」

 

リサ「風音くん、眠そうだね?」

 

風音「まあ…昨日もちょっと徹夜してたものですから・・・リサさんと一緒に羽丘が大学を受けることになるんですから少しでも学力アップしておかないとって思ってパソコンにある羽丘大学の資料と偏差値を見たり、ネットでできる受験勉強とかをしていたりしていたので・・・」

 

リサ「あはは・・・頑張り屋なのはいいことだけどRoseliaのマネージャーもやってるんだから無理しちゃだめだよ?」

 

風音「わかっています。ふわぁぁぁ…」

 

リサ「昼休みが終わる少し前まで寝ておく?」

 

風音「そうします・・・ってリサさん、自分の膝を叩いてどうしたんですか?」

 

リサ「どうって、膝枕だよ?ここで寝るのはさすがに体に悪いかなーって」

 

風音「…それでは失礼します」

 

ポフッ

 

風音「…」

 

リサ「どう?」

 

風音「…」

 

リサ「もう寝ちゃったの?昨日は相当疲れちゃったみたいだね…風音くんの寝顔、可愛いなぁ…ずっと見ていたいかも…(チュッ)ふふっ、ちょっとしたイタズラだけど…これくらいじゃ起きないよね?それじゃあ暫くの間お休み、風音くん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【羽丘学園屋上】

 

風音「ん…」

 

リサ「あ、おはよう風音くん。そろそろ起こそうと思ったけど自分で起きたんだね」

 

風音「まあ…昼休みくらいの時間なら体内時計でどうにか起きれますからね。今までも、これからも、ね」

 

リサ「アタシもいるからアタシも頼ってくれてもいいんだよ?」

 

風音「もちろんですよ。頼れるときは頼る、それが仲間ですから。さてと…そろそろ次の授業の準備をしましょうか」

 

リサ「そうだね、次の授業は…数学かー。風音くんって数学が少し苦手だったっけ」

 

風音「まあ…そうですね、といってもテストでは数問ですが減点されるだけでできる方の部類に入るほうかと…」

 

リサ「それでも80点台はすごいと思うけどね?アタシは70点台だしさ…風音くんなら大学の入学試験も首席で通過できるんじゃない?」

 

風音「まさか。世界にはいろんな人間がいますから。すべてのテストで満点をとれる秀才、数多のスポーツで何度も助っ人で呼ばれる天才…」

 

リサ「あはは・・・そう考えると確かにすごいって感じるけど風音くんも十分すごいと思うよ?今じゃRoseliaで一番人気があるんだしさ」

 

風音「人気っていっても『Roseliaにマネージャーがいるって!しかも今井さんの彼氏さんなんだって!サインください!』ってめちゃくちゃ言い寄られますけどね…僕はただのマネージャーなんですが…」

 

リサ「なーに言ってるの?風音くんはRoseliaのメンバーの楽器のメンテナンスもしてくれてるんだからもっと自信をもっていいんだよ?」

 

風音「は、はあ…それでは早く教室に向かいましょうか」

 

僕たちは教室に向かってその日の授業は終わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【放課後:羽丘学園3ーA】

 

風音「こうしてると受験生ってことが実感できますけど高校生活も後数ヶ月…ですね。そう思うと少し寂しいような…」

 

友希那「そうかしら?」

 

リサ「友希那ー?大学はアタシと別だからもう少し別れを惜しむべきだと思うけど?」

 

友希那「たとえ大学は別だとしてもRoseliaの練習の時は会えるでしょう?それと同じよ」

 

風音「リサさんが言いたいのはそういう事ではないような気がしますが…今日はどうしましょうか」

 

リサ「今日は練習も受験勉強も休みだからどうしよっか?」

 

ピロリン

 

友希那「あら、私のケータイね。…」

 

風音「湊さん?」

 

友希那「ごめんなさい、紗夜から一緒に受験勉強をしないかと誘われたの。今日はここまでね、また明日」

 

リサ「うん、またねー☆」

 

 

 

 

 

 

 

 

風音「さて…これからどうしましょうか?」

 

リサ「うーん…そうだ、今からちょっと遠出しない?」

 

風音「遠出…ですか?どこに?」

 

リサ「それはそこに着いてからのお楽しみ♪一旦家に戻って着替えてから駅前に集合でどう?」

 

風音「わかりました。それではまた後で」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【午後4時40分:駅前】

 

リサ「ごめん風音くん、待った?」

 

風音「いえ、僕もさっき来たところなので。ところで、駅前ってことはこれから電車でどこか行くんですか?」

 

リサ「うん。アタシたちにとって一番大切な場所に…ね」

 

風音「(一番大切な場所…?もしかして…)」

 

リサ「あ、電車がくるみたい。それじゃあ乗ろっか」

 

風音「あ、はい…」

 

僕たちは電車に乗った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ「やっぱりここは遠いなぁ…」

 

風音「リサさん、ここは?」

 

リサ「Future World Fesの会場。1月の終わりにここでアタシたちは演奏するんだ。風音くんにも一応教えておいた方がいいかなって」

 

風音「ここが…FWFの会場…とても大きいですね…こんな大きな会場で演奏するなんて…以前の僕じゃきっと無理でしたよ」

 

リサ「それじゃあ今は?」

 

風音「…行けそうです。リサさんはもちろん、色んな人に色んなことを教わりましたから。諦めないこと、誰かと一緒ならできないことはないこと…」

 

リサ「そうだね。この間のアタシたちRoseliaのライブでも吹っ切れてたし」

 

風音「あの時はご迷惑をおかけしました・・・」

 

リサ「いいよ、ちゃんと立ち直ってくれたんだし」

 

風音「あ、リサさん、少しここで待っていただけませんか?」

 

リサ「いいけど、何か見つけたの?」

 

風音「はい、ここに来た記念にと思いまして。少しお待ちください」

 

そう言って僕はここに来るまでに見つけた店に入り、目的のものを購入してリサさんのところに戻った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ「あ、おかえり風音くん。目的のものはあったの?」

 

風音「はい、ありました。どうぞ」

 

そう言って僕はリサさんに小さい袋をプレゼントした

 

リサ「綺麗にラッピングされてるね。開けてもいい?」

 

風音「もちろんです。気に入ってくれると嬉しいんですが」

 

リサ「それじゃあ・・・(ガサゴソ)これ、ベースのキーホルダー?」

 

風音「はい。ただ店内でこれを探すまで少し時間がかかりましたが…残り一つだったのでよかったです」

 

リサ「しかもこれ・・・風音くんが使ってるベースと同じじゃん!」

 

風音「はい。以前リサさんにリサさんが使ってるベースと一緒のキーボルダーをもらったのでそれのお返しですよ。」

 

リサ「あはは、ありがと。それじゃあ下見も終わったしそろそろ戻ろっか。南帆ちゃんも心配してるだろうし」

 

風音「そうですね。そろそろ戻りましょう」

 

僕たちは帰りの電車に乗った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【午後7時:駅前】

 

風音「もう着いちゃいましたね。リサさんと一緒だと時間が過ぎるのが早く感じるっていうか・・・」

 

リサ「だねー…ね、風音くん。今日はうちに泊まっていかない?」

 

風音「リサさんの家に、ですか?ご迷惑じゃ?」

 

リサ「いいってそんなの☆アタシは一人暮らしなんだし一人泊まりに来るくらいなら支障は出ないよ」

 

風音「それなら・・・お邪魔しますね。ただ着替えとか寝間着は持ってきてないので一旦家に戻ってから来ますね」

 

リサ「了解☆それじゃあ少し遅い夕飯を作って待ってるね」

 

風音「楽しみにしてますね。それではまた後で」

 

リサ「うん、また後でね♪」

 

一旦僕たちは別れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【神無月家玄関】

 

風音「それじゃあ南帆、行ってくるよ」

 

南帆「どこかに行くの?」

 

風音「今日はリサさんのところに泊まることにしたんだ。今日は家で一人だから寂しいとは思うけど」

 

南帆「ううん、今日は青葉さんと上原さんが泊まりに来るから大丈夫だよ。行ってらっしゃい、お兄ちゃん」

 

風音「ああ、行ってきます。それと青葉さんと上原さんは僕のベッドで寝かせていいから」

 

僕は自分の家を後にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【今井家前】

 

ピンポーン

 

リサ「あ、いらっしゃい風音くん。どうぞ上がって!」

 

風音「お邪魔しますリサさん…」

 

リサ「ん?どうかした?」

 

風音「いえ・・・リサさんの家に来るのって初めてな気がするので少し緊張してるというか…」

 

リサ「…ぷっ、あはは!」

 

風音「り、リサさん、笑わないでくださいよ…」

 

リサ「あはは、ごめんね。そうだよね、緊張しない方が無理だよね。それじゃあ荷物を部屋において来たらご飯にしよっか」

 

風音「荷物はどこに置いた方がいいですか?」

 

リサ「アタシの部屋でいいよ。布団も2人分敷いてるから早く置いてきて一緒に食べよっか」

 

風音「わかりました」

 

それから僕はリサさんの部屋に荷物を置いてきてから一緒にご飯を食べ、食器をリサさんが洗ってる間に風呂に入った後リサさんの部屋で待機した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【リサの部屋】

 

リサ「お待たせ、風音くん。明日は休みでよかったね」

 

風音「そうですね、休日じゃなかったら今日はどうしようかって思ってましたから…ありがとうございますリサさん」

 

リサ「あはは、今更だって。それに、大学に通うようになったら寮で一緒に生活するんだしさ。」

 

風音「…そうですね。」

 

リサ「風音くん?今更受ける大学を変える―なんていうのはなしだよ?」

 

風音「まさか、そんなことはしませんよ。でも・・・寮で一緒に生活するのって夫婦みたいだな・・・って」

 

リサ「ふ、夫婦って…アタシ達にはまだ早いよ…」

 

風音「…リサさんからしたらそうですけど僕は少しずつ考えているんです。リサさんと一緒にこれからの人生を歩めたらどんなに幸せだろうな…って」

 

リサ「そ、それはそうだけどさ…やっぱりアタシ達にはまだ早いよ…」

 

風音「…そうですね。でもリサさんも今後のために考えておいてくれませんか?」

 

リサ「…うん。考えておくね。それじゃあ今日はもう寝よっか」

 

風音「そうですね…そろそろ寝ましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサside

 

リサ「(風音くん…どうしたんだろう?アタシたちはFWFのこともあるのに風音くんは大学のことを考えて・・・その先の未来のことも考えて…ダメだなぁ…アタシ。でもアタシたちにできることをやらないと…FWFの予選はもうすぐなのに…ううん、弱気になっちゃダメ!頑張らないと!)」

 

リサside out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風音side

 

風音「(リサさん…やっぱり迷ってるんですね。FWFで失敗するんじゃないか…って。僕はRoseliaのマネージャーになってからずっと考えていました。リサさんたちと歩む未来を…いつか一緒に足を進めるために・・・そのためにも・・・FWFで絶対優勝するんだ…Roseliaみんなと一緒に!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 












いかがだったでしょうか?

語ることがないとネタにすることがないので悩みますね…次の作品のヒロインをだれにするかも迷走中です・・・







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