最高最善最大最強『最終』の王   作:白菜ライダー

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野望潰える

「ガハッ!!」

 

手加減無しの衝撃波で吹き飛ばされ壁に激突したフィーネは、口から血を吐きながら立ち上がろうとする。だが、脚に力が入らず地面に倒れる。すると、倒れたフィーネに響が近づく。

 

「………早くトドメを刺したらどうだ………」

 

「………」

 

響はフィーネに手を翳すと、フィーネは目を閉じる。だが響は衝撃波を放つ訳でもなくフィーネの時を加速する訳でもなく、フィーネの時間を巻き戻した。

 

「………何を………!」

 

「あなたの時間を巻き戻してあなたの身体があの鎧と融合する前に戻した」

 

「時間だと………!」

 

「それがこの力だからな」

 

「………成る程な、最初から本気を出せば私を倒せていたのか」

 

「まぁ………そうですね」

 

響は目を逸らしながらそう言うと、響の横に未来が現れる。

 

「………とりあえず、毛布持ってくるね」

 

「あぁ、頼む」

 

未来は毛布を取りに行くためにそこから去ると、フィーネが響に話しかける。

 

「………ほぅ、人の裸には慣れていないのだな」

 

「そりゃそうだろ………」

 

「………何故私を助けた?私は数多の人々を殺したのだぞ」

 

「………別にあんたが人殺しだろうと身殺しはしない。それに、死ぬことは償いじゃないだろ」

 

「それでは、貴様の言う償いとは何だ?」

 

「………そりゃあ、その力や知恵を人々を助ける為に使うんだ」

 

「………甘いな、貴様は」

 

「それが俺だからな」

 

すると、変身を解除した未来が毛布を持ってくる。

 

「これで体を隠してください………私も恥ずかしいので………」

 

「………ウブだな」

 

「この反応が普通なんですよ!!というか響!もしかして見たの!!」

 

「見てない見てない!!ちゃんと目を閉じて話してたわ!もしくは背けてた!!」

 

「………本当に?」

 

響はその質問に全力で頷くと、未来は笑顔になる。

 

「………その反応は見てないんだね………良かった」

 

「………今見せてやろうか?」

 

「「やめて下さい!!」」

 

響と未来は同時にそう言うと、響はフィーネを連れて歩き始める。

 

「響、翼さんやあの子にはどう話すつもりなの?」

 

「………まぁ、戦いは終わったって言えばいいんじゃね?」

 

「それは流石に軽くないかな」

 

「軽すぎる………私はこんな奴に倒されたのか………」

 

フィーネはそう言いながら頭を抱えた。

 

ーーその後、翼や赤い装衣を纏う少女に事情を話しつつ戦いは終わったことを言った。そのあとなんやかんやあって街の復興とか何やらに尽力したーー

 

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次回 その後

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