理性が蒸発したセイバーによる指揮官生活   作:エルテューヌ

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性懲りもなく始めていくスタイル


だけどセイバーアストルフォだから実質ノーカン


第1話 それは必然に

それは、大昔の事である。

 

聖杯戦争。

 

 

【聖杯】と呼ばれるものを手にした者は何でも願いがひとつ叶う、と。それを聞き付けた偉人は、その力を我が物へとすべく争い、殺しあい、生き残りをかけた戦争に身を投じた。そうして起きた世界滅亡の危機。この危機に立ち向かったのは唯一残された2人の少年少女とそれに寄り添う8人のサーヴァントと呼ばれる偉人が英霊として現界した者達。これらの働きによって世界は秩序を保ち、だんだんと立ち直りつつあった。

 

 

 

 

 

 

そして、はや461年後、世界はようやく歩みを取り戻し始め未来は本来の軸へと戻ろうとしていた。

 

 

 

だが。

 

 

 

突如現れた謎の存在。平和だった世界は一瞬にして消え去り廃人と化した町並みをその化け物は乗っ取っていった。そんな矢先、世界はその敵を滅ぼすべく対未確認生物に対する調査部を設立させあらゆる対策をたててきた。しかし、意見の食い違いから調査部は二分し世界の歩む道は今再び不安定になろうとしていた。

 

これは、とある研究所で10人で動いていた少女達の物語である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー人理継続保障機関【フィニス・カルデア】ー

 

「マースター!おはよ!今日も早くいこ!」

 

開幕この有り様。その声の主はカルデアナインサーヴァントと呼ばれる9人のサーヴァントの一人、クラスセイバー【アストルフォ】である。クリスマスの時に自ら聖杯で具現化したそれは今も尚続いている。そのアストルフォがマスターと呼ぶ今まさに寝ている少年、【藤丸立香】。現在立香はアストルフォによってたたき起こされてかけていた。あまりにうるさいのか立香は漸くその身を起こした。

 

「うるさいなぁアストルフォ、もう少し寝かせてくれよ.....。」

 

「ダメですよ先輩!今日は新しく見つかった特異点のミーティングがあるんですよ!」

 

「マシュまで.....もう分かった分かった!起きるよ!」

 

立香を起こしたその少女、ナインサーヴァントの一人クラスシールダー【マシュ・キリエライト】。その声につられて立香も漸くベッドから体を離す。その光景を見たアストルフォは漸く、といった表情でニコニコしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、今回の特異点はここだ。2017年の9月、場所は日本海岸沿いの廃墟。かつて何者かが使っていた軍事基地のようなものだ。」

 

そう言うのはカルデアの現最高所長の座についていながらレイシフトのサポートを行っている【Dr.ロマン】だった。

 

「軍事基地?何故そんなところが特異点に?」

 

「それは今目下捜査中さ。何しろ突如現れた特異点だ。何もかもが不明なんだ。」

 

「なるほど....行ってみないことには何もわからない、ですね。」

 

「そう言うことさ。それじゃ、早速レイシフトの準備を始めてくれ。」

 

「分かりました。ところでその特異点に聖杯の存在は?」

 

「・・・・・在るよ。それも最低15個は確認した。今も尚増え続けている。」

 

「えっ!?ひとつの特異点に聖杯が確認できるだけで15個!?」

 

「これは相当めんどくさくなりそうですね....。」

 

「心配要らないさ!何せカルデアにはこの私と忠実なる助手がいるからね!」

 

マシュの呆れ声に被せるようにして聞こえた声。ナインサーヴァントの一人、クラスはライダーの【レオナルド・ダ・ヴィンチちゃん】である。彼女はこのカルデアの頭脳にして技術顧問。彼女に任せれば解決できないもんだいなぞない。

 

「ダヴィンチちゃんの言葉を信じてみます。Dr.ロマン、レイシフト準備をお願いします。」

 

「ああ、分かった。二人もすぐに。」

 

「「はい!!!」」

 

そう同時に言うとマシュと立香はレイシフトするべく、シバの装置へと向かっていくのであった。

 

 

 

 

そして二人は、特異点を埋めるべく、その特異点へ飛んだ。

 

 

 

 

今、理性が吹っ飛んだセイバーとの戦いが、今始まる!! 

 

 




( ;´・ω・`)次回からアズールレーンの世界に飛びますよー飛ぶ飛ぶ

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