とあるバンドリーマーの転生記   作:@Eiji

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ところでバンドリの楽曲にロキが追加されて嬉しいのは俺だけだろうか...。


帝督「転生はあまり期待しない方が良いぞ」

~垣根帝督side~

 

やっぱ場違いだろ...俺。弓道場に入るや否やこの感想が思い浮かんだ。転生に憧れている非リアは日本に山ほどいることだろう。

 

しかし世の中は残酷だ...転生したからと言って必ずしも報われる訳じゃない。まさに俺やこのすばのカズマなどがこれに当てはまるだろう。

 

紗夜「何をぼっーとしているのですか」

 

いや氷川さん、君見てわかんないの?この場違い感。ほーら周りはもう異物を見る目で俺のことを見ているよ。

 

帝督「氷川さんやっぱり部活やめ___」

 

紗夜「駄目です!」

 

えっ?君もうちょっと賢い子だと思ったよ?むしろ俺が辞めない理由が無いくらいよ。

 

士郎「まぁまぁ帝督も落ち着けよ」

 

帝督「衛宮お前何他人ごと様に見てんだよ」ハァ

 

俺は思わずため息をついてしまう。

 

士郎「良いから部活見学していけよ。なっ」ニコ

 

うわぁ...よくそんなカッコいい笑顔が出来るよな俺には絶対に真似出来ないんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~部活見学終了~

 

部長「お疲れ様でした!!」

 

部員達『お疲れ様でした!!』

 

俺は部活見学が終わり氷川さん、衛宮と一緒に帰ることになった。

 

紗夜「どうでしたか?部活動見学は?」

 

帝督「いやぁ俺にはしっくり来ないなぁ」

 

士郎「絶対に向いてるって、試しにお前が的に矢を射った時2本とも真ん中に命中させてたろ」

 

そう俺は初見で的の真ん中に命中させてしまったのだ。こうなった断るにも断れ切れないが...。

 

紗夜「垣根君そう焦らなくても良いんですよ...部活動に関しては自由に決めて下さい」

 

何でこんなに優しいの?ヤバイ何だろう...惚れそう。

 

帝督「ありがとう氷川さん」

 

紗夜「ええ、どういたしまして」

 

そうして俺らはしばらくの間雑談をしながら帰った。

 

紗夜「では私はこちらが帰り道なので...」

 

帝督「さようなら氷川さん」

 

士郎「じゃあな氷川さん」

 

紗夜「ええ、さようなら」

 

帰っている途中衛宮がこんなことを口にした。

 

士郎「なぁ帝督」

 

帝督「何だ?」

 

士郎「俺ら以外に転生者って居るのかな」

 

これは俺も前から気になっていたことだ。俺達以外に転生者がいる可能性は0%じゃないからな。

 

帝督「俺達が居るんだ別に居ても可笑しくないだろ」

 

士郎「そうだよな」

 

衛宮はそう言うと遠くの夜と夕方の間くらいの空をを黄昏ながら見ていた。

 

帝督「どうしたんだ?」

 

士郎「あっいや、何でもない」

 

俺は聞いてはいけない質問だなと思い。深くは聞かないようにした。

 

下校中終始無言だった。

 

士郎「おっ、家に着いたわじゃあな帝督」

 

どうやら衛宮の家に着いていたらしい。

 

帝督「じゃあな衛宮」

 

 

 

今日の出来事を振り返ってみるか...。

 

朝っぱらから氷川さんに怒られる→衛宮と飯を食う→学園長に風紀委員に推薦される→部活動見学→今ここ

 

あれ?1日の内容濃くね?

 

はぁ帰って寝るか。

 

 

 

 

__________________________

 

~???side~

 

???「アヒャヒャヒャヒャこ、この力が有れば俺は...」

 

ー■■■■■■■!!ー

 

???「ウァァァァァaaaaaaaaaa!!!」

 

 




帝督の口調がたまに変わるのは丁寧な言葉使いをしている方が表の顔でちょっと荒っぽい方が素です。

感想、評価お待ちしております。

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  • とあるバンドリーマーの転生記
  • 偽りの英雄
  • 美少女ルートがすべて正解だとは限らない

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