(仮名)インフレ世界でなんとか生き残りたい   作:ただの漫画好き

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待たせたな...覚悟はいいか!?



なんの為に

目が覚めたらメディカルマシンに入れられてた

(え、俺クウラと戦ってたんじゃ...?まさか変身した瞬間に気を失ったとか?だっさ...あれだけ大口叩いて戦わずに気絶とかだっさ...)

そうして自己嫌悪に浸っていると、俺はある違和感に気づいた。

(あれ、俺の右腕...動かなくね?てかマシンで回復してるのにも関わらず痛くね?)

俺は転生して重症を負うことはほぼなかったため、メディカルマシンに入ったことは無いが、さすがにこの違和感はおかしい。

そうして目線だけ動かし右腕を見てみると...

(む...これ折れてるな...どうりでむちゃ痛いわけだ...)

折れてると分かった訳だがほぼ動揺はしなかった、なぜならドラゴンボールの化学療法は馬鹿げてるからだ!おそらく腕の1本くらいすぐ治るだろう。

(さて、そろそろこのマシンから出よう、壊すのは不味いよな?)

腕は折れているが、それより現状を把握したい。

(よし、俺は左利きではないが出るのは容易だぞ!)

そうしてマシンの蓋?を開ける。開けるとマシンの中に入っていた

培養液?かなんかがめっちゃ出た、勿体ない気もするが多分大丈夫だ!

(さて...ここからどうするか...)

なからちなみに俺は気を探れる、のでコルド大王の元には行けるが、

本当にこのまま行って良いのだろうか?そのまま逃げた方がいいのでは?よし、そうしよう!

(それじゃあまずは1人用のポッド...を見つけるか。)

そうこの部屋から出ようとすると。

(ん?誰か来るな...隠れられるか?)

俺はまだ10才にも満たないし、いけるっしょ!それに、第1形態なら身体も小さいし。

俺はマシンの隙間に入り、気配を消す...

すると下っ端ぽい異星人が入ってきた。

名は...確かアプールだっけか?漫画で見たときより若く見えるな...

「さて、クウラ様と戦われた方の様子はっと...は?」

アプールが俺の開封済みのマシンを見て目を見開く。

「なっ、いないじゃないか!既に抜け出したのか!?でも部屋の警護にいたやつからは報告がなかったぞ!?」

よしよし、このまま焦って探しに行きやがれ...

「ク、クウラ様、やはり戻った方が良いのでは...コルド様回復するまで待っていろと言われましたし...」

「ふん、別に戦いに来た訳では無い、話すくらいならいいだろう...む?」

やっべ、クウラとサウザーも来たぞ。バレないよな?

「おい、もうやつは抜け出たのか?」

「い、いえ、それが姿が消えまして...」

「なに?」

「す、すぐに探し出します!」

「クウラ様、スカウターをお持ちしますか?奴ほどの戦闘力なら、すぐに見つかるかと...」

やっやべえ、スカウターはバレる!取って来る間に逃げ出すしか...

「いらん」

え?

「で、ではどうやって?」

「少し黙っていろ...」

クウラが目を閉じ集中している...?なんか嫌な予感がするんだが...

「そこだな」

クウラが俺の隠れている方向を指さす

「え?なぜ分かるんです...?」

「知らん、しかしあいつの攻撃を受けているうちに、何かを感じてな、オーラというのか...それを感じただけの事だ」

クウラ様もう気をつかみ始めてやがる...俺がチビの頃から感じようとしていたってのに...

「おい、出てこい、いるのは分かっているぞ」

こうなったら俺の話術で!

「すみません...」

「何故隠れるような真似をした?」

クウラ様のオーラ怖ぇ...無理だろこれ、話術とか...

「そのお、傷が癒えたら息子にされるんじゃないかって...」

「は?」

「俺は、息子になりたくないので...」

「ほう、我が一族になるのを拒むと?俺に傷つけたのによく言う...」

「え?」

「まさか貴様覚えていないのか?」

「え、分からないです...」

「はあ...貴様は変身してから急に暴れだしたのだ、そしてこの俺に勝ったのだ...」

「え、でもクウラ様の傷は無いですよね?」

「ああ、もう癒えた...」

「...これ、息子になるの拒んだら死刑とかなります?」

「なに、死刑にはせん、だが俺に勝ったのだ、宇宙最強の一族の俺にな、それなりの立場になってもらわなくては困る。」

「そ、それなんですが...それってみんな見てたんですか?」

「戦いを見届けたのは我が軍と、親父と弟の軍だけだ。」

「それなら、俺は無様に負けたってことで...」

「ふざけるな、俺に勝敗を偽れというのか?」

「で、では今から戦いましょう」

「ふん、わざと負けて逃げる気だろう」

「あぐ...」

「再戦するのは良い、我が一族に敗走は許されん、だが、万全でない貴様を倒しても意味はない...しかし、なぜ貴様はそこまでして息子になるのを拒む?」

「お、俺は、宇宙を旅したいんです。」

「ふん、それなら息子になり宇宙征服をしてからでもいいだろう、それに我が一族の息子となれば宇宙を一周することだって可能だ」

「そ、それは違うんです...」

「何が違うんだ」

「俺は、宇宙にいる強い奴と戦いたいんです、なのに、俺より強い奴がいることが許せなくなる。なんて事は考えられません...」

「ほう、大きく出たな」

そう、これは賭けだ、もしクウラに否定されたら俺は死ぬだろう。

「俺は、一族の名誉とか、種族のために強い奴と戦いたいわけじゃないです。自分が強くなりたいから、戦いたいんです!だから、俺は息子にはなれません...」

クウラが話を聞いて、少し目付きが変わる。

 

 

 

 

 

 

「そうか、己の為か...俺は、なんの為に最強を目指したんだろうな...」

「それは、いつか必ず見つかるものだと思います、自分のことですから。」

「そうか、フッ。俺らしくなかったか、もういい。親父には俺が話をつけておく、」

サウザーが静かに問う。

「クウラ様!よろしいのですか...」

「良い、貴様はまだ回復していないのだろう、休んでおけばいい。」

よかった、なんとか理解してくれたみたいだ...

ちなみに、今言ったの言葉とかは全部本心だ。恥ずかしい...

「本当に、ありがとうございます。」

「ふん、俺がまだチビのガキに説かれるとはな...俺もまだまだ甘いと言うわけか...」

クウラが静かに言う...やめてよ!恥ずかしいから!結構寒い事言ったと思うし!

「さあ、サウザー行くぞ。」

「ハッ!」

サウザーとクウラがこの部屋から出ていった。

「あ、あの...」

アプールが話しかけてくる、どうしたのだろうか。

「替えのメディカルマシン、用意します?」

「あっ。」

そうだった、マシンの中身に全部出てるから治療も何も出来ねえじゃん!

「お、お願いします...」

「あ、いえいえそんなにかしこまれなくても...それに、貴方の話を聞いて、すごく感銘を受けたのですよ...」

「そ、そんなこと...」

だから恥ずかしいって!

「それでは、用意してきますので今度は隠れないでくださいね!」

めっちゃ恥ずかしい...




はい、4話終わりました、今回はちゃんとタイトル名考えましたよ!
結構前のお話より長めとなっております。

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