因みに書籍見返したりはしてないんでキャラ崩壊してると思いますがご了承ください。
という訳で前書きがダラダラ長くてもあれなので
はい、よーいスタート
――これは、日本一汚い鬼退治――
「くそっ!なんで俺が、逃げなければならねぇんだ!折角あの御方に力を頂いたというのに!」
そう文句を言いつつ逃げるのは人のような姿をしたナニカ。目は赤く、爪は尖っていて、何よりその逃げ足はウサイン・ボルトがダッシュのペースでマラソンを走っている様なもの。
其れは人か?――否、鬼である。人として生まれ、
そんな鬼が何から逃げているのか?答えは直ぐに解る。
「あ、おい待てい(江戸っ子)」
そんな巫山戯た言葉とともに上から降ってきた男が無慈悲に刀で鬼の手足を切り飛ばす。
彼は鬼殺隊。読んで字の如く鬼を殺す為の政府非公認の組織である。
手足を切り飛ばされた鬼はどうなっているかというと……再生してきている。勿論、ゆっくりとだが、それでも出血は止まり、少しずつそれらしきものが生えてきている。
そう。これが鬼の厄介なところ。鬼はそう簡単には死んでくれない。
鬼の殺し方は主に二つ。
一つ目は、太陽に焼かれること。日光を浴びると、鬼は激しい痛みを伴いながら、消滅する。ざまあみやがれ
二つ目は、日輪刀と呼ばれる特殊な鋼で作られた刀で、その頸を切り飛ばすこと。鬼殺隊員は全員これを持っており、これで毎夜鬼を殺している。
さて、一瞬にして達磨になった鬼は、先程の隊士に拷問されていた。
具体的には良い男はいるか?と。
そう。この男がこの作品の主人公であり、鬼殺隊きっての問題児であり、鬼殺隊の柱である田所浩二である。
あっそうだ。
説明しておこう。柱というのは鬼殺隊の一番上の階級である。柱はコロコロ変わるが現在10人いて、炎柱、風柱、恋柱、岩柱、蛇柱、水柱、花柱、音柱、霞柱、そして淫夢柱である。
「だ、誰が吐くかこの野郎!ぶっ殺してやる!」
「あれはダメみたいですね……(冷静)」
淫夢の呼吸 壱ノ型 極道脅迫
そして瞬く間に頸を跳ね飛ばされる鬼。アーメン、としか言いようがない。
因みに呼吸とは、人が鬼に対抗するために産み出した技術である。
詳しい説明はフヨウラ‼
さて、場所は移り変わりここは無限列車。
ここでは上弦の参である猗窩座と炎柱の煉獄杏寿郎がバトっている真っ只中であった。しかし、現状は杏寿郎が劣勢。
そして現場は物凄くシリアスになっていき――
「なんか足んねえよなぁ?」
粉々に、跡形もなくブレイクされた。さらばシリアス。よく来たコミカル。
「貴様、いつから見ていた!」
「なんで見る必要があるんですか」
「田所殿!すまない、助太刀願う!」
「当たり前だよなぁ?」
そして、2vs1が始まる。
杏寿郎の劣勢は何処へ行ったのやら、唐突に猗窩座の劣勢に。
「ははっ!なあ田所!鬼になろ「(なら)ないです」
食い気味で断る田所。当たり前だよなぁ?
ギャグ小説なので戦闘描写は省かせて貰うが、杏寿郎がリタイア。具体的に言うと両足欠損。後で義足を作ってもらうらしいが、鬼殺隊にはもう戻れないだろう。
「あったまきた……(冷静)」
「ははっ!二人きりだな、田所よ!もっと楽しもうではないか!」
「人間の屑がこの野郎」
そして放たれるのは淫夢の呼吸の奥義
淫夢の呼吸 奥義 淫夢之一太刀
「くっ……っはは!耐えきったぞ田所!」
「三回だよ三回」
そう。これは三連撃である。一太刀とは(哲学)
一回ギリギリ防いだのに、残り二回を防げるのか?否、上弦の参の頸はいともたやすく吹き飛んだのであった。
「俺が、こんなところでぇぇぇぇ!!」
こうして、上弦の参はかませみたいに叫びながら消え去ったのであった。
田所の冒険はまだ始まったばかりだ!
ししゃもみじ先生の次回作にご期待ください。
淫夢の呼吸一覧
壱ノ型 極道脅迫
弐ノ型 役者反撃
参ノ型 盗妄撮想
肆ノ型 野獣ノ雄叫
伍ノ型 邪剣・夜
陸ノ型 聖剣・月
奥義 淫夢之一太刀
因みに最後の文に使ったフォントのフォント番号114なんすよ。さらに名前がコーポレート・ロゴなんすよ。
コーポレートはいいとして、ロゴとホモって似てない?
つまりこのフォントはホモ、はっきりわかんだね!(ガバ推理)