艦これ 〜海軍の少年提督〜   作:さくさ

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少年の正義が力が艦娘を救えるのか!

 

 

 

 

 

〜少年提督〜

 

 

元帥「聞いてんのか!鬼人」

 

鬼人「聴いてる聴いてる、耳かっぽじって聴いてる」バリバリ

 

元帥のジイちゃん、相変わらずウルセェなぁこれじゃ3時のオヤツを食いながらグラビア雑誌が集中して見れねぇじゃねえかよ。

あ、この姉ちゃん。むっちゃんに似てる。

 

 

元帥「なら!グラビア雑誌を見てないで聞かんか!しかも儂のオヤツを食うな!」バリ!

 

鬼人「ジジィも食ってんじゃねぇか!」

 

中将「ガハハハ! 鬼人 、お前また火の大将と喧嘩したじゃろ‼︎」

 

鬼人「うるせぇ!糞爺!!」

 

中将「ジイちゃんに向かって!糞とはなんだ!」ゴッン!

 

鬼人「イデェ!殴ったな!」

 

中将「お前を思っての愛のムチじゃ。バカモン!!」

 

鬼人「何が愛のムチだこのやろ!!」

 

中将「ジイちゃんに向かってなんじゃその口の聞き方!一から叩き直してやるわ!」ガシィ

 

鬼人「ぐっ⁉︎殺される‼︎ばぁちゃん!助けてぇぇ〜!!」

 

おカメ「はぁー 鬼義おやめ。鬼人もいい子だから喧嘩しちゃいけないよ。」

 

鬼人「わかった!ばあちゃん」

 

鬼義中将「うむ、カメちゃんに言われちゃ〜しかたないの〜」

 

鬼人「相変わらず ばぁちゃんには弱いな」

 

くそ〜このクソジジィ、後で ばぁちゃんにキャバクラ行ってることチクってやる。

後、隠してるどら焼きも食ってやる。覚えてよろ。

 

元帥「で、なぜ火の大将と喧嘩した、鬼人。」

 

鬼人「あいつの考えが気にいらねぇ!どの作戦も生還できる可能性が低い作戦ばっかりだ!!」

 

元帥「それは儂も知っている。あやつには彼女達は駒じゃない我らと同じ人であると口を酸っぱく言っている。」

 

鬼人「酸っぱく言ってまだこれだぞ!」

 

ジジィ元帥「奴は人一倍深海棲艦を憎んでいる。そして奴にとって艦娘も深海棲艦とおんなじ存在だと思っているんだろう。」

 

鬼人「クソッタレ! 帰る」ガチャ

 

中将「おい鬼人!どこえ行く!」バリバリ

 

バタン!!

 

 

〜カメ中将〜

 

 

おカメ「仏寺、どうすんだい?火の大将と風の大将のぶつかりはそう珍しくないけど、今回は違う、なんせあの飄々してる、林の大将が火の大将について沈黙を続けていた。山の大将が風の大将についた。この二人がついて対立したということは親艦娘派と隷艦娘派のぶつかり合いは回避できないよ。もし争いごとになったら元帥あんたはどうすんだい?」

 

仏寺元帥「儂は親派だ。むしろここにいるのは親派しかおらんだろう。おカメちゃん」

 

おカメ「何、今回ばかりは中立的な立場にいられないから聞いただけさね。」

 

鬼義中将「提督の数は50人、そのうち親派の数は28人、隷派の数は22人この数で対立したら勝つのは親派じゃろう。だが」

 

仏寺元帥「能力を持った提督は隷派の方が多い。22人中13名、親派の能力者は10名だ。何より風の大将と火の大将がぶつかったらこの地が地図から消え、最悪どちらかが死ぬ。」

 

鬼義中将「儂がそう簡単に死なせんわ」バリバリ

 

仏寺元帥「元帥として大将どうしのぶつかり は合いなんとしても防がなくてはいけない。」

 

おカメ「何より、日本帝国海軍の戦力をこれ以上減らさないためにもね。」

 

鬼義中将「深海棲艦に手を焼いておるのに、大将どうしのぶつかり合いで何人もの犠牲者を出したら、奴らに抵抗できずに日本はあっという間に滅ぶからのう〜」バリバリ

 

仏寺元帥「超能力者が強くても限界がある。何より我々の超能力はまだ未知数だ報告によれば超能力が使えなくなる例もでている。」

 

おカメ「超能力と聞けばさぞ強いと思うだろうが大半は物を動かしたり、瞬間移動したりと攻撃的な力はないよ、でもあの大将達は違う。」

 

仏寺元帥「ああ、あの大将達は例外だ、あれはとても強力な能力者達だ、火の大将とその名の通り発火能力者、林の大将は、テレポート系の高い殺傷力を持つ能力者、風の大将は風を操る能力者、山の大将は強力な念力能力者」

 

鬼義中将「風林火山、日本帝国軍最強の超能力者達じゃのう。むろん、儂らも負けておらんがのう!」バリバリ

 

仏寺元帥「お前の能力なんて、体を鋼の用に頑丈にするだけだろ!」

 

おカメ「それを言ったら、私の能力は予知能力で戦闘力はゼロだよ」

 

鬼義中将「なんじゃと!お前なんぞ!岩を体に纏ってデカくなるぐらいしかできんじゃろ!」バリバリ

 

仏寺元帥「お前はいつまでせんべいを食っている気だ!!!!」バリッ!

 

鬼義中将「うるさいわい!このせんべいが美味いのがいけないんじゃ!」バリバリ

 

おカメ「やれやれ、相変わらず仲良いことだよ」ズズー

 

 

 

 

 

鬼人「くそったれ!呼ばれて来てみればまたそんな話かよ!」

 

日向「提督、また元帥殿に説教されたのか?」

 

伊勢「懲りないね〜提督も」ププッ

 

鬼人「うるへー てか、なんで待ってたんだよ」

 

日向「なに、提督は極度の方向音痴だ私達と一緒に帰らないと鎮守府にはつかないだろう。」

 

伊勢「この前は扶桑達を振り切って帰ってヒリゾ浜まで行っちゃたでしょ?」

 

日向「その話を聞いたとき、私は提督を絶対に目を離してはいけないと心に誓ったぞ」

 

鬼人「俺は海が見たかったんだい!」

 

伊日「「いつも見てるでしょ/だろ」」

 

鬼人「」プイ

 

伊勢「あれ〜提督、なんで目をそらすの?」

 

日向「そうだぞ、提督よどうして目をそらす?」

 

鬼人「次出かけるときは扶桑達とでかける」

 

伊勢「ダメダメ、あの二人は提督に甘いからダメ」

 

日向「そうだな、あの二人は大和逹の次に提督に甘いからどこでも連れってしまうな」

 

鬼人「なら、川内逹と行く」

 

伊勢「川内逹なら、まぁいいかな」

 

日向「そうだは、さて提督よお腹がすいたから早く帰ろう。間宮が蕎麦を作って待ってるぞ」

 

鬼人「おう」

 

 

 

 

「相変わらず、お前は道具とよくしゃべんのう」

 

鬼人「ああぁん!」ギロッ

 

 

火田大将「じゃから、お前は弱いんだ。」

 

鬼人「おもしれぇこと言うじゃねぇかよ、火浦ぁぁ。いいぜ、今すぐにでもどっちが強者か決めようぜ。」

 

火大将「わしが強者にきまっちょるだろうが‼︎」ボォォン!!

 

鬼人「テメェのその面ぁ!切り裂いてやるよ!!!」ゴォォオ!!

 

伊勢「ッ!」

日向「」チキッ

 

林野大将「火浦〜その辺にしときなさいなぁ、ここで争ったって余計な混乱をだすだけだよ。」コッコッ

 

火田大将「黙らんかい!林野ォ!!」

 

林野大将「熱くなるのはいいけど〜ここじゃいけないねえ〜」スッ

 

火田大将「林野ォお前はどっちの味方じゃ、それをわしにむけるちゅうことは」

 

林野大将「わたしは〜あんたの味方だよ?そしてあんたのブレーキでもあるんだよ〜。

ここであんたが暴れるなら鎮守府に戻すよ〜?」

 

火田大将「ぬぅ〜」ギリィ

 

林野大将「もちろん、鬼人君。君もね〜」

 

鬼人「・・・」

 

林野大将「お前さんも見てんなら止めるぐらいしたらどうだい?山崎大将?」

 

山崎大将「」コッコッ

 

鬼人「(いたのか、この人無口だからよくいるかわかんねぇだよな)」

 

山崎大将「・・・ 鬼人ここで暴れるのは良くない。そして今こいつと戦う時でもない、引くぞ。」

 

林野大将「ほら、山崎大将もこう言ってるから能力を消しな火浦、鬼人君じゃないと、海に落とすよ?」

 

火田大将「ふん!」

 

鬼人「チッ」

 

鬼人「伊勢、日向 帰んぞ。」スタスタ

 

火田大将「」ギロッ

鬼人「」ギロ

 

 

 

 

 

林野大将「たくも〜火浦、相手はまだ15の子供だよ〜?何そんなにムキになってんのさ〜」

 

火浦「ふん!」スタスタ

 

林野「やれやれ」スタスタ

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

鬼人「おっさん、なんで俺についた。理由を教えろ。」

 

山崎「俺にとってあの子達は娘だ。 この力はあの子達を守るために使う。 」

 

鬼人「あっそ。」

 

伊勢(お〜 提督が大将同士の話し合いで笑った。)

日向(ふむ、珍しい物が見れた。 )

 

 

鬼人(帰って蕎麦食って寝よ)

山崎(待っててね、暁ちゃん、響ちゃん 雷ちゃん 電ちゃん後皆んな!皆んなの幸せのために、パパ頑張るよ!)グッ

 

鬼人(山崎のオッチャン 能力の確認かな。あの鋭く覚悟が決まった目きっとあの野郎達とぶつかる日は近いんだな。俺も覚悟決めて行くか! )バチッン!

 

鬼人「おっシャァ! オッチャン!今からカツ丼食いに行こうぜ!!」

 

山崎(鬼人くん いきなり顔叩いてどうしたのかな?)「アァ、なら食堂にでも行くか。」

 

伊勢「えぇ〜蕎麦じゃないの!?私、蕎麦の気分なのに!」

 

日向「まぁそう言うな私達は蕎麦を食えばいいじゃないか。」

 

伊勢「それって、私達は帰ってから食べるの?」

 

日向「まぁ そうなるな」

 

伊勢「えぇ〜!!ならカツ丼食べて、間宮さんの蕎麦も食べる!」

 

日向「太るぞ。」

 

伊勢「日向と違って私はカロリー計算してるもん!」

 

日向「ほう、なら精々計算して食せ。」

 

伊勢「あ〜信じてないな!」

 

鬼人「おーい早く来いよー。」

 

「「わかった/よ」」

 

 


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