カードファイト!ヴァンガード!!~数々のデッキで道を切り開く先導者~   作:瑞田高光

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7ヵ月半振り位ですね……遅くなってしまい申し訳無いです。
遅くなったのは単純に他の小説に執筆意欲が向いただけです。忘れてた事は無いので安心してください!(でも、いつの間にか既に新しい世代になってるのはご愛嬌←)


…………ミスあったら、教えてください。主にカード名とかカード名とかカード名とか((((
プレイ中の内容とかは見直したから大丈夫…………の筈(不安)
やっぱり脳内ファイトなので、プレミが無いとは言い切れないので……


新たなる先導者~樹木との共闘~part2

前回までの場のおさらい

 

タスク ダメージ3(裏2)

手札6

V:アルボロス・ドラゴン “聖樹”P11000

V裏:カローラ・ドラゴンP8000

右上R:グラスビーズ・ドラゴンP9000

右下R:カローラ・ドラゴンP8000

左上R:ヘイヨー・パイナッポーP8000

左下R:カローラ・ドラゴンP8000

 

カツミ ダメージ2

手札7枚

V:ドラゴンナイト ネハーレンP10000

 

「行くよ!カローラのブースト……“聖樹”でアタック!」

 

「くっ……ノーガード!」

 

 まぁ、まだ2ダメだからね……それにしても【かげろう】かと思ったけど“ヘル・スパイダー”に“モンスター・フランク”……どんな構築をしてるんだろう……

 

「ツインドライブ……1枚目、パイナッポー。2枚目…………同じくパイナッポー……トリガー無し、か…………なら、カローラ支援のグラスビーズでアタック!」

 

 ちなみに、相手のトリガーチェックではG3が落ちた。

 

「“槍の化身 ター”でガード!!」

 

 防がれた……でも、まだ!

 

「パイナッポー! パワーは19000だ!!」

 

「ノーガード……トリガーは無しだ…………」

 

 うーん……何とも言いがたいなぁ…………

 

「仕方ないね……ターンエンド」

 

カツミダメージ4

手札7枚

V:ドラゴンナイト ネハーレンP10000

 

タスクダメージ3(裏2)

手札8(ヘイヨー・パイナッポー×2)

V:アルボロス・ドラゴン “聖樹”P11000

V裏:カローラ・ドラゴンP8000

右上R:グラスビーズ・ドラゴンP9000

右下R:カローラ・ドラゴンP8000

左上R:ヘイヨー・パイナッポーP8000

左下R:カローラ・ドラゴンP8000

 

「よっしゃあ! 俺様のターン、ドロー!」

 

 さて、G3は色々見えてたけど……どのカードにライドするんだ…………

 

「“ボーテックス・ドラゴン”に、俺様最強ライド!!」

 

 ……ボーテックス、か。メガブラストでリアを吹き飛ばす力を持つアイツだな。ダメは4だけど、ソウルはそんなに貯まってない……長引かせると厄介だな…………

 

「ボーテックスのスキルでソウルチャージして、パワー+2000だ!!更に、“ヘル・スパイダー”を2体コールしてCB2でスキル発動!! お前の前列2体をスタンドさせなくする!!」

 

 っわ……コッチにCB使うか? 普通…………まぁ、そっちの方が俺としては有り難いかな。

 

「バトル! ボーテックスで攻撃だ!」

 

 前列はリア2体がスタンド不可になってる……ここは

 

「前列のグラスビーズとパイナッポーでインターセプト!!」

 

2枚貫通だけど……どうだ?

 

「ドライブチェック! 1枚目……ボーテックス……」

 

 よし、貫通は無し!

 

「セカンドチェック……クリティカルトリガー! 効果は全て右のヘル・スパイダーに!! トリガーの乗ったヘル・スパイダーでアタック!」

 

 ここで受けてもダメージは5……もう片方はどうあがいても攻撃出来ないし……

 

「ここは甘んじて受ける。ダメージ1枚目……グラスビーズ……2枚目…………ゲット、ヒールトリガー! ダメージ量は同数だから1点回復してヴァンガードにパワーを」

 

 俺は捲れたヒールトリガーの効果で裏返しになってるダメージゾーンのカードを1枚ドロップしておいた。これでグラスビーズ2回分のCBが用意できるな。

 

「くそっ……ターンエンドだ!!」

 

カツミ ダメージ4(裏4)

手札7枚(クリトリ1枚・ボーテックス)

V:ボーテックス・ドラゴンP12000→10000

右上R:ヘル・スパイダーP10000

左上R:ヘル・スパイダーP10000

 

タスク ダメージ4(裏1)

手札8(ヘイヨー・パイナッポー×2)

V:アルボロス・ドラゴン“聖樹”P11000

V裏:カローラ・ドラゴンP8000

右下R:カローラ・ドラゴンP8000

左下R:カローラ・ドラゴンP8000

 

 とりあえずは凌いだ……って感じかな? ダメージ量的にもあまり悠長に構えてられないし……そろそろ決着を付けるか。

 

「俺のターン……と同時に“聖樹”のリミット・ブレイク!」

 

「何っ!?」

 

「このタイミングで!?」

 

「まぁ、永続効果のリミットブレイクだから4点貯まったときが本来なんだけど……ま、自分のターンにしか効果はそんなに関係無いし…………ね? ……では、改めて。そのスキルにより、自分のヴァンガード、又はリアガードのユニット全てに次の効果を与える。その効果は『同名ユニットがヴァンガードゾーン又はリアガードゾーンに居るとき、このユニットのパワー+3000を与える』効果!! 更にヘイヨー・パイナッポーを2体コール! これで、同名ユニットがいるユニットの全てのパワーが上がる!!」

 

カローラ・ドラゴン×3P8000→11000

 

ヘイヨー・パイナッポー×2P8000→11000

 

「ぜ、全員が単体パワー11000……!?」

 

 アイチがすごく驚いている……まぁ、これがこのデッキの最高火力だもんな。

 

「ま、ダメージが3枚以下になったらこのスキルも消滅するけどね……バトル! 右のパイナッポーでヴァンガードをアタック! パイナッポーは己のスキルで更に強化される!!」

 

ヘイヨー・パイナッポーP11000→14000→25000

 

「ふ、防ぎきれっかよ!! ノーガード!! ……くっ、トリガーはねぇ!」

 

 またG3……よく落ちるなぁ…………

 

「いけっ! “聖樹”でヴァンガードにアタックだ!!」

 

「ぐっ……まだだっ! ゲンジョウとネハーレンでガード!! トリガー来るなら来てみやがれ!!」

 

攻)11000+11000=22000vs25000=10000+15000(防

 

 相手も大勝負を仕掛けてきた…………なら、勝つ!!

 

「ドライブチェック……1枚目…………」

 

 捲れたのは…………G1アルボロス……トリガーではない…………

 

「2枚目…………」

 

 周り(アイチ達やミサキさん)が静かになっている……自分の心臓の鼓動が凄くよく分かる…………これで貫通するか……どうか…………!

 

 

 

 

 

「っ!!」

 

 捲れたカードを見て、ファイト相手は固まり、俺は思わず口元が緩んだ。

 

「…………2枚目、“ダンガン・マロン”……ゲット、クリティカルトリガー!! 当然、効果は全てヴァンガードに!!」

 

 ここでのクリティカル……どうやら、ファイトの女神は俺に微笑んだ様だ…………

 

「ぐっ……まだだ! ダメージチェック! 1枚目……“槍の化身 ター”…………」

 

 捲られたのはトリガーでも、クリティカルか……なら問題ない

 

「まだだっ! 2枚目…………!」

 

 そして2枚目に捲られたのは…………

 

 

 

 

 

「……ボーテックス…………クソッ!」

 

 G3…………決まった。

 

win先導タスク

 

 

「な、何故だ……星占いは最高だったはず…………次は名前占いでも試してみるか……」

 

 …………このカツミ(……だっけ?)って人のデッキ……ヤケに、G3多かったな…………心配になるくらい。まぁ、良いか。俺はデッキを片付けると、アイチの顔の笑みがすごいファイトを見たって感じの顔になっているのに気付いた。アイチはまだ興奮冷めやらぬって感じに話し掛けてきた。

 

「凄いや、タスク! プレイングが本当に凄かったよ!!」

 

「いやいや……俺のデッキが答えてくれたから…………って感じだね」

 

 俺が苦笑いで返すと、そばにいた黄色に染めてるのか?って感じの髪をした制服姿の青年が居ることに気付いた。

 

「貴方は?」

 

「んぁ? 俺かい? 俺は三和 タイシってんだ。宜しくな!」

 

 自分に話し掛けられてる事に気付いた青年(多分年上かな?)……タイシさんは軽くポーズして名乗ってくれた。…………ちょっとキザだけど、知識人っぽいね。

 

「先導タスクです。アイチとは、従兄弟なんです。よろしくお願いします」

 

「へぇ、アイチに従兄弟が居たのか……宜しく頼むぜ」

 

「そうだ! タスク、僕の家に来たらどお? 母さんやエミに顔出しに来たら?」

 

「うん、そうさせてもらうよ」

 

 アイチが名案を思い付いたかのように俺に話し掛けてきたから、俺もそれに乗った。実は、俺はこれからアイチの家に厄介になるんだけど……アイチにはその旨を伝えてない。アイチってからかい甲斐あるもんなぁ…………ん? でも、この様子だとまだ知らないのかな?? アイチのお母さんには伝えた筈だけど…………

 ま、いっか!

 

「それじゃあ、俺はアイチと共に帰らせてもらおうかな?」

 

「それじゃあ……みんな、またね!」

 

 そういうわけで俺とアイチは一緒に家へと帰る事になった。

 家に帰って、俺が一緒に住む事を知った時のアイチの顔は…………うん、傑作だった。驚きっぷりが半端なかった。




とりあえず、次回はNOファイト回になる予定です。ついでに何処の中学校に通うかも分かります&新キャラ出すかもです。(予定は未定)
次はどんな感じのデッキを使わせようかな……候補としては、«スパイクブラザーズ»«グランブルー»«グレートネイチャー»辺り、ですかね…………
まぁ、ほぼ翌日設定なのでデッキは増えてないイメージでお願いします。(カードキャピタルで買い足すかも……?)


もし、使ってほしいクランやデッキがあれば、メッセージで教えて頂けると幸いです。(もちろん、世界観に沿ったクランやデッキでお願いします。ロイパラとかかげろうとかシャドパラとか居ないクランで作ってと言われても困ります←
デッキコンセプトで言えばブレイクライドとかブレイククロスライドとか呪縛«ロック»とかするデッキはマジで止めてください。作者の精神ダメージが6点になってしまいます←)
デッキ内容を送って頂く時に、そのデッキの回し方の大まかな流れとかも書いて頂けると、とても嬉しいです。ダブルトリガーで6点ダメージ受けるときのダブルヒールトリガー並みに嬉しいです。嬉し泣きします。
何せ、俺は脳筋ゴルパラ解放者のデッキしか今まで使ってこなかったので…………複雑なコンボは苦手なんです(汗)
アルボロスは『ファイトは火力だぜ!』を具現化した感じなので楽なんですけどね…………

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