「〈アラズ〉の神々の元へ。」
赤髪の若き男は死にゆくシカの魂に、
神々へ導きの祝詞を上げる。

男は森林に棲む獣を狩り、
肉とする猟師・ヨエル。

禁猟区の深き森、〈禁域〉で
珍しい銀毛のキツネに遇う。

――はらへったのぅ。
空腹を訴えるキツネが人の言葉を話すので、
男は折れて餌付けしてしまう。
――犬ころと一緒にするでない!

猟師は剥いだ皮を売る為、町へ降りると、
そこで美しい金髪の娘・キルスと出会った。

狐と猟師、人と獣の物語。

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ノベルアップ+他にて重複掲載。
https://shimonomori.art.blog/2020/05/01/ginmou/

※本作は横書き基準です。
 1行23文字程度で改行しています。

  01 獣を屠る()
  02 禁猟区の食客2020年05月08日(金) 18:00()
  03 足枷の道2020年05月15日(金) 18:00
  04 蛇と神々と魂の行き先2020年05月22日(金) 18:00
  05 商人と猟師2020年05月29日(金) 18:00
  06 別れた枝2020年06月05日(金) 18:00
  07 騒がしい夜の村2020年06月12日(金) 18:00
  08 なめしとにかわ2020年06月19日(金) 18:00
  09 折られた枝2020年06月26日(金) 18:00
  10 名の無い獣たち2020年07月03日(金) 18:00
  11 臆病な迷い子2020年07月10日(金) 18:00
  12 ふたつの境界
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