変質者は勘の良い人なら分かると思いますが、今回で正体が判明します。
△月◯日
我が家の前で切歌さんがボロボロで倒れてた。
急いで病院に連れていった……何かあったかも知れ
ないので会社と縁が深い病院に連れていった。
これなら何があっても大丈夫だろう、上司に明日は
有給を使いたいと話しておいた。
今日は病院に泊まる事にした……着替えも十分持って
きたから大丈夫(震え声)
△月×日
上司から電話が来た、一週間休めとの事。
有難い、これで切歌さんに付きっきりで看病出来る
。
彼女が目を覚ました、会いに行ったら抱きつかれた
がまだ上手く立てないらしい。
リンゴを剥いて食べさせてあげた、何でボロボロな
上に家の前に倒れてたのか……今は聞かない事にした。
△月△日
いつぞやの変質者をまた捕まえた……話を聞くと切歌
さんの関係者らしい、詳しい事は機密事項で話せない
との事。
女の子がボロボロの時点でその秘密事項が胡散臭い
し、ムカついたので顎を殴って気絶させておいた。
彼女は私の所に帰ってきた……という認識らしい、1
ヶ月と少ししか暮らしてないがそう思ってもらえると
嬉しい……が複雑である。
恐らく家出したのだろう、あの変質者……緒川とか言
ったか、話だとそうなるらしい。
△月□日
なんか活発な子がいた、切歌さんの友達らしい。
ただ変わった子で、暫くは私に切歌さんを見て欲し
いらしい。
そっか……話を聞くと、家出するために彼女……立花
響さんは気絶させられた様だ。
そこまでして戻りたかったなら、記憶が戻るまで一
緒にいて欲しいらしい……優しさの塊かな?
響さんは切歌さんの居場所を内緒にするらしい、や
っぱり優しさの塊かな?
△月δ日
また変な夢を見た、例のフィーネさんだ。
どうやら私は器……だったらしいのだが、どうゆう訳
か入れなかったらしい、とは言っても乗っ取るつもり
は毛頭無かったと言っている。
怖いわ、どんな機密事項なんだ切歌ちゃんのいた所
は。
響さんも関係者っぽいし、少女が関わらなきゃなら
ない機密事項なんてどうゆう事だよ。
夢に出てくる物騒なフィーネさんも関係者とか怖す
ぎるわふざけんなよ政府。
そう言えば、うちの社長が前に対ノイズ用のスーツ
コンペに出したら意味不明な理由で負けたとか言って
たな……ふざけんなよ政府。
おっと、フィーネさんの目的は切歌ちゃんの保護を
してもらうため、私を説得しに来たらしい。
最初からそのつもりじゃい、帰れ。
△月Ω日
家出してから切ちゃんが凄く甘えてくる。
呼び名が変わったのは、余所余所しいって怒られた
ので愛称で"切ちゃん"と呼ぶ事にした。
それと、前の日記を見られたらしい。
一人称が日記だと私で、切ちゃんと話す時は俺なの
は何故なのかを聞かれた。
それは書く時と分けてるからと答えておいた。
△月ε日
1日切ちゃんと遊んだ、やたらと甘えてくる1日
でもあった。
トランプやオセロをして過ごしたり、ずっと頭を
撫でてあげたりお菓子を食べさせてあげたり、逆に
食べさせてもらったりで。
そう言えば、変質者を社長が拘束してるらしい。
何でも政府とのパイプがあって色々情報を引き出
しているらしい。
あいつ……本当に政府組織の人間だったのか。
△月α日
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「……君は切ちゃんの友達かな?」
「貴方には関係ない」
「そうはいかないよ、気絶してる切ちゃんを連れ
去る君を止めるのは、当たり前だよね」
「私は切ちゃんの家族……貴方は部外者、もういい
でしょ」
英二の前には、ピンク色の鎧をまとった少女が切歌
を担いでいた。
その鎧は軽装に見えるが、英二は社長の話を思いだ
し考え直す……恐らくこれがコンペに勝った対ノイズ
用装備の今の姿なのだと確信したからだ。
「駄目だね、ボロボロになりながら俺の所に来た切
ちゃんをそう簡単に戻せる訳無いでしょ。
それに、気絶させたなら無理だって突っぱねられ
たってことでしょ?尚更無理だね」
「……邪魔しないで、今の私は冷静じゃない」
「なら……俺もそれなりの対応をするよ」
英二は懐からバックルを取り出し、腰に当てる。
すると自動的に腰にベルトが巻かれ、バックルが固
定される……英二は続けてメダルを三枚取り出す。
「これ、使いたくはなかったけど」
「……」
「仕方ないよね」
メダル三枚はバックルの窪みに装填され、英二の手
によってバックルが傾きロックされる。
「君が切ちゃんの事、大切なのはわかったよ。
でも記憶が無いのに無理強いするのは……見過ごせ
ないからね」
「痛い目見ても……知らないから」
ベルトの側面についた円形の物体を右手に持ち、英
二は叫ぶ。
「変身!!」
円形の物体、オースキャナーがメダルの情報を読み
取り、バックルであるオーズドライバーから英二の全
身に無限のエネルギーが流れるラインドライブが形成
されていく。
「タカ!
トラ!
バッタ!」
空中にライダークレスト……その戦士を象徴するマー
クが現れる。
全てを見通す王者の瞳・タカの力
全てを切り裂く猛獣の爪・トラの力
全てを圧倒する脚力・バッタの力
それらの力が一つになり、英二を無限の力を内包し
た戦士へと変える。
「タ・ト・バ!
タトバ!
タ・ト・バ!!」
それは聖遺物とは似て非なるものだった。
とある遺跡にて発掘されたそれは、無傷でメダルと
共に解析された。
分かった事は、凄まじい数のメダルの組み合わせが
あること、無限に等しい力があること、そして適正が
なければ変身できない事。
「手加減しないよ」
「こっちのセリフ!」
三つのメダルで変身する、無限を超えた無限、あら
ゆる生物の頂点のそのまた頂点
とある人物がその戦士へ名を付けた……。
"オーズ"と
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日野 英二(19)
この短編の主人公、切ちゃんのヤンデレ対象になっ
た男であり、調ちゃんからの敵意がMAXな男。
鴻上ファウンデーションで様々な部署の手助けをす
る部署に属しており、海外への出張にもよく行く。
最近までは、遺跡発掘やその地域の調査などをして
いたが、切歌を保護した事で日本での活動に切り替わ
った。
誕生日は不明であり、とある施設の前に置き去りに
されていた……その際、右手にほんの少しの灰を握って
いた。
オーズ
王を束ねる王、OOO、無限を越えた無限。
それらを総称してオーズと名付けられた。
鴻上特殊研究所にてベルトの解析が進められたが、
一部分しか解明出来なかった。
発掘した英二しか変身出来ず、鴻上会長の提案によ
り英二が所持する事になった。
氷川 真(22)
エリート警察で対ノイズ部隊という試験部署でリー
ダーを勤める人物。
この部署には鴻上ファウンデーションと警察で共同
製作したスーツが配布され、純粋な科学のみでノイズ
に抵抗できる唯一の部隊である。
氷川事態は少し頭の硬い所はあるが、それでも友人
を優先したりなど好かれやすい男である。
鴻上会長(43)
英二からは社長と呼ばれているが、正確には会長で
あり色んな事業をしているため鴻上ファウンデーショ
ンは何の会社なのかは知られていない……が至る所に
ブランドの品がある。
兎に角お祝いしたい人物で、ケーキを作っては社員
をお祝いする。
好きな物は欲望であり、欲望をさらけ出し邁進する
人間を物凄く誉める。
エボルト。ゲーム内初の特殊バースト演出おめでとう!
まさかの急展開、ライダーVSシンフォギア
調ちゃんは監禁ヤンデレタイプだと思うよ、私は。