その一つに   作:アストラッド

16 / 17
 ビッキーとイチャイチャしてマリアさんとラッキースケベしたい人生だった……ボイジャー君は実質、両性。


グレビッキーと過去無し男

 ーねぇ、あんたさぁー

 

 ーなにー?ー

 

 ー記憶……戻ったらさ……帰るの?ー

 

 ー……分かんないやー

 

 ーそう……ー

 

 ーでもさぁ、そん時は一緒に帰ろー

 

 ーえっ?ー

 

 ー俺の家が、君の家になる……良くない?ー

 

 ー……考えとくー

 

 これは、1人の寂しがりな少女が……救われる話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「もう持ちません!この聖遺物をなんとしても守ら

  ないと……何とかならないか!?」

 

 燃え盛る研究所の中、数人の研究員は慌ただしく機

械や資料を弄っては慌てていた。

 

 「無理言うな!この状況で誰が逃げられると?」

 

 「だがこれは、人類の未来だぞ!オーバーテクノロ

  ジーが詰まった過去の遺物を、こんな所で奪われ

  てたまるか!」

 

 「待て、俺に考えがある」

 

 「「何だそれは!」」

 

 「……ジャスティスを核爆発させる」

 

 「「……ふざけてる場合か!」」

 

 そんなこんな騒いでいると、施設の何処かで発砲音

と爆発音が響いてくる。

 

 「ちっ!米国め、どうせフィーネの傀儡になってい

  る事にも気付けん奴等だ、これがどういう結末に

  繋がるかもわからないのか!」

 

 「最終手段だ、これを見ろ」

 

 「……アタッシュケースだな」

 

 「このケースは、核爆発にも耐える事ができ尚且つ

  簡単には開けられん……開けられたらそいつはラッ

  キーボーイだぜぃ☆」

 

 「どうゆう事だ!」

 

 「簡単にはいうと、意味不明な質問が一万通りあり

  その答えは十分ごとにランダムに振り分けられる

  、私の好きな食べ物は?の答えが次の道を左です

  ……みたいなランダム設定だ」

 

 「ぜってーわからないだろ」

 

 「これに聖遺物を入れ、レールガンで打ち上げる」

 

 「お前バカだろ、絶対にバカだろ」

 

 「奴等に奪われる位なら、一か八かに賭けるんだ

  よ!」

 

 「おっ、そうだな」

 

 「もうケースには詰めたから、後はセットして」

 

 「えっ、そこ発射口なの?」

 

 「そうだよ」

 

 「良いから早くやれ!!」

 

 「プラズマダイバーミサイル、発射ぁ!」

 

 その日、山奥で大規模な爆発と一条の流星が確認

されたそうだ。

 

 そしてそれは、ある男の人生を変える事になると

は……誰にも予想出来なかった。

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 「ん~……ねぇ、響!」

 

 「……どうしたの、詠夢」

 

 「鞄を拾った」

 

 「鞄?……立派な」

 

 河川敷で2人の男女……立花響と詠夢は、拾ったアタ

ッシュケースを見つめていた。

 

 「こんなの、落とす奴もバカだね」

 

 彼女は立花響、15才。

 とあるライブでの事故に巻き込まれ生還するも、世

間がクソ過ぎる理論を展開し迫害される。

 父親は蒸発、母親達の迷惑になると家出しかれこれ

2年は戻ってないが、詠夢と二人で何とかなってる。

 最近は新聞配達のアルバイトのお給金が上がった。

 

 

 「そうだねぇ、よほど慌ててたのかな?」

 

 彼は詠夢、19才。

 響が家出して空き家だと思って忍びこんだ場所に倒

れていた男。

 名字が不明なのは、名前と年齢しか覚えていなかっ

たからであり、記憶喪失だが今はゲーム会社でアルバ

イトをして2人で生活している。

 記憶喪失なのを良いことに、響に色々吹き込まれて

いる。

 

 「開くかな?」

 

 「やめときなよ、交番か戻してきて」

 

 「そっかぁ……あれ?」

 

 詠夢はアタッシュケースの横にボタンを見つけると

、何となくだが押してしまう。

 

 『ピロリワ♪問題!!』

 

 「どんな擬音!?」

 

 「ほら、捨てた方が良いよ」

 

 響の言葉を他所に、ケースは音声を垂れ流す。

それも仕方ないだろう、音声は録音であり始まれば基

本は止まらないのだ。

 

 『貴方が最も大切にしている物を奪ったのは誰?』

 

 「うーん……パス」

 

 「パス出来ないでしょ」

 

 『正解!貴方をマスター登録します』

 

 「はっ?」

 

 意味不明……一連の流れを簡単に説明するならばそ

うなるだろう。

 そもそもクイズの正解がパスである、たまたま以

外にはあり得ないが正解した詠夢は、素直に喜ぶ。

 

 「やったぜ!!」

 

 「えぇ……」

 

 「開けるねぇ……なにこれ?」

 

 アタッシュケースを開けると、そこには謎の物体

が入っており、緑が主体となった物体と、文字の書か

れたボタン付きの何かである。

 

 「……読めない」

 

 「私も英語は読めないよ……ナンチャラX……?」

 

 残念な事に、2人は英語が読めないのだ……当たり前

だ、1人は記憶喪失で日常動作は出来ても常識を忘れ

た男だ。

 もう1人は義務教育も終わっておらず、中学一年生

レベルの知識だ……そもそも、日本の教育ではそんなに

役にたつ英語など教えていない、なんならドラ⚪ンク

エストやファ⚪ナルファン⚪ジーに出てくる英語の方

が使える。

 

 「やっぱり読めない、捨てよう」

 

 「響ちゃん、交番に届けるね」

 

 「めんどくさいから持って帰っても良いんじゃない

  の?」

 

 「うーん……ますたーとうろく?されたしいっか」

 

 そう言って帰路につく2人……これが運命を変える物

だと知らずに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 某所

 

 「ダメね、何にも残ってないわ」

 

 「そうか……」

 

 筋骨隆々の男と白衣を着た女性が、パソコンの画面

を見つめながら話している。

 

 「しかし、ここは正体不明の聖遺物を研究していた

  のだろう?そんな不確定な聖遺物を米国は狙った

  のか?」

 

 「米国も手段を選んでいられないようね……聖遺物は

  奪取されたって思った方がいいかしら」

 

 「そうだな、出来れば取り返したいが……人員をそち

  らへまわす余裕もないか」

 

 「そうねぇ……あっちが何をするか分からない以上、

  警戒しないといけないから聖遺物を取り返す……

  なんて余裕はないわね」

 

 「そうだな……」

 

 パソコンの画面が切り替わり、1人の少女を映し出

した……それは響の写真だ。

 

 「彼女にも協力してもらえれば良かったのだが」

 

 「彼女……無理じゃない?翼ちゃんの説得にも応じ

  ないのよ」

 

 「うーむ……」

 

 そうしていると、突然サイレンがなり始める。

2人は即座に動きだし、何処かへと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同時刻 街中

 

 

 

 「くそっ!めんどくさいなぁ」

 

 そう言いながら、立花響は鎧を身に纏いながらノイ

ズ……人類の天敵を屠っていく。

 

 

 シンフォギア……人間を灰に変える怪物を倒せる唯一

の力、歌をエネルギーに変換し鎧と武器とする物。

 

 「響!無茶は駄目だよ」

 

 「分かってる、あんたは隠れてなよ」

 

 次々とノイズを粉砕し、ついには全滅させた響。

 

 「……今回は少なかったね」

 

 「少ないに越した事はない、帰ろう詠夢」

 

 帰ろうとシンフォギアを解除しようとした響。

 しかし、彼女はそれを止め耳を澄ませる……彼女

は理解する、バイクの音だ。

 

 「詠夢、まだ帰れそうにない」

 

 「えっ?どうしたの」

 

 「面倒なのがきた……離れろ!」

 

 瞬間、バイク"だけ"が響に突っ込んでくる。

 響はそれを受け止めるが、数メートル後ろに飛ば

される。

 

 「響!」

 

 「くぅぅ……相変わらず物を大事にしない」

 

 響が睨み付ける先には、青と白のシンフォギアを

纏った女性がこちらへ歩を進めていた。

 

 「立花……響」

 

 「まだ私を恨んでる訳?」

 

 「……それは、奏のガングニールだ」

 

 「今は私のだ……ノイズを潰すための私の力だ」

 

 「「……」」

 

 詠夢が物陰に隠れたのを確認した響は、相手と睨

み合う。

 

 彼女は風鳴翼、政府に属するシンフォギア奏者で

ありアーティストである。

 彼女が奏者である事は、政府により秘匿されアー

ティスト活動もその一環に過ぎないのだった。

 

 「推して……参る!」

 

 翼が刀を構え動き出す。

 響は即座にそれに対応するように、その場から少

し下がった瞬間、目の前に翼が現れる。

 

 「見切ったつもりか!」

 

 「ちっ……」

 

 響は翼の振り下ろした刃をガントレットで受け止

め、すかさず足払いを仕掛ける。

 しかし、それを軽々と避け離れた所に着地した翼

は、やはり響を睨み付けている。

 

 「……まただ」

 

 「奏のギアを……これ以上汚されてなるものか」

 

 「またあの目だ……ほんっと嫌になる」

 

 響は翼の目に覚えがあった……自身を正義だと信じ

て疑わず、他人を傷付ける事を躊躇わない人間の目

だった。

 

 「私が消えれば良いって……世界はとことん、私の

  事が嫌いらしい」

 

 「ごちゃごちゃと……余裕だな」

 

 「こっちはかつかつだよ……もう関わらないで欲し

  いんだけど」

 

 「貴様を拘束する、力づくでな」

 

 響は毒づく……自分に平穏は無いのかと。

一方、隠れている詠夢はと言うと……。

 

 「どうしよう……まずいよね」

 

 響以上に翼の異常性を感じ取っていた。

まるで何かに取りつかれた様な行動、恨みの籠った視

線は響から少しだけ話を聞いていたが、詠夢はそれで

も異常であると感じていたのだ。

 

 「テレビの時とギャップがありすぎる……まるで精神

  異常みたいだ」

 

 詠夢の感想は誰もが共感するだろう、芸能人が知り

合いにいきなり石を投げてきて"お前を殺す"なんて言っ

たら精神科に連れていくか、警察に連絡するだろう。

 まさにそんな状態な彼だが、ここから逃げる気はな

いだろう。

 

 「そうだ!この中身を……」

 

 そう言って彼はアタッシュケースを開ける……が、忘

れてはならない事がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……どう使うんだろう?」

 

 そもそも用途が分からないのだ。

 

 「待ってこれ何……レバーが凄いガチャガチャする」

 

 認識がガバガバなのだ、記憶喪失の男に用途の分か

らないアイテムが使える訳が無いのだ。

 

 「えっと‥‥…腰!!」

 

 しかし奇跡的に、彼はそれを腰にあてる事で装着す

る事ができた……わりとまじで奇跡である。

 

 「それで‥‥…穴に、これを?」

 

 差すのだが、どの方向からゲームカセットもどきを

差すのか分からず、破壊する勢いでガチャガチャして

いる‥‥それはもう凄い勢いでガチャガチャしている。

 

 

 

 

 

 響視点

 

 

 「いい加減!‥‥…私の邪魔をするなぁ!!」

 

 私はただ、幸せに暮らしたかっただけなのに。

ただ生きていたかっただけなのに、何故こんなにも邪

魔されなければならないのか。

 

 家族も、学校のクラスメイトも、教師も、見知らぬ

誰かも‥‥…目の前の女も。

 

 

 ー 生きる事を諦めるな!! ー

 

 

 あの言葉が私を縛る、もしかしたら素直に死ねない

のはそのせいかもしれない。

 

 「奏のガングニールを纏うには、貴様は身勝手過ぎ

  る‥‥その力を欲に使う貴様を私は許さない」

 

 「‥‥身勝手なのはどっちだよ‥‥クソ」

 

 どこまでも自分の理論を押し付けてくる。

 

 「人々を守る力を、私利私欲に使うなど!」

 

 「クソッタレの理論を私に押し付けるなぁ!!」

 

 肩に刃が突き刺さる‥‥だけど負けられない、生きる

ために。

 

 投げられた小刀が太股に突き刺さる……だけど倒れて

はいられない、帰る為に。

 

 刀を握り受け止める、痛みと血が止まらない……だけ

ど離すわけにはいかない、私は‥‥。

 

 

 「戦わない為に戦うのか」

 

 「あたり‥‥前‥‥でしょ?死ぬ気‥‥なんて‥‥アホのす

  る事だよ」

 

 「貴様!?」

 

 振り上げられた刀が視界に入る‥‥人は所詮、自分の

為にしか生きてはいけないんだよ。

 

 「それはあんたも一緒だった」

 

 残された数秒、今までの人生を振り替える。

 

 

 

 

 親友との思い出‥‥きっと私の事を心配してるだろう

、だってあんなに優しい性格だから。

 引っ越したのも、親が彼女を心配したがゆえなのだ

ろう‥‥。

 

 

 家族との思い出‥‥いっぱい迷惑をかけた、親孝行な

んて一つも出来なかったけど‥‥幸せに過ごして欲しい

って思ってる。

 

 

 詠夢との思い出‥‥詠夢がいなきゃ、私はもっとひど

い奴になってたかもしれない。

 一番楽しかったよ、詠夢との生活が……本人には絶対

に言わないけどさ。

 

 

 

 「罪を償え」

 

 「勝手に言ってろ‥‥身勝手の押し付けバーカ!」

 

 

 

 

 私は目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いや遅いわ、まだ生きてる。

 

 「がぁ……何者だ‥‥」

 

 目を開ければ、右手を抑えなんかきっしょい顔を晒

したあの女の姿があった。

 

 そして‥‥目の前に転がったハンマーと腰の物体にダ

サさに驚きながら、更なる驚愕シーンをみる羽目にな

った。

 

 

 

 

 

 「‥‥変‥‥身」

 

 「レッツゲーム!メッチャゲーム!

  ムッチャゲーム!ワッチャネーム?

 

 

 

 「   アイム ア 仮面ライダー  」

 

 

 「‥‥俺達の運命は‥‥」

 

 

 「ガッチャーン!レベルアップ!!

 

 「 マイティジャンプ!

    マイティキック!

 マイティマイティアクション!X!!

 

 

 「俺達が決める!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あ、ここで終わりです」

 

 「誰に言ったの詠夢?」

 

 

 

 

 

 

 




 めんどくさくなって中途半端にとめーる、クオリティ低いやーつ

 詠夢

 基本的にアホ、しかし真面目なシーンになるとメッチャカッコよく賢くなる。
 自分の為に他人に良くしてる人間であり、誰かの為にやったのに!って言った人間を容赦なくぶん殴る。


 グレ響

 詠夢大好きウーマン、凄くスキ。

 翼

 このあとボコボコにされる、全治3ヶ月
後で正気に戻った。
 
 弦十郎

 通信で翼さんをめちゃくちゃ止めてた。
ハイパームテキの1/5位の強さ
 次回のネタ、未定
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。