ヒーロー名"神(ゴッド)・エネル "   作:玉箒

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言うの忘れてました、僕ヒロアカもワンピも割とにわかです
なので色々キャラに違和感があったり、矛盾が生じている箇所があると思うので、そういうときは遠慮なく言ってください
僕も助かりますm(_ _)m


2話:神たる最初の試練

来たぞ・・・!ついに!雄英の試験日がなぁ!

まぁそう焦ることはない、神たる私が合格するのは至極当然のことだからなぁ?さてと今現在・・・8時20分か。試験時間が確か9時からだが、教室には半までには入っていろとのことだったな....ここから雄英まで十数キロだから....余裕だな。何故かだと?それはなぁ.....?

 

「我が雷だからだッ‼︎ヤァーッ!ハッハッハァー!!!」

 

 ということで難なく雄英に試験時間前に到着。さぁーてと、私の教室は・・・

・・・・・私以外全員座っているな、参考書等を一心不乱に眺めておるわ。せいぜい足掻くがいいさ、試験時間ギリギリまでなぁ。

 

 

 

 遅い、やっとこさ試験開始10分前だ。教員がやってきて筆記試験の手順を説明しているがどうだっていい、早く試験を受けさせろ、筆記なんぞに興味はないのだ。今は一分一秒でも早く、思う存分鍛えた個性を実技で発揮したいのだがなぁ。ということで、お前たちも私の受ける筆記の内容に興味なんぞないだろう?とばすぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ふむ、楽勝だったな。この全能たる神、エネルの知識を持ってすれば取るに足らない問題だった・・・・・

 

 

 

 んなわけねえだろ‼︎

 危なかった....!あれほど危機感を覚えたのは生まれて初めてだ....!!!確かに!偏差値79というのは実技試験の内容も加味した値だろうさ、しかしなぁ!79だ!79だぞ!?舐めてかかっておったわ....あれほど試験時間終了5分前の知らせが心臓に響いてくるとは思わんかったわ....!危うく心臓が止まりかけて電気ショックをしそうになったぞ....!

 

  しかし!しかし乗り切ったのだ!ヤハハ・・・筆記は恐らく問題ない、時間は危なかったがなんとか乗り切った...!

 そしてぇ!クク、次は実技試験の説明か、教室移動をしてまた長ったらしい説明があるんだろうが、オレは今気分がいい....それくらい潔く受けてやろうではないか、神たる我の寛大な心に感謝することだなぁ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『今日は俺のライヴにようこそー!!! エヴィバディセイへイ!!!』

 前言撤回だ。うるさい。なんだこの男は、これが雄英に所属する天下のtopヒーローだと?隣のぶつぶつ喋っているモサモサ頭の緑髪が言っているから間違いはないんだろうが...少しイラつくな。

 

 ・・・・いんや落ち着くのだ。先程私自ら寛大に、と言ったばかりではないか。どうせ直ぐに実技試験が始まるのだ。それまで少々の辛抱だ。

『どうしたリスナー共!!!声が小さいゼェ!?緊張してんのか!!』

 

『まだ筆記試験が終わったばっかりだぜえ!!!こっからが本番!実技はそんな比じゃねえぜー!!!Oh、year!!!!』

 

『さぁ、もっと声張り上げて行こうぜー!!!エヴィヴァディセ「「「うるさい」」」イ、へ・・・イ・・・」

 

 

 「貴様はただの試験監督官だろうが、さっさとそのうるさい口を閉じて簡潔に試験内容を説明しろ。リスナーだと?貴様のライヴとやらに興味は無い、早く私を試験場に連れて行くことが貴様の仕事だ、余計なことはしなくてよい」

それだけ言って俺はもう一度ドカッと椅子に座った。いやぁ、いかんな。つい口に出てしまった。周りから視線が集まっているなぁ、あいつは落ちたな、とか、あいつには勝ったな、とか。ふん、勝手にほざいてろ、貴様らは所詮"一つでも上"を目指してる凡人、私は"一つしかない椅子"を目指している神である。所詮貴様らは私の踏み台でしかないのだよ。

 

 『・・・OK!!!コイツは失礼したぜ!!!俺としたことが大勢を前にして、ついMC魂が熱くなっちまった!!!それじゃあ、今から試験内容を説明するぜえ!!!!Are you OK!!!!???」

 

まったく・・・最初からそうしてればよいのだ。さーてと、試験内容は、冊子5ページからか....ふむ....なるほど....なるほど.....ッ!!

な  る  ほ  ど  ッ !!!!!!!

 

「ヤハハ....!!」

 また漏れてしまったな、この笑い癖だけはどうも直らんな、まぁよい。しかし何という幸運だ!!神は実力だけでなく運さえも掌るのだと今確信したよ.....!そうかそうか、試験内容は大小異なる屑鉄を破壊すればよいのだな?なんとも私にうってつけの試験内容では無いか!

 ヤハハ...!笑いが止まらんなぁ....!

・・・・む?もうそろそろあのうるさい試験内容の説明が終わる頃か?

 

『最後にリスナーへ我が校"校訓"をプレゼントしよう!!!

かの英雄ナポレオン・ボナパルトは言った!「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と!!

"Plus Ultra(更に向こうへ!!)"!! それでは皆良い受難を!!』

 

 フフ、受難だと?笑わせるな、この試験、秒で終わらせてやるさ...!

あぁ、楽しみだ、先程私を蔑んだゴミ共の顔が絶望で染まるのを見ることがなあ.....!!!

 

 

 

どちらにしましょう。

  • 続行。
  • リメイク。

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