~始業式の日~
春休みが終わり、E組に入る。
春休みの間?
んー、3月の終わりごろ、月が7割方破壊され三日月になったのが新しいニュースかな。
茅野
「……にしても、雪村先生遅いねー?」
渚
「そうだね」
茅野と渚が話してるのを聞いて、私は何か新しい事が始まる気がした。
チャイムが鳴り、いかにも体育会系のガタイが良い先生が現れる。
??
「すまない、今年度からの表向きの担任はこの俺である、烏間が担当させて頂くことになった」
みんなは『表向きの担任』という事に疑問が浮かび上がる。
??「初めまして、私が月をやった犯人です。来年には地球もやる予定です。君達の担任になったのでどうぞよろしく」
と、黄色い顔で触手をヌルヌルさせた大男がE組の裏的な担任だという。
そして、烏間先生に「来年の3月までにこいつを殺っつけて欲しい。見事殺れたら100億円」と言われる。
という事で、普通の銃弾は当たらないという事なので、『対先生用ナイフ』と『対先生用BB弾』を各自渡される。
私は烏間先生の部下から『対先生用ナイフ』と『対先生用BB弾』を受け取ったら、ナイフを先生へと投げる。
先生
「ヌルフフフ、マッハ20のスピードなので、簡単には殺られませんよ?リーナ・アレキウルスさん」
「ちっ、簡単には殺れないか…」
茅野
「…簡単には殺れない?ねぇ、先生の名前殺せない先生って事で殺せんせーはどう?」
茅野の提案に皆は賛成し、殺せんせーという名前になった。
なんやかんやしてたら始業式が始まるという事で、皆は本校舎に向かう。
皆が向かう中、私は烏間先生に「対先生用BB弾」を5ダースほど貰う。
これで、殺れやすくなるかな?
ー本校舎ー
始業式はいつも通り、E組弄りで終わった。
皆がE組に戻る中私は学秀君に「後片付けを手伝って」と言われる。
なんでE組の奴をという嫉妬じみた表情をご英傑の人達にされたが、気にしない。
学秀
「A組に戻らないか?」
マイクを直し、ドアにもたれかかって学秀君が言う。
「なんでよ?」
学修
「A組全体の士気が下がる」
「E組に堕ちた私を誘うのね。でもね、残念。私はカルマ君と遊んでいたから、落ちた。ならば、自業自得だし、しばらくの間E組にいた方がいいでしょ?」
学秀
「…そうか」
学秀君はドアから離れ、消えていく。
E組に戻りながら思う。
元々私とハルカは成績は高いんだ。
それを入学時から全力を出さなかっただけで。
ああ、私とハルカは1年の時に全クラスに滞在してたよ。
最初はD組(1年の1学期間)で2学期はC組、3学期と2年の1学期間はB組。
2学期からはA組さ。
だから、E組にいる転入してきた子を除く生徒達は知っているし、話したこともあるんだ。
E組に入り真っ先に聞かれたのは「浅野君との関係は!?」と殺せんせーに聞かれた。
…世話過ぎないか?
「…別に学秀君とは関係ないよ。付き合ってないしネ」
茅野
「へぇー、そうなんだ」
最初からA組であれば関係してたかもね。
でも、2年A組でいた時に必要に私の隣をキープしていたから、気あったんじゃないかな?
勉強会があれば、私の隣に学秀君とハルカが居たから、周りの女子からは「うわー、ハーレム築いてる」とか思われてたんだろうな。
今となれば真相は分からないけど。
さぁ、明日からが楽しみだ。
どうだろうか?
茅野が沢山出ていますが、意味はないですw。