花小路伯爵は零により現在の直哉の様子を見て驚いていた。
「いったい直哉君に何が起きたのか」
そして零により直哉が入院するまでのいきさつが映像として流れ始めた。
そして直哉はのどかの両親との話を終えてのどかの部屋に案内をされた。
「へえここがのどかちゃんの部屋なんだ・・・うわああうさぎとペンギンと猫が浮いている」
直哉がのどかの部屋入った瞬間彼等ヒーリングアニマルを見て当然直哉は彼等の記憶がないので大騒ぎになってしまいのどかの両親が慌ててのどかの部屋に来てしまった。
そして直哉も落ち着き改めてヒーリングアニマル達と二度目の挨拶をするのだった。
「よっ久しぶりだな直哉」
と猫のニャトランが言う。
「へ、猫が言葉を話したーー」
直哉は二度目の混乱に陥った。
「ニャトランのせいで直哉が混乱したラビ」
「おいらのせいかにゃ」
「どう見てもそうだペン」
「直哉には今までの記憶がないの聞いてなかった?ペン」
「ああ、そういえばそうだにゃん」
「うう、人の言葉を喋る猫ということはニャトランは猫又の妖怪何ですね」
「違うにゃんおいら達はヒーリングアニマルだって言ってるにゃん」
「でも、直哉君が言うようにニャトランは人の前で言葉を話したら猫又の子供と勘違いするかも」
「にゃ、のどかまでそんなことを言うのかにゃん」
「「確かにラビペン」」
「お前らもかよにゃん」
「俺の味方はいないのか・・はあ」
ニャトランは自分の仲間がいないことにショックを受けていた。
「ああ嘘だよニャトラン」
のどかは慌ててニャトランにそう言った。
その後記憶がない直哉の為にヒーリングアニマルが直哉に説明をした。
「成る程君達はヒーリングガーデンという所からこちらの世界に来たんだね?」
「そうだペン」
「そうだにゃ」
「でもラビリンは直哉達と一緒にこちらの世界に来たラビ」
「ええーー僕と緒にーー」
直哉はラビリンの言葉に驚きを隠せないでいた。」
「それは本当だにゃ、確かトワと言う人が来てのどかとラビリンが記憶を無くす前の君に会いにいったんだにゃ」
「そうなんだゴメン僕そんな大事なことを覚えてなくて」
「ううん直哉は気にしないで響さんも私達もそんなことを気にしないから」
「そういえばチユたち遅いにゃ」
そういえばそうだペン」
「くちゅん」
その時ラテがくしゃみをした。
!!
それを見たのどかが慌ててラテに聴診器を当てるとラテの心の声が聞こえた。
「暖かいお水さんが苦しんでるラテ」
「暖かいお水さんということはペギタン一足に私達が現場に行くからちゆちゃんを呼んできて」
わかったペン」
そう言ってのどか達はそれぞれの行動を開始した。
「ほら直哉君も一緒に行くよ」
「ええーー僕戦い何て無理だよ」
そう思いながら直哉はのどか達と一緒に現場に行くのだった。