新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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感情を爆発させる者達

時を少し遡り・・・

 

 

大神達が日本橋に出撃している頃リィンは・・・

 

「リィン大丈夫?」

 

「ミリアムか、どうした?」

 

「うん、何だか元気ないよリィン。」

 

「ああ、俺はイシュメルガを追いかけてここに来たからか、俺は自分の知ってる歴史が本当なのかと考えていたんだ」

 

「そんなの簡単だよ。リィンが知ってる歴史もこちら側のゼムリア大陸に生きているエステルの双子のお兄さんがいることも全部本当の事だよ」

 

「何も偽物無いんだよ。リィン」

 

「リィン・・・イシュメルガの気配を関知した」

 

!!

 

本当か?ヴァリマール」

 

「アア、リィン」

 

 

そしてリィンはヴァリマールに乗り込み日本橋に向かった。

 

その頃日本橋では・・・

 

「メガメガビョウゲーン

 

メガ光武がプリキュア!スカイヒーリングフラワーを受けた直後・・・

 

イシュメルガは強い負の力を感じ、日本橋に行くと強い負の力を纏うマリア・タチバナがいた。

 

「ほう、女なんと心地よい感情を纏っているな」

 

「誰よ今私はプリキュアと戦っているの邪魔をするな」

 

 

「ほう、なら貴様はメガビョウゲーンとやらを受け入れたのか?」

 

 

「ええ、貴方も受け入れるわよ。イシュメルガ」

 

「ほう、我を受け入れるか?面白い」

 

そう言ってイシュメルガはマリアと同化をした。

 

その頃大神はヒーリングステッキになっていた。

 

「行くよおじさん。ニャトラン」

 

「「おう」」

 

「俺はおじさんのままなのね」

 

 

 

エレメントチャージ」

 

 

 

「キュン、キュン、キュン」

 

 

 

「「ヒーリングゲージ上昇」」

 

 「プリキュア!ヒーリングタイガーフラッシュ」

 

スパークルと大神の霊力を融合させた技がメガ光武に迫るが・・・その時上空から灰の機神ヴァリマールがメガ光武を一刀両断してしまった。

 

「やったかヴァリマール」

 

「いやいやイシュメルガには逃げられたようだ」

 

 

「そうか、それでは撤退するか」

 

 

 

 

「うわーーマリアーーーー」

 

「嘘ですよねマリアさーん」

 

予想外の事態に帝国華撃団とプリキュア達は唖然としていた。

 

 

「何をあわててるんだあの人達は」

 

 

「ドウヤラ、リィンガタオシタテキニナカマガイタミタイダナ」

 

 

「何だってーー俺はその人間を殺してしまったのか?」

 

 

そう言ってリィンがヴァリマールから降りると・・・

 

 

「貴様ー」

 

 バキッ

 

「灰色の騎士、お前のせいでマリアがーー」

 

「ちょっと落ち着いてください大神さん」

 

直哉達と分断されていた仲間達が大神の体を押さえる。

 

 

そして直哉とプリキュアの三人は、リィンに話をする。

 

「リィンさんどうしてここに?」

 

「ヴァリマールがイシュメルガの存在を見つけたからです」

 

 

「それでイシュメルガはいたんですか?」

 

フォンティーヌがリィンに聞く。

 

「いや、逃げられたようだ」

 

「なら貴方は殺人を犯した人ですね」

 

「貴方は帝国華撃団のマリア・タチバナさんを殺したんだ」

 

!!

 

「どういう意味ですか?直哉さん」

 

「リインさん落ち着いて下さい。実はマリア・タヂバナさんが貴方が一刀両断した機体の中にいたんですよ」

 

!!

 

「なっあんな怪物に帝国華撃団の仲間が・・・」

 

「あれはメガビョウゲーンに侵された光武だったんです」

 

「私達は帝国華撃団の人達と協力して光武を元に戻そうとしたら貴方が破壊した」

 

フォンティーヌがそう言う。

 

「そんな・・・俺はただイシュメルガを追って来ただけで・・・」

 

「ええ、今回の出来事は全て僕のせいにしてください。リインさん貴方は悪くありません。実際イシュメルガの力はヴァリマールが現れる前まではマリアさんの体内にいるのを僕は感じてましたから」

 

 

「そんな」

 

直哉の言葉に驚くフォンティーヌ

 

「ごめんなさいリインさん私人殺しと言って」

 

「いや、気にしないでくれ直哉さんに言われて俺もイシュメルガがマリアさんに憑依してることを知って安心してしまったからね」

 

「ただこれから少し厄介な事になりますね」

 

そして全員が一度大帝国劇場にもどった。

 

 

その頃日本橋の地下では・・・

 

 

「遅いの帝国華撃団の連中は」

 

天海が律儀に帝国華撃団の到着を待っていたがその日帝国華撃団は現れなかった。

 

 

 

 


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