今回7人世界のさくら達の話の中で幼馴染世界について話しますので
異空間・・・
「何よあの子、あんないい方しなくても」
さくらは苛ついていた。
「いえ、気にしないで下さい。私達はメガビョーゲンを浄化しに来ただけですので」
原作世界のフォンテーヌがそう言う。
「「「え」」」
さくらとエリカとジェミニが驚く。
「その言い方私達がどうなっても良いような言い方ですね」
「ええ、そうですよ。貴女達の世界がこんな異常現象を起こした原因で、私達の世界は巻き込まれたので怒っているんですよ」
「でもさくらさん。私はあの子達の怒りはわかる気はしますよ」
!!
「ジェミニさん」
「でも私は・・・私達のせいでこうなったのと言うのは会っとく出来ない」
「でもそれをさくらさん達が言って良いんですか?だって幼馴染世界でしたっけあの世界にもかなり影響を与えてますよね」
「う、それは・・・」
「さくらさんと直哉君が幼馴染世界に行きすぎて向こうの直哉さんも困ってましたよ。メインストーリーが進められないと言う愚痴も何度も聞きましたよ」
「あれはカルマが悪いのよ。私達じゃないわ」
そう言ってさくらが思い出す。
「やっぱりカルマ復活してたのね」
「久しぶりですね、役千明、まさかこちらの世界で会えるとはね、今度こそ貴様等を殺してやる」
「そんな事は、させないよお婆ちゃん」
「何だと!!このガキ」
「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」
「闇を切り裂く武器となりて、我に力を貸したまえ時の覇者よ、金剛龍よ」
食らいやがれ、金剛斧争覇斬」
「うわああ。おのれーー鬼神許さんぞ」
「だがこのままでは貴様等全員この世界から消してやる」
「球体転移邪刻球ーー」
「あの技は真電が使った技だわ」
「あぶねえ千明」
千明は、ZENKIによって転移は去れずにすんだが、真双焔武に乗っていた二人は何処かに、転移させられてしまった。
「なおや、さくらー」
ZENKIが消えていった二人の名を叫ぶ。
「食らいやがれカルマ、これが俺様のルドラだあああ」
ZENKIの体が光となり、カルマを貫いた。
「ぎゃああああ。またもやこの技で負けるのか?」
「う、ここは、上野公園なの?」
「直哉君がいないどこに行ったの?」
さくらは消えた直哉を捜しに行こうとした時、翔鯨丸が出撃するのを見た。
「翔鯨丸だわ。やっぱりここにも、帝国華撃団が存在するのね」
「とりあえず帝劇に行って見ましょう」
さくらは大帝国劇場に向かう途中何者かに襲撃を受けた。
「きゃああ。一体誰ですか?私を襲うのは」
だが、さくらを襲撃した者の気配は、既に消えていた。
「一体誰が私を狙うの?もしかして直哉君が言っていた私達の世界からの誰かが、蘇って来たの?」
「もしそうならこの世界の帝国華撃団と、接点は安易に持っていないほうが良いわ」
「彼女達を巻き込む事に、なりそうだし」
「直哉君待っててね、必ず迎えに行くからね」
そんな決意しているさくらの元に一人の男がやって来た。
「お前さんかい、異世界から来た、さくらと言うのは?」
「あ、貴方は、米田支配人何故ここに?」
「成る程な俺を支配人と呼ぶのは、俺の事を知らない証拠だからな」
「え、それはどういうことですか?」
「お前達の世界では、俺が帝劇の支配人かもしれないが、ここでは違う奴が支配人なんだよ」
「ええーーー」
「実際はそうかもしれないですけどやはりさくらさんと直哉君も悪いですね。ジェミニさん」
その頃直哉は、小次郎に呼ばれていた。
「それで直哉君、俺達の今後の事だがどうやら敵は、同時に3箇所を襲撃するみたいなんだ」
「3箇所を、同時ににですか?」
「ああ、1つは俺達の世界の六本木、2ヶ所目が、電脳世界、最後が、直哉君君達の世界の、巴里だ」
「ええ、巴里ですか相手は?」
「それは現状わからないがな、そこで君に、3チームの内の1チームの指揮ををとってくれないか?」
「ええーー何で僕がですか?他の方でもいいでしょう、コジロウさん」
「だが、場所が君達の世界で、もしかしたら君達の仲間と出会う可能性も、考えれば君しかいないんだ」
「成る程、確かにそうですね、でもチーム分けはどうするんですか?」
「ああ、それは今18組いるから、6組ずつ分かれるつもりだ」
「わかりました。それでは、こちらも準備しておきます」
「ああ、頼む」
そして、直哉は、コジロウと別れさくらたちの元に戻った。
その後それぞれのチームに分散し、3箇所を同時に作戦を実行している敵を倒す為に行動を開始した。
その頃特殊遊撃部隊は・・・
管理者の神殿で同湖メンバーを入れ替え原作世界のすこやか市に戻っていた。
「「「お帰りなさい直哉君」」」
「のどかさん達もお疲れ様でした。その様子だと何とか浄化出来たようですね」
「「「うん」」ええ」