新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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紫藤直哉あおぞら市に行く2

「「「「「あーー直哉さんを見つけた――」」」」」

 

「あ、良かった。まなつちゃん達の世界はあれ以降変化ない?」

 

「え、特に変わりませんよあとまわしの魔女の配下達も普通に出ますけど」

 

「強いて言えば何かを探してるみたいな動きを見せています」

 

「成程もしかすると、あおぞら市があの事件に巻き込まれた事で、君達の世界の中にあるプリキュアに関連するアイテムの目覚めを感じて、あとまわしの魔女が、直接命令を出しているとは思えないから、そう言う命令を出す者が、探させているのかもね」

 

「「「「「成程」」」」成程ね」

 

「あくまで、僕はまなつちゃん達の世界にとってはお客さんみたいな立場だからはっきり断言は出来ないけどね」

 

「もしかしたら、ヌメリーとエルダと後カニには探し物の事を具体的に教えてない可能性も考えられるよ」

 

「敵の動きに関してはね」

 

「後こちらの世界では異変は無い?」

 

「特にありませんね、直哉さんあの事件の時私達と別れた後何があったんですか?」

 

みのりが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・ここでは言えないからとりあえず以前天宮さくらさん達が使っていた家ではなすよ」

 

そして直哉とまなつ達はその家に向かった。

 

家に着き、直哉が話し出す。

 

「フフ、本当に貴方達の相手が、私たちだけと思っているの?」

 

「何ですって!!」

 

「巴里に眠る異界の精霊よ、我が声に答え眠りから覚めよ」

 

殺女がそう言うと、かつてパリシイの怪人と共に巴里を襲撃した。オーク巨樹と共に現れた憑依の木の精霊であるカルマが復活した。

 

「おい直哉、あの大きな木はなんだ?」

 

「あれは、異世界からの侵略者です」

 

「「「「異世界からの侵略者だとーーー」」」」

 

 

「久しぶりですね鬼神を操る姉弟よ」

 

「成る程、貴女方が、私を復活させてくれたのですね?」

 

「ええ、そうよ」

 

「ならばお礼をしなければなりませんね。行きなさいナノビョーゲンそこの降魔を進化させてあげなさい」

 

「ナノ――」

 

「きゃあああ。何よこれーー」

 

そして殺女はメガ降魔殺女に進化した。

 

!!

 

「おほほ、良いわね憑依の実とは違うが、同じ性質の物を使う事がこんなに楽しいとは」

 

「この見た事のない怪物はお前の仕業だったのかカルマ」

 

「ふん今頃気がついたのか?真宮寺直哉」

 

その頃フォンテーヌとスパークルは・・・

 

「「「「ええーー」」ペン」ニャン」

 

「何で過去の世界にナノビョーゲンがいるの――」

 

「わからないわ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

「過去の世界の敵がメガビョーゲンを使ったんですか?」

 

「そうだよ、ただ使ったのは、メガビョーゲンだけではないんだ」

 

「「「「「ええーー」」」」」

 

5人は直哉の言葉に驚く。

 

「ええそうですよ。その遥か未来では、真宮寺直哉もお前が友人と思っている紫藤直哉も死んでいますが」

 

「何だと!!7人世界も幼馴染世界も消滅しているのか」

 

「そうです。それで間違いないですね?花寺薫」

 

「薫ちゃんの名字が違う」

 

「その通りだよカルマ。よくそこまで融合世界の事を熟知してるね」

 

「イシュメルガとデボネアでも私の名字変更の事は知らなかったのに」

 

「融合世界?飛鳥ちゃんどういう事?」君達は幼馴染世界から来たんだよね」

 

「違いますよ。真宮寺直哉さん」

 

「おい、直哉しっかりしろ面倒な奴は倒されたんだ」

 

「そうよ直哉君後はカルマを倒せば・・・えっ」

 

その時千明は見た。光武F2が炭になる所を」

 

「いやあああ。巴里華撃団の皆が炭になったわ――」

 

「あはは、良いですね。ある程度制限がありますが、触れた物全部を炭に変える能力を持つノイズと言う兵器は」

 

「「「「「「何だと!!触れたら炭にされるだと」」」」」」

 

「一体どうやって倒すんだよ」

 

「安心して下さい皆さん」

 

「「だああああ」」

 

!!

 

「「「何だノイズが消滅していく」」」

 

「まさか、特殊遊撃部隊の奴等めシンフォギア奏者をこちらに連れて来たのか?」

 

「「「「「ええーーノイズまで出て来たの――」」」」」


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