その頃直哉は・・・
「なかなかやるじゃん。お前」
「ほめていただきありがとうね」
「だけどたった1人ではここまでのようだね
「さて、それはどうでしょうね?ダルイゼン」
!!
「破邪剣征・桜花爛漫」
「くうっメガビョーゲン」
「メガビョーゲン」」
「やりますねメガビョーゲンの綿爆弾で、破邪剣征・桜花爛漫の威力を相殺するとは」
「そう言うお前こそ一体何者なんだ?」
ダルイゼンが直哉に聞く。
「自分はただの人間ですよ」
「嘘だね、お前の持つ力は異常だ。メガビョーゲンや俺達ビョーゲンズと対等に戦える力を持つのは古の戦士プリキュアだけの筈だ?だが、お前はグワイワルやシンドイ―ネと戦ってここに来ただろう」
「大丈夫ですかグレースさん」
「あ、直哉君ありがとう。どうしてここに?」
宝玉の調整が終わったので届けに来たんですが、どうやら3ヶ所同時にメガビョーゲンを発生したんですね」
「うんそうなの」
「それでグレースさんは、作品を壊すかも知れないと、気になってるんですね?」
「それなら大丈夫ですよ」
そう言って直哉は美術館全体に霊力の壁を作り全ての作品を囲んだ。
「何――」
グワイワルが驚く。
「もうメガビョーゲン早くその男を捕まえなさい」
「メガビョーゲンメガビョーゲン」
「ふん簡単には捕まりませんよ。破邪剣征・桜花爛漫」
「メガビョーゲン」
「もうイラつく。いい加減無駄な事はしないでよ」
「うんそうですね。それでは僕はこれで失礼しますね」
そう言って直哉はもう1つの場所に簡易ゲートで向かった。
「もうあいつは何なの?どことなく似てると思ったけど紫藤直哉に」
「メガビョーゲン」
「へえ、良く知ってますねダルイゼン」
「ですが僕の役目はここまでですよ」
「何だと!!」
「後は、彼女達に任せます」
直哉がそう言うと、キュアグレース達がその場にやって来た。
「あれ、逃げたんじゃなかったんだ。プリキュア」
「ああ、そう言う事か、あの謎の男はお前達の仲間なんだな?」
「謎の男って誰の事よダルイゼン」
「そんな事よりスパークルメガビョーゲンを浄化が先よ」
「あ、そうだったでもあんなに巨大なメガビョーゲンを浄化できるの?」
「それでもやるしかないラビ。ダルイゼンとあのメガビョーゲンの体力を1人で削ってくれた直哉もためにも負けられないラビ」
「「「そうだね」」」
「直哉君はどうやら私達に託してくれたようだね」
そしてグレース達は3体目のメガビョーゲンと戦い始めた。
その頃直哉は、グレース達と少し離れた森の中でトワと連絡していた。
「トワ一応原作世界のグレース達は、バテデモーダ誕生のきっかけのメガビョーゲンと戦いを始めましたよ」
「そうなのねついに、プリキュア!ヒーリング・オアシスが生まれるのね」
「ええ、このまま何も想定外の事態が起きなければですが」
「そうね、一応融合世界ののどか達もいつでも想定外の事態になったら送れるようにしておくわね」
「はい」
「今の所は良いですが、トワゼムリア大陸の方はどうですか?」
「ああ、そっちはねやはりあの時にイシュメルガが出て来た事に関係してるみたいね」
「どういう事です?」
「つまりねイシュメルガが動きを見せるとね、対応策の一環で彼等が融合世界に関わるゼムリア大陸の方に現れるようね」
「成程」
「「「きゃあああ」」」
「あ、すみませんトワもう1人ののどかさん達がメガビョーゲンにやられたようなので行きますね」
「わかったわ」
そして直哉は通信を切った。