海鳴市市内・・・
「アリサちゃんすずかちゃんまたね」
「なのはまた来週学校でね」
「またねなのはちゃん」
「うわあ、あのなのはさんが融合世界にヒミコとイヨが作った世界にいるよさくらさん」
「そうですね響さん」
「おいおい2人で納得しないで説明してくれさくら」
「はいはい」
響と天宮さくらと東雲初穂は飛鳥と薫に言われ1人の女の子を調査していた。
「お疲れ様でした。立花さんと雨宮さん」
なのはが響とさくらに声をかける。
「「お疲れ様でしたなのはさん」」
「本当にあそこまでして良かったんですか?新人の子達に」
雨宮さくらがなのはに聞く。
「気にしないで下さいさくらさん。私達の部隊はミッドチルダの中の敵対組織だけでなく降魔や魔装機兵等を使う敵対組織も対象なので」
「そうなんですね」
「それに私とフェイトちゃんは帝都で帝国華撃団の一員でしたし」
そしてなのははその時の事を話し出す。
「おいおいあの子供成長したら、そんな仕事をするのかよ?」
「うんでもその事はあの子に、会っても言ってはいけないよ初穂」
「わかってるって」
「しかし響さん私はわからないんですが、どうしてヒミコとイヨが、幼馴染世界にしかない世界の事を融合世界に再現できたんですか?」
「ああ、それは・・・レイさんから聞いたんだけど」
真宮寺直哉が、突如現れた魔法少女を拒んだには、理由があった。
「こんな感じでよかったですかね、紫藤直哉さん?」
「ああ、流石直哉君だ。どうやら君達の世界にも、管理局の干渉があったとはな」
「直哉君。管理局の件は、完全に俺達の失態だ、すまない」
「言え、直哉さん達のせいでは、ないです。むしろありがたいですよ、管理局とやらが、世界を繋いでくれた事に関してはですけど」
「しかし、そのせいで、さくらさん達を、罠があるのに、行かせてしまって」
「お姉ちゃんは、大丈夫です。僕の意図を知ってくれてると思うので」
「そうなのかい?とりあえず俺となのはと、フェイトが一度そちらに行く」
「はい、待ってます」
「そう言う事があって幼馴染世界から彼女達達が来て、ヒミコとイヨがその世界の存在を知ったそうですよ」
「成程」
「しかしよ、この融合世界にそれぞれの神の好きな世界を1つに纏めたんだろ?」
「そうです。トワとレイからはそう聞いています。ただ融合世界の中心になる世界を決めたのは、4人の神の上司みたいですね」
「「ええ――神の上司ーー」」
響の言葉に驚くさくらと初穂だった。
その頃直哉達は・・・
「「やっぱりここはなのはおばさんのいる世界かあ」」
響達の様子を見ていた飛鳥と薫が言う。
「しかし何故ヒミコとイヨが幼馴染世界と関係を持つ世界を作ったんだ好きな世界を作れる権利を使ってまで」
「そこは兄さん。わかりませんが、少なくともあれが出て来るまで物語は続くと思います」
「あれ?」
「「どういう事?」」
「実は、フォンテーヌさんとスパークルさんを魔空空間内に送った直後に私達の世界であるものを見つける為の装置が突然起動したんです」
「何だってーー」
「その装置は私達の世界の帝都と交流をしていたミッドチルダという世界で使われていた装置です」
そして飛鳥はその装置が起動した場所での説明を始めた。
薫この反応どう思う?」
飛鳥はそう言いながらある機械を薫に見せる。
「飛鳥ちゃんその機械はガジェットに反応するというやつじゃん二人のおばさんに持たされた奴の」
「そうよこの空間に入ったときにこの機械が反応したのよ」
「ええーーまさかそんな事が起きるなんて」