紫藤直哉が何者かに襲撃された直後紫藤家の中では・・・
「今日も直哉さんは大帝国劇場に行ってるんですか響さん?」
「ええ、帝国華撃団の特殊遊撃部隊に配属に関しての話し合いとリィン君や大神さん達の様子を見にね」
「何で、直哉さんがそこまでしてあげる必要があるんですか?、まあ大神さん達へのケアのためだけならまだしも・・・」
ちゆが、喋るのをやめたときユウナがリビングに来た。
「ごめんなさいリィン教官の事は許されない事なのはわかってますが、ごめんなさい」
「ユウナさんが謝る必要ないですよ。ね、ひなたちゃん」
「そうだよユウナさん」
「でも困ったわね今回のリィンが起こした事案が、融合世界の強制追放か、融合世界の住人になるかの選択を直哉くんがしないといかないレベルに発展しそうだね話だけを聞いてると」
「「「「え、それはいったい何ですか?」」」」
「ああ、そうだったわね。この世界では異世界から来る者達の監視をしているのこちらの時間で1ヶ月のね、こちらの世界が複数の世界が独立を保てるためにね」
「だから、私がのどかちゃん達の世界に行くとき姿を消すでしょ?」
「「「ああ、あれですか?」」」
「そう、あれは独立している世界のバランスを保つ為の処置なのよ。だけど知らない世界の人達が迷い込んできてしまう人もいるの、その人物がこちらの世界に適用出来るかを調べるのも直哉君がやる仕事なのよ」
「「「「へえーーそうだったんだ」」」」
のどか達は、響の説明にある程度納得していた。
「でも大丈夫と思いますよ、リインさんは直哉君がそんな決断はしないと思います規則ではしないといけない事柄かもしれないけどそれをするとなると私達も対象しないと不味くないかな?」
「だってそんな事になったのは私達が早くメガ光武となったマリアさんの機体を治療してれば少なくともマリアさんの機体が壊れる様なことはなかったと思うんだ」
「「「「成る程」」」」
「確かにそうかもねのどかちゃんの言う可能性もあるわね、そしてのどかちゃん達を追放したら中心世界に侵攻しているメガビョウゲーンに対抗する手段がなくなるわね」
バーンバーン
「響姉ちゃん大変だよーー」
「あら、とらちゃんの声だ」
そう言って響は玄関の外にいるとらちゃんに会いに行った。
「どうしたのとらちゃん?」
「直哉兄ちゃんが街中で襲われて市民病院に搬送されたんだ。さっき」
!!
「とらちゃん本当なの?」
「うんうちの父ちゃんが姉ちゃん達が来るの待ってるよ」
「ありがとうとらちゃん市民病院だね」
そう言って響はとらちゃんと別れた。そして自宅にイルミネーションメンバーの全員で直哉がいる帝都市民病院に向かった。
帝都市民病院病室前・・・
「とらちゃんのお父さん」
「おお、響ちゃん。とらから聞いてきたんだね」
「はい、直哉君の容体は?」
「あまり良くないらしい刀みたいな物と銃のようなもので背後からやられたらしいよ」
「そうですか?それで私達は病室に入っていいんですか?」
「ああ病室に直哉君の搬送されたときの事を知ってる先生がいるからな」
そして響達は病室に入った。