「ああ、それは・・・あの時が初めてだったな」
レイがその時を話し出す。
「「何だってーーラビ」ペン」ニャン」
イヨの言葉に3匹のヒーリングアニマルは驚いた。
「何で私達に移籍の話を持ちかけてきたの?」
「そりゃ勿論君達3人と3匹を殺すのは惜しいからね」
「私達の知らない力を知らずに終わらせるにはね」
「そう言う事なら私達の答えはイヨさん貴女の所には行きません」
のどかがイヨに向けて言う。
「そんなに急いで答えなくていいのに私達が動くのはまだまだ先だしね、だからその頃に君達が存在していればまた会いに来るよ」
「それじゃまたねプリキュア。出でよ魔装機兵天照」
そう言って天照を召喚したイヨは何処かに転移をしたのだった。
「ええそうねそして、私の失敗で過去の世界に行った時ね」
「どういう事だイヨ?」
「あら言葉通りよヤフキエル事変後に私達は7人世界の帝国華撃団と、幼馴染世界の帝国華撃団に戦いをするのよ」
「「「「「「何だって――」」」」」」
直哉と守護者達はイヨの言葉に驚いていた。
「まあ私としては貴方達が過去の世界に来るなんて思わなかったけどどうしたの?」
「まあ身内の失敗の穴埋めですよ」
「成程ね、その失敗は貴方の霊力に関する事かしら?」
「何でわかったの!!」
「ひなた」
「あ、ごめん」
「そんなに気にしないで良いわよ。直哉を見れば分かることだし」
「所でイヨはどうして過去の世界に来たんだ。何かまずい改変でも起きたのか?」
「私はただ貴方達の後を追いかけて来たのよ」
「何の為にですか?」
「貴方達があの城を見て余計なことをしないようにね」
イヨがそう言った直後帝都全域に大きな地震が起きた。
「「「「「きゃあああ」」」」」
地震がおさまった時帝都に大きな城が出てきた。
「そしてその後のどか達ではなくまなつ達共会ってたな」
「そうね・・・」
「うんそれは大丈夫だよ。16番目のプリキュア世界のプリキュアさん」
「「「「「誰なの?」」」」」
「ああ、初めましてだね。私はイヨトワとレイと同じ融合世界の神様をしてた者だよ」
「「「「「ええーー」」」」」
「そして米田健二の妹でもあるけどね」
「「「「「ええーー」」」」」
「それも私の本音だよ。それに16番目のプリキュア世界から来た君達は、融合世界の闇になりえるお兄ちゃんといてはいけないと感じたからね」
!!
「それはどういう事ですか?イヨさんは健二さんの仲間ですよね」
サマーがイヨに聞く。
「私は米田健二の家族でもあるけど、融合世界になった頃から米田健二のコントロールする為の仕事が多いけどね」
「まあとりあえず、貴女達はここから離れて紫藤直哉と合流しなさい」
「「「「はい」」」」
「貴女達を助けるのは今回限りと思うけどね」
そう言ってイヨは、健二と合流しまなつ達は直哉と合流しそのままお墓型戦艦の中に入った。
「まあ、まなつ達が会った時は協力していたからまだ良かったけど」
「そうだなヒミコが何を考えてイヨを動かしてるのかもわからんからな」
「どちらにしてもイシュメルガとデボネアがいる間はヒミコには静観していて欲しいわ」