「「「「「ええーーそれって直哉さんがそう言う経緯で生まれたと言う事なの?」」」」なのね」
「そう言う事よまなつ達」
「だからこそ初めて入れるプリキュアは直哉の主治医としても動けるのどか達のプリキュアにしたのよ。その他のプリキュアは、私達が考える構想と合わないと判断したのよ」
「「「「「「「「「成程」」」」」」」」」
「だからこそ直哉と喧嘩した新生帝国華撃団が、16番目のプリキュアの世界に跳んでいる事を知り驚いたけどまさかヴォルクルスまでいるとは思わなかったわよ」
「グガアアア」
「メガグラビトンウェーブ」
「グガアアア」
ヴォルクルスが地上に出てすぐ紫色のリング状の衝撃波を乱発した。
「「「「「「「うわああ」」」」」」」
「何だ奴は?」
「とんでもねえ破壊力だぜ」
初穂がそう言い、周りを見るとその周囲は更地になっていた。
「皆さん大丈夫ですか?」
「ああ、何とか大丈夫だサマー達」
サマー達は新生帝国華撃団と合流した。」
「隊長どうする?相手の大きさが違い過ぎるけど」
あざみが誠十郎に聞く。
「正直俺達だけでは勝てないだろう。だから特殊遊撃部隊に合流するぞ」
!!
「何だよ隊長結局奴等に頼るのかよ」
「初穂いい加減にしろ。このままだと彼女達の世界が大変な事になるんだぞ」
「だけどよ・・・」
「「「「「確かに」」」」」
「この件によってまなつ達の世界にも迷惑をかけてしまったわね」
「いえきにしないで下さいトワさん」
「「「「お母さん」」」」親父」
「「「「まなつ」さんご」みのり」!!」
「貴女達今までどこにいたの?大地震が起きてこっちは大変だったのに」
まなつの母親が、まなつ達に聞く。
「「「ごめんなさい。私達はこのお兄さんに特別なシェルターに連れて行って貰ってたの」」」
まなつ達がそう言うと、直哉が親たちの前に出て行く。
「貴方が娘達を助けてくれたんですか?」
「結果的に言えばそうなりますね。自分の名前は紫藤直哉と申します」
「あの大地震が起きる直前に、自分はたまたまあおぞら中学方面にある仕事場に行く時に被災をして、学校から避難してくる子達を仕事場に地下シェルターを完備してたので、子供たちをそこに避難させてました」
「申し訳ございませんでした。本来ならこんな誘拐紛いの避難ではなく、ちゃんと連絡すべきでした」
「いえ、頭をあげてください。直哉さんのおかげで沢山の子供の命が助かったのは、事実なのですから」
「ありがとうございます。それじゃあね。まなつちゃん、さんごちゃん、みのりちゃん、あすかちゃん」
「「「「ありがとう直哉さん」」」」
「こういう形で直哉さんとお母さん達との繋がりが出来たおかげで家族には説明をしやすくなりましたから」
まなつがそう言う。
「しかしレイとトワて本当に神様なのね」
「あら、今まで信じてなかったの?ローラ」
「ええ、そうねそれに紫藤直哉が使いまわしの名前なんて知らなかったわよ」
「成程ね、いい機会だから過去と現在の紫藤直哉について教えるわよ」
「「「「良いんですか」」」」
「ええ、良いわよ」