ご了承ください。
「まさか飛鳥ちゃんや薫ちゃんの世界にまで繋がって来るなんて」
みのりがそう言う。
「私達は初めて管理者になる時に条件があって自分が仕事をする為に代行者を作らなきゃいけないのよ、だけどその時はまだメルクさんの力が動いてたから急に幼馴染世界消滅させる事が私は出来なかったの」
「そんな時私は知ったのこのイベントが行われている事に」
仙台真宮寺家では・・・
花組隊員達を始め、帝国陸軍大臣京極を始めとする軍関係者や海軍大臣山口和豊が、集まり、紫藤直哉と、真宮寺さくらの結婚式がついに始まった。
「うう、周りの人が、凄い人ばっかりで私耐えられそうにないよ」
「私もだよなのは」
「そりゃそやなうちらの両端に陸海の大臣がおるからな」
「ですわね、京極大臣は、さくらさんのお父様と知り合いで、山口大臣は、直哉さんのお父様の友人といことらしいですわ」
「それはそれで、すげえよな」
そして式は進み、直哉とさくらは衣装替えの為に、一時部屋を出て行く。
「直哉君これから改めて、宜しくね」
「うんこちらこそよろしくね、さくらちゃん」
そして結婚式の終盤事件が起きたのだった。
「このイベントを知って幼馴染世界の紫藤直哉の子供達の世界を私が作ったの」
「「「「「成程」」」」」」
「それでも飛鳥や薫がある程度成長したからその世界はお役御免となったから飛鳥と薫が過去に跳ぶようにしたの」
「成程そういう形で新たな幼馴染世界としてトワが管理をしながら見守る形となったんですね」
「そう言う事よアスミ」
「しかしわからないんですけど、トワとレイは7人世界の事件で7人世界が異世界に跳びその影響で消滅したと聞いてますけど、幼馴染世界は比較的安定しているように見えますけどどうして消滅させなければならなかったんです?」
「それは・・・」
「貴女は誰なの?」
「?私の名前は、真宮寺桜花ですよ、さくらお母様」
「「「「「えーー」」」」」」
桜花の答えに驚く6人だった。
「貴女本当に私の娘なの?」
「ええ、そうですよ、そして紫藤直哉さんの母親でもあります」
「「「「「「えええーーー」」」」」」
再び6人は驚いていた。
「本当に、君が僕の母さんなのかい?」
「ええ、そうですよ。しかしこのままだと紫藤直哉さんの存在が消滅しますが?」
「ええ、それはどういう事ですか?」
「簡単に言えば、貴方のお母さんが、この世界に来ないと言う事ですよ」
「この世界に来ない、貴方のお父さんと結婚しない事を意味してるので」
「それじゃあ直哉君は・・・」
「皆さん慌てないでください。今すぐ直哉さんが消える訳ではないんです」
「元々貴方達が住むこの世界は、真宮寺直哉君達の世界と私達の世界が干渉した為出来た世界なのです」
「「「「「「ええーー」」」」」」
「幼馴染世界と原初の世界が何の因果か一時的に繋がりを持った事によりそれが理由で、幼馴染世界も消滅対象として考えるようになったの」
「「「「「「「「「「「ええーー」」」」」」」」」」
トワ以外の全員がトワの言葉に驚いていた。