「ふう、これで多少はなのは叔母さんの無理を控えたらいいんだけど無理だろうな」
「うん、無理かもね飛鳥ちゃん」
「あ、兄さんとのどかさん」
「ええ無理でしょうねフェイトさんとのジュエルシードの争奪戦ですから」
「でも飛鳥ちゃん融合世界に試験的に作った世界としては順調にイベントが進んでいるね」
「ええ、そうですねのどかさん。この後は温泉イベント後に時空管理局の介入があるんですよね」
「そうなんだ」
「兄さんのどかさん。今日はありがとうございました着いて来て貰って」
「いやこれくらいで、飛鳥ちゃんの不安を消せるならいいよ」
「私もだよ、それに今回は飛鳥ちゃんの計画で特殊遊撃部隊が動くんだから気にしないで」
直哉とのどかが飛鳥にそう言う。
「しかしあれが9歳の高町なのはですか、僕は初めて直接見たけど、あれが10年経っても魔法少女と言い張る人になるとは、思いたくないですね」
「あはは・・・」
「そう言えば飛鳥ちゃん。こちらに来てるのは私達だけなの?」
「いえ、ほかの守護者とプリキュアのふたりもいますよ」
「え、そうなの?それにしては姿が見えないけど」
「それは私の叔母さんに当たる人が教えてくれた認識阻害魔法を・・・」
ポカ・・・
「こら飛鳥、だれが叔母さんだってーー私はまだ19なんだよ」
「だってなのはおばさんは紫藤直哉の義理の妹でしょ」
「それはそうだけど、飛鳥はフェイトちゃんの事はフェイトさんと言うのに」
「飛鳥ちゃんて身内に厳しんだね」
「ええ、パパからなのはには厳しくしろっと言われているからですね
「飛鳥の意地悪・・・それに君が花寺のどかちゃんでいいの?」
「はい、花寺のどかです。よろしくお願いいたします。なのはさん」
「私は、こちらでは高町なのはと言ってね魔導士という仕事をしています」
「魔導士ですか?」
「そっ簡単に言えば魔法少女かな」
「えーーー19歳で魔法少女はないでしょうなのは叔母さん」
「一言多いよ飛鳥」
「それで本題は何?飛鳥」
「流石兄さん。わかりますか」
「まあ、一応ここに来てから飛鳥ちゃんや薫ちゃんの様子がおかしいからね」
「やっぱり買い鳴市や時空管理局という名を聞くと思い出してしまう?」
「ええそうですねやっぱり親子ですから」
「でも以前連絡来たよね?」
のどかがそう言い思い出す。
「「のどかさんパパからの通信って本当ですか?」」
飛鳥と薫がのどかに聞く。
「うんそうだよ」
「よ、飛鳥に薫今お前達のいる世界にガジェット反応が出てると思うが、あれはミッドチルダのガジェットではないから気を付けろ」
「「ええ、どういう事?」」
「ミッドチルダでは、魔導師殺しの機械だったが、お前達の世界にあるガジェットはミッドチルダに存在していたガジェットとは別の形としてそちらの世界に誕生している可能性があるから」
「「そんなそれじゃこちらの世界も改変されたということなの?」」
「いや正確には違うよ。飛鳥と薫その改変を止めているのは融合世界から来た自分がいるからね」
「「ええーーパパどういう意味なの?」」
「融合世界の自分がいるからと言うことは前の世界の事を思い出してごらん」
「「ええ」」
「飛鳥ならわかると思うけど前の世界に新生帝国華撃団のメンバーが前の自分に会わなかった?」
「ああ、そう言えば原作世界から来た人がいた」
「恐らくだけどトワさんはそう言う世界の記憶も密かに入れていたのかもね」
「成る程、それで先に直哉さんがのどかさん達とすみれさんに会ったときすみれさんが、直哉さん達を知っていたのはそう言う理由だったんだ」
「あの時ののどかさん達は大慌てでしたね」
「うう、恥ずかしい」