新たな融合世界   作:真宮寺さくら

1095 / 3117
第12章 第3部 任務同時進行編
任務同時進行再開前


直哉とトワの話し合いから3日後・・・

 

 

「へえ、貴女が無断調査をしている艦の艦長ね」

 

「貴女は誰ですか?」

 

「私はトワよ、今貴女達がいる世界とその他の世界を管理している者よ」

 

「世界を管理しているだとバカバカしい・・・うっ」

 

!!

 

「「クロノ」クロノ君」

 

「貴女クロノに何をしたの?」

 

「そこの子供の周りだけ空気を消滅させたわ、私の言葉を信じようとしないようだったからね」

 

「わかりました・・・だから」

 

「嫌だねこれだから時空管理局と言う組織は駄目だわね。良い貴女達は無断で私の管理するこの世界に来て色々してくれたわよね?」

 

「それは・・・」

 

「こちらとしても侵入者対策の為の仕掛けを起動したに過ぎないの」

 

「勝手に調査されていい気持ちなわけないわよね。リンディ・ハラウオン大事な夫を、闇の書に殺されたんでしょう?」

 

!!

 

「貴女どうしてそれを?」

 

「あら、怒ったの私は貴女達のやった事と同じ事をしてるのよ」

 

!!

 

「わかりましたこちらでの全記録を消去しますこれで良いですね?」

 

「駄目ね貴女達全員私の部下になりなさい。それで許すわ返事の期間は2日あげるわ」

 

!!

 

「それじゃあいい返事を一応期待してるわ」

 

そう言ってトワが消えるとクロノの周りの空気が復活した。

 

そのトワへの返答期限を迎えたリンディ・ハラウオンは、ジュエルシード事件の解決する為に、トワの要望を一時的に受け入れたのだった。

 

そして特殊遊撃部隊は、エステルを除く守護者達と協力者達が管理者の神殿にトワとレイによって集められていた。

 

「さて皆よく来てくれた。今見てくれた通り時空管理局との件はジュエルシード事件中は、協力者として動いて行く事になった」

 

「「「はい」」」

 

「そこで改めて、海鳴市の方に行く特殊遊撃部隊のメンバーは、飛鳥薫2人の響そして、新生帝国華撃団のメンバーとする」

 

「「はい」」

 

「ええー私達は?」

 

「心配せずともい、いまなつ達2組のプリキュアは、直哉とトワと共に別件の為に動いて貰う」

 

「「「「「ええーートワさんも一緒にですかー」」」」一緒にですって?」

 

「そうだ、2組のプリキュア達の報告は、同行するトワにしてくれ」

 

「「「「「わかりました」」」」」

 

レイに言われまなつ達はそう言う。

 

「さて、質問はあるか?今回の任務に関して?」

 

「「はい、今回明らかに海鳴市に向かうメンバーの方が多いと思います」

 

響がっレイにそう質問する。

 

「それは簡単だ、2組のプリキュア達には現地で合流する協力者たちがいるからな」

 

「ああ、成程」

 

「納得できたか響?」

 

「はい」

 

「他にあるか?」

 

「はい」

 

「2組に別れて行動をするんならどちらが、本体となるんですか?」

 

「ああ、成程初穂らしい質問だな。あんしんするがいい、海鳴市の方に行く目㎜バーが本体と言う立場となる」

 

「やったぜ」

 

「しかしその本体と言ってもあくまでも時空管理局に見られても問題がないメンバーで構成してるからな」

 

!!

 

「なんだよそれ」

 

「それにな今回、海鳴市の方に行くメンバーは自分に連絡する事になっているからな。初穂が言う本体とか別動隊とかあまり意味が無いんだがな」

 

「・・・そんな馬鹿な」

 

「そんなに直哉と一緒が良いのなら変えるが?」

 

「いやいいそんな事するなよ」

 

そう初穂が言う。

 

「他に質問は無いな?」

 

「「「・・・」」」」

 

「無いようなので今からそれぞれの世界にってもらう。解散」

 

その後飛鳥と薫達は海鳴市に向かうのだった。

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。