「直哉さんトワさんもう1人ののどかさん達と戦い始めましたけど?」
「ああ、気にしなくていいよまなつちゃん。あれも原作世界のバテデモーダの対策の為の特訓だよ」
「まさか、トワさんが2人で一人だなんて驚きました」
みのりがそう言う。
「確かに驚くよね。トワは、分離自体をあまり使おうとしないからね」
「そうなんですか?」
「そうなんだよ。あれを使うと今のまなつちゃん達みたいにトワ状態しか知らない人が驚くのと色々聞かれるのが嫌なんだってさ」
「「「「「そうなんですね」」」」そうなのね」
「しかし直哉さん。良いんですか?」トワさんがもう1人ののどかさん達を鍛えても?」
「ああ、それは・・・過去の世界から来る知れない者に対する特訓と、これから戦うだろうバテデモーダ戦の為に肉体のスタミナも含めた基礎力の強化だからイベントが大きく逸脱しないと思うよ。ただ発生時期が特訓後になると思うよ」
「成程」
「そう言えば直哉過去の7人世界の事件に巻き込まれた私達の世界とここを巻き込んだ首謀者の事を教えてよ」
ローラが直哉に言う。
「ああ、それは・・・構わないよ」
その頃ミズキとナナとグレース達は・・・
「ほらほら、早くしないと私達が作り上げたメガビョーゲンに貴女達の陣地が蝕まれるわよ」
「そんな事言ったってナナちゃんが邪魔でメガビョーゲンを浄化出来ないんだけど」
「あら、今まではビョーゲンズはただ見てただけかも知れないけど、これからもダルイゼンシンドイ―ネグワイワルが全く邪魔をしないとは限らなくないじゃない?」
「「「それは確かに」」」
「だったらこういう行動に対する対処の必要だよね」
「ミズキお願い」
「仕方ありませんね」
そう言ってミズキはビョーゲンズ幹部のコピーを召喚した。
!!
「ダルイゼン」
「シンドイ―ネ」
「グワイワル」
「いい、この3人も基本ヒーリング・オアシスしか効かないようにしているからね」
「「「ええーー」」」
そしてナナはミズキが作り上げたビョーゲンズのダルイゼン達に原作世界のグレース達の任せたのだった。
その頃海鳴市では・・・
高町なのはが、温泉に旅行行った時そこで出会ったジュエルシードの奪い合いをした少女ととわかり互いに驚きつつもなのはは、友達になりたいと言う気持ちが強くなっていった。
それから数日後・・・
なのはは再び少女とのジュエルシード争奪をしていると、2人の魔力に反応したジュエルシードが暴走寸前になったのだが、そこに割り込んだのがトワと一時的に手を組んだ時空管理局だった。
「ふう、とりあえずここまでは、概ねは大きな流れには変更はないかな?」
「そうだね飛鳥ちゃんただ。飛鳥ちゃんとなのはさんの出会いによる影響がどう出るかが心配だけど」
「う、気にしてる事言わないで下さいよ響さん」
「あはは、ごめんね飛鳥ちゃん」