新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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第13章 新たな守護者と花の都編
それぞれの任務を終えて


紫藤直哉と2組のプリキュア達と海鳴市の方に行った飛鳥達はそれぞれの場所での任務を終えて管理者の神殿に集合していた。

 

 

「お疲れさんトワに特殊遊撃部隊。今回の任務はこれにて終了とする」

 

「「お疲れ様でしたレイさん」」

 

「今後は暫く融合世界の中心世界での行動を予定しているが、直哉あおぞら市ともう1つのすこやか市の様子はどうだった?」

 

レイが直哉に聞く。

 

「ああ、それは・・・」

 

 

「別にいいと思いますよ。ほら来ましたよ」

 

「「チース貴女達がそれぞれのプリキュアですか?」」

 

「そうだとしたら何?」

 

「何、融合世界の自分から聞いて自分は融合世界のプリキュア達と戦いたくて仕方が無かったんすよ」

 

「何で私達なのよ。普通向こうのプリキュアでしょう?」

 

「その答えは感嘆すよそれは融合世界のプリキュア達がおいらより強いからすよ」

 

そして原作世界のバテデモーダが融合世界のプリキュア達に襲い掛かる。

 

 

「「グレース、こちらのバテデモーダは、私達が相手するから貴女は彼女達サポートとバテデモーダとの話し合いをを任せるよ」

 

「わかった」

 

そして原作世界のバテデモーダを連れて融合世界のフォンテーヌとスパークルがその場を離れる。

 

「さてとバテデモーダどういう理由で、原作世界のバテデモーダと一緒にいたの?」

 

「素直に言えば浄化はしないけど喋る?」

 

「はい言わせて貰います。グレース様」

 

「「「うわあ、融合世界のグレースビョーゲンズを怯えさせてる」」」

 

「実はこういう理由でして・・・」

 

「成程トワさんが直哉君と特殊遊撃部隊に内緒でビョーゲンズキングダムに連絡していて、念のためにバテデモーダを派遣するように頼んでたのね」

 

「はいそう言う事です。トワとこちらの3人が特訓で戦うのを聞いてたので、こちらの世界のイベントを消滅させない為に」

 

「成程トワさんも一応保険は用意してたんだな」

 

「そう言う事すよ宿主さん」

 

「ですけどトワさんが特訓中に余計な物を出したので・・・」

 

ああ、特訓用のダルイゼン達か」

 

「そうです。こちらのおいらはその状況に驚いて混乱している所に自分と会って・・・」

 

「成程それで融合世界の私達の事を言ったんだね?」

 

「はいそう言う事です」

 

「わかったよバテデモーダ。とりあえず私と直哉君はフォンテーヌとスパークルと合流して原作世界のバテデモーダを撃退するから貴方は、霊力無しで原作世界の私達と戦ってね」

 

「仕方ないっすね」

 

「原作世界のグレース達もそれでお願いね」

 

「こういう事態もありましたが、何とかもう1つのすこやか市の方にもバテデモーダが誕生しました」

 

「そうか、あおぞら市の方はどうだった?」

 

「あおぞら市はまなつちゃん達に調べて貰いましたが、特に悪影響を及ぼすような事態がすぐに起きるような事は無さそうでした」

 

「ただ佐谷直哉があおぞら市にいたぐらいですね」

 

「彼も、異界事変に巻き込まれたと言う事を知ってたので、情報交換しました」

 

「そうか・・・神山海鳴市の方はどうだ?」

 

「ええ、ジュエルシード事件で起きると聞かされていたイベントはほぼ全て起きたと思いますが、2人の決闘前日に彼女達の世界の時が止まりましたけど良いんですかね」

 

「ああ、それは・・・気にしなくていいぞ神山」

 

「そうなんですか?」

 

その後直哉と神山はレイへの報告を終え神山は、別室に行き直哉は2組のプリキュア達と共に中心世界の家に向かった。

 

 


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