「何じゃお主等ははその程度ならいつでも潰せる帰るぞ」
カルマールはそう言うと、撤退した。
巴里華撃団の完全な敗北だった。
「どうやらこのイベントが終わったようだから、もうすぐ行くよ」
「「成程」」
それから数時間後お墓戦艦で特殊遊撃部隊と帝国華撃団は巴里へ向かった。
その頃大神は・・・
大神は、前回の敗北から抜け出さずにいた。
「うわあ、夢か」
「こんな夢を見るなんて」
その時大神は帝国華撃団と写っている写真を見てると、ロベリアに写真を取られた。
その後、大神はエリカ達に、帝国華撃団の事を説明しながらシャノワールに行くと、暫くするとシャノワールの窓が割られ、割って入って来た花についていた手紙を見て見ると、東方より光来ると書いていた。
そして大神とエリカが犯人を捜すべく、世界の花展会場に向かった。
「加山さん貴方が壊したシャノワールの窓ガラスの件きっちり帝国華撃団のお金で払ってくださいね」
「はいすみません。それでは手筈通り加山さんはさくらさんとすみれさんとアイリスさんを簡易ゲートで、待ち合わせの場所に連れて行って下さいね」
「わかりました」
そして加山達は簡易ゲートを使い、大神達が来る前に答えである場所に向かった。
「ふう、飛鳥ちゃん加山さんて大神さんに対していつもこうなの?」
「ええ、そうですね」
「月組の隊長と言う事でサポートしてるのかと思ったけど器物損壊はやりすぎと思うけど」
「確かにそうですね普通に考えたら」
「そうだよね。大神さんにヒントをやるためとはいえ・・・」
その頃大神とエリカは・・・
世界の花展会場・・・
大神とエリカは、世界の花展会場の奥にある日本の花桜の木の所で意外な人物と再会を果たした。
「お久しぶりです。大神さん」
「なっ、まさか本当に、さくら君なのかい?」
「大神さん、私も夢のようです。花の都で大神さんと再会出来るなんて」
「ああ、夢のようだ」
「夢じゃないよ、お兄ちゃん、アイリスお兄ちゃんに会いたくて巴里まで来たんだから」
「アイリス君も来たのか?」
「確かに、夢のような出来事ですわね、中尉」
「すみれ君まで」
「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」
エリカは興奮のあまり派手に転んだ。
「あれ・・・きゃあああああああ。大神さーーーーーん」
「ぐえええ。エリカ君・・・」
大神はエリカによってノックアウトされてしまった。
暫くして・・・
大神は、気が付いた。
「うう、ここは」
「ごめんなさい。大神さん」
そしてエリカが、大神に謝った。
その後・・・
「さて、大神さん私達は暫く巴里観光して来ますね」
「ああ、わかった」
さくら達3人が大神達と別れようとした時、エリカに呼び止められた。
「待ってください、せっかく日本から来たんですから、シャノワールに行きませんか?一緒に?」
「え、シャノワールにですか?でも私達が行っても、お邪魔じゃないですか?」
さくらが代表して大神に聞く。
「そんな事無いですよね、大神さん?」
「ああ、皆なら歓迎するよ」
さくらの質問に大神はそう答えた。