時を少し戻して・・・
「さくらさん、すみれさん、アイリスさんお疲れ様でした」
「「「お疲れ様でした」」」
「次は米田さんの要請で大神さんに会いに行くのは、マリアさん。紅蘭さん。そしてカンナさんとなってますよろしくお願いいたします」」」
「「「了解です」」」
そして時は戻り・・・
ダンスコンテストから5日後・・
大神は、朝食を取る為、近くのカフェに行く途中、天然ドジッコと言うスキルを発動中のエリカと会った。
「やあ、エリカ君おはよう」
「あ、大神さんおはようございますとっととあふゃあ」
!!
「大丈夫かいエリカ君?」
「あいったた、大丈夫ですよ大神さん」
その時大神の前に、三人の虚無僧が現れた。
「よっ隊長元気にしてたか?」
「大神はん会えて嬉しいわー」
「隊長お久しぶりです」
「カンナ、紅蘭、マリアじゃないか?どうしてここに」
「きゃあああああ。東京の花組の皆さーん」
そして大神は、マリアたちをシャノワールに案内をした。
シャノワール・・・
「支配人大神です」
「入っていいよムッシュ」
「失礼します」
「よくきてくれたねマリア・タチバナ、桐島カンナ、そして李紅蘭」
「あんた達が来てくれて、心強いよ」
「さて、うちは格納庫に行きますさかい」
「メル案内してやりな」
「ウイオーナー」
メルと紅蘭は、格納庫に向かった。
「隊長、支配人まずこれを見てください」
「「これは?」」
「これは、エリカの資料です。何故か、すみれ達が参加した戦い後から、霊力が非常に不安定ですので、今回の私達への依頼である強化プログラムには、エリカは参加はさせれません」
「ふむ、そのほうがいいだろうね」
「支配人それでは」
「ムッシュいいかい、私達の戦いは、生きるか死ぬかの真剣な戦いなんだ」
「いくらムッシュが、帝都での戦いで、仲良しこよしで、勝てたとしても、ここは巴里なんだ、いつまでもムッシュの生ぬるい優しさが聞くわけがない」
「くっ」
大神は支配人室を飛び出した。
「すまないねあんたら三人にも嫌な思いさせて」
「いえ、それでは明日から予定通りに動きます」
「ああ、頼むよ」
そう言って、マリアとカンナは支配人室をでた。
その頃直哉達は・・・
「ねえ、飛鳥ちゃん僕巴里の街に行かないと言ったのに」
「兄さん今更言っても無駄ですよ。ここにもうすぐ落ち込んだエリカさんが来ますからね」
!!
「何だってーー早く戻らないとまずい」
「駄目ですよ。兄さんにはエリカさん個人に対しての友達になってもらうので」
「きゃああああ。助けてくださーい」
!!
飛鳥がそう言った直後、屋根から落ちたエリカが直哉に向けて突撃をくらわした」
「グッガハ」
「何で普通に来れないのこの人は・・・」
そして直哉は気絶した。
「アイタタ。ごめんなさい大丈夫です・・・死んでる嫌ーー」
エリカは気絶状態の直哉を見て、死んでると勘違いをして一目散に逃げだした。
「あちゃー失敗か――兄さんもエリカ恐怖症にならなきゃいいけど」
飛鳥がそう言いながら直哉をお墓戦艦の中に連れて行った。