「クッこのままでは」
「如何するの?イチロー」
「大神さん指示を」
「隊長!!」
「おい如何するんだ隊長よ?」
「大神さん皆逃げてください」
「エリカ君諦めるな」
「でもこのままじゃ・・・」
「さあ死になさい巴里華撃・・・」
その時蒸気獣セレナード2を1人の少女によって行動不能にまでさせられたのだった。
「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」
「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」
「この私がね」
!!
「「「「何だって――」」」」
「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」
「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」
そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。
「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」
「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」
!!
「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」
「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」
「どういう意味だそれは?」
「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」
そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。
大神は少女の言葉を聞いてある時の事を思い出していた。
「ぷにシールド」
「2人は殺させないよ。夜叉」
「ほう、やはりこちらに来ていたか、紫藤直哉と守護者のキュアグレースよ」
「「ワイズマン」」
「行け、降魔共拘束している帝国華撃団と同化しろ」
そしてワイズマンの命令を受けた特殊降魔達が動き出す。
「フフ、これで帝国華撃団は我が主の手駒よ」
夜叉がグレースに言う。
「そう上手く行くかしら」
「食らいなさい鳳凰烈波」
!!
エステルの鳳凰烈波により複数の特殊降魔は消滅した。
「ほう、エステル・ブライトとクローゼ姫もこちらに来ていたか」
「漸く会えたわね。ワイズマン」
「フフ、私的には別に会えなくてもよかったんだが、エステル・ブライトお前がこちらにいるのならば、少し計画を修正するか」
「何ですって」
「夜叉今回はもういい、撤収をするぞ」
「わかりました。我が主」
そしてワイズマンと、夜叉と、特殊降魔は撤退をした。その直後5人のプリキュア達も合流し、拘束されていた大神達を救出したのだった。
「皆気をつけろ特殊な降魔は光武F2と同化する能力を持ってるからな」
「「「「「ええーー」」」」」
「まじかよ、うかつに攻撃できねえじゃねえか」
「ああ、だから遠距離系の武器で倒すんだ皆」
「「「「「了解」」」」」
その頃シャノワールにいる紅蘭達は・・・