新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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光は東方より5 突然の乱入者後編1

「その間飛鳥ちゃんと響さんで巴里華撃団と帝国華撃団の皆さんのサポートお願いするね」

 

「わかりました」

 

そして直哉は簡易ゲートを使い融合世界のすこやか市に向かった。

 

その頃のどかは・・・

 

「あーあ直哉君から休暇と言われたけど学生だから学校に行くけど何となく物足りないよ」

 

「その気持ちはわかるラビだけどのどか達は、直哉の言う通り休息を取るべきと思うラビ」

 

「それはわかるけど」

 

「すみませんのどかさん緊急事態です。今回は全員で出撃しますので準備をお願いします」

 

そう言って直哉が簡易ゲートを通ってのどかの部屋に来た。

 

「「うわあ」ラビ」

 

「どうしたの直哉君?」

 

「実はですね巴里にノヴァが出現しました」

 

「「ええーー」ラビ」

 

そして直哉がラビリンとのどかに説明をする。

 

 

「あーあ人違いだったかまあいいや。邪魔な烏は黙らせたしね」

 

「さてと、大神一郎光と戦う前にお前を殺すよ」

 

「この私がね」

 

!!

 

「「「「何だって――」」」」

 

「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」

 

「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」

 

そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。

 

「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」

 

「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」

 

!!

 

「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」

 

「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」

 

「どういう意味だそれは?」

 

「知りたければ紫藤直哉に聞いてみな、大神一郎だけど疲れている状態で降魔兵器を倒せるかしらね、その降魔兵器の中にはワイズマンの特注もあるから、動けない奴を見捨てても良いのよ。じゃあね生きてたら会いましょうね」

 

そう言って巴里華撃団の前から謎の少女だけが消えた。

 

「本当にノヴァが融合世界にいた」

 

光は、巴里華撃団の前に出て来たノヴァを見て驚いていた。

 

「直哉さん私なら、ノヴァの居場所わかるので行かせてください」

 

「駄目だよ。まだ魔神レイアースの封印が解けてないんだよ。恐らくだけど光さんがノヴァと会ったら魔神レガリアだっけそれを使ってくると思うよ」

 

 

「魔神レイアースを呼べない今の光さんを戦わせることは出来ないし、今の僕には光さん達がトワ達の世界に来た時の紫藤直哉じゃないけど彼がいれば止めてたと思うよ」

 

!!

 

「・・・確かにその通りかも知れないけどそれでも私は行かなきゃいけないんだ」

 

そう言って獅童光は、お墓戦艦を飛び出し、ノヴァを追いかける為お墓戦艦を出て行った。

 

「兄さんどうします?」

 

飛鳥が直哉に聞く。

 

「・・・ふう、やっぱりこうなるのか」

 

「私からしてみれば、兄さんが光さんを飛び出すように仕向けたように思いますよ」

 

「まあ、そう見えても仕方ないかな、でもまさかあのタイミングでノヴァが、出て来るとはね」

 

「さてと僕はもう1つのすこやか市に行ってのどかさん達と合流して、そのまま光さんの救援に行くね」

 

「その間飛鳥ちゃんと響さんで巴里華撃団と帝国華撃団の皆さんのサポートお願いするね」

 

「わかりました」

 

そして直哉は簡易ゲートを使い融合世界のすこやか市に向かった。

 

「そう言う理由で光さんがノヴァに会いに行ったんです」

 

「「ええーー」ラビ」

 

「ですので、今回は光さんがノヴァに会って本格的に戦闘になる前に連れ戻したいと思います」

 

「わかった皆に連絡をするね」

 

「お願いしますのどかさん」

 

時を少し戻して・・・

 

 


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