「今は言わずに特殊遊撃部隊に任せておいた方が良い様な気がする」
大神がそう言う答えを出した時シャノワール地下司令室に立花響が現れた。
「大神さん迎えに来ましたよ。これから一時的ですが大神さんは、巴里華撃団では無く特殊遊撃部隊として動いて貰いますよ」
「ああ、わかった」
「ちょっと待っておくれ、ムッシュ大神特殊遊撃部隊とは何なんだい?」
響と大神の話を着ていたグラン・マが聞いて来た。
「響君言って良いかな」
「ええ、良いですよ巴里に別世界の対人間用の殺戮戦力のノイズが出たので」
「出来れば大神さんが体験したレベルに留めておいてください」
「わかったよ」
そして大神はノイズについての事を話し出した。
「大神さん急いで上野公園から出ますよ」
「さくらさんどうしたんですか?」
大神がさくらに聞く。
「大神さん回りを見てください」
「回りを?」
大神はさくらに言われた通り回りを見ると周辺に多くの炭があった。
「なんだ何で公園に多くの炭があるんだ?」
「大神がそう言った直後背後にあったさくらの木が炭へと変わっていくのを大神は見た。
「なんだあの巨大な怪物は」
二人の前に現れたのは巨大なノイズが一体だった。
「早く逃げますよ大神さん」
「嫌だあれが帝都に仇なす者なら俺が倒す」
「ああ、もうそしてさくらは大帝国劇場に緊急通信をした
「米田支配人大変です。上野公園に一年前に現れた怪物が現れました」
「何だと‼さくらそいつに触れるなよ炭になるぞ」
「わかってますしかし大神一郎さんが怪物を倒すと言って私とはぐれました」
「何だと‼さくらなんとしても大神を助けてくれ」
「はいなんとかできる範囲で動きます」
そしてさくらは大帝国劇場との通信を切った。
「うわあ。やはり俺にはこの怪物には触れることすら出来ないのか」
大神はさくらと別れてノイズに攻撃をしたが、大神のもつ刀が炭になってしまい大神は愕然となってしまい巨大なノイズに追い詰められていた。
「天ノ逆鱗」
その言葉を聞いた大神は巨大なノイズに多数の剣が刺さっているのを目撃した。
「立花ノイズは私が引きつける立花は彼を頼む
「はい翼さん」
そして響が大神に声をかける。
「大丈夫です?そこにいる人」
「ああすまない、君達は一体何者なんだい?」
「ええ―と私達は・・・」
「ああーーやっと見つけましたよ大神さん」
響が大神の質問に困っているとさくらが来た。
「ほら大神一郎少尉早く大帝国劇場にいきますよ」
「あいたた、痛いよさくら君」
「後は任せてね響ちゃん」
「ありがとうさくらさん」
そしてさくらと大神は無事に大帝国劇場に着いた。
「俺と彼女はその時に出会い助けて貰って、それから帝国華撃団と必要な時に協力をしてたんですよ」
「成程その特殊遊撃部隊は、帝国華撃団とは別の組織と言う事かい?」
「ええ、そうですよもういいですか?早く行かないと人がたくさん死にますけど」
「ああすまない」
そして大神と響はシャノワール地下司令室を出て凱旋門に向かった。