「いやあーー驚いたね各国に絶対あると思っていた軍が無い世界があるんだね」
「ええ、特殊遊撃部隊と交流している世界で明確に軍が無いと困る世界は、中心世界を入れて2つですね」
「そんなに少ないのかい?」
「そうですね。軍がある世界にはその世界の特有の事情がありますからね」
「こちらで言う。霊的災厄ですか?」
「そうですよ。花火さん」
「霊的災厄に対応できる人材をすぐには確保する事は、かなりの労力が必要になりますが、もう1つの軍がある世界は世界大戦をすぐにでも起せるほどの力を得る存在がいる世界ですから」
!!
「「「「「そんな相手がいるの」」」いるのか」」
直哉の説明に驚く巴里華撃団の隊員達だった。
「たまにその存在の力を受け継いだ人物が描く世界で同時に仕掛けたりするんで指揮系統は現場判断に任せていた方が良いんですよ」
「成程ね、確かに同時に侵攻されたりしたらそう対応せざるえないね」
「最後にこの男がもし出て来たら教えて下さい」
そして直哉は映像を見せた。
「くっやはりシンフォギアでは、ノイズしか倒せないのか?立花と違い」
「ほうっ立花響お前のギアは、降魔やメガビョーゲンを浄化することが出来るのか?」
「そうだよ。ワイズマンお前に隠していても知られるし教えるよ」
「ならば追加だ。出でよ、降魔兵器そしてメガ降魔」
そしてワイズマンが新たな戦力を召喚した直後・・・
「アースウィンディハープ」
ハープをとり出すアース。
「舞い上がれ!癒しの風!プリキュア・スカイヒーリングハリケーン!」
「ヒーリンググッパイ」
「お大事に」
「「「トリプルハートチャージ!」」」
「「届け!」」
「「癒やしの!」」
「「パワー!」」
「「「プリキュア ヒーリング・オアシス!」」」
「「ヒーリンググッパイ」」
「「「「お大事に」」」」
!!
そしてワイズマンが出した増援の降魔とメガ降魔はプリキュア達の技により全てが浄化されたのだった。
映像終了・・・
「「「「「なっあの男にんげんなのか?」」」」」
「ええ、まだ人間の意識はあると思いますが・・・もし降魔やノイズを同時に使役する男が出て来たらどんな事が起きても必ず逃げて下さい」
「仮に、霊子甲冑に乗っていてもノイズは触れた人間を炭に変えますので」
「さてそろそろ帰りますね。お邪魔しました」
そう言って直哉はシャノワールから出てお墓戦艦に戻った。
お墓戦艦の中では・・・
「お疲れ様です兄さん。どうでしたシャノワールの地下司令室に行った感想は?」
「うーんやっぱり異界事変の影響かな巴里華撃団のリボルバーキャノンが使用不可だったよ」
「そうですかやはり」
「旧幼馴染世界では使えるんだよねリボルバーキャノンは?」
「これを見て兄さん」
その後エビヤン警部と別れた、大神は巴里華撃団各隊員と出会いそれぞれと話を終えると、作戦開始5分前になり、シャノワールに向かった。
シャノワールで、最終作戦の確認した巴里華撃団は高速輸送列車エクレールに乗り、凱旋門に向かい、そこで大神たちはリボルバーキャノンによって空中砲台オプスキュールに乗り込んだ。
その状況を見ていたなのは達も驚いていた。
「巴里華撃団参上!!」
「ぬう!!巴里華撃団ここに直接乗り込んでくるとは!!仕方がないお前たちとの決着はこちらでしてやる」
「出でよポーン共、そしてわしの蒸気獣サンフォニーよ」
そしてついに、カルマールとイカ型蒸気獣サンフォニーとの最終決戦が始まった。
「なのちゃんたちは、ポーンの相手を頼む」
「「「了解です大神さん」」」
そして巴里華撃団はカルマール追い込み、大神がカルマールに最後の一撃を与えた。
「グフフ見事だ・・・小僧わしと、サンフォニーを倒すとはな、だがこれで終わりと思うなよ」
そしてサンフォニー共にカルマールは死んだ。
その上空でピエロ少年が、カルマールの魂を回収し、時は満ちたといいながら消えていく。
映像終了・・・