「確かに薫ちゃんの言う通りプリキュア関連の人物ではない可能性も考えて置くべきかもしれないね」
「直哉さんの言うプリキュア関連の人の可能性も無いとは言えませんけど」
「少なくともあってはならない過去の世界の事件に巻き込まれた事は事実だからね」
「そうですね少なくとも、その夢が現実になるかわからないですからね」
「そうだね。夢とは言え別のプリキュアを見たと言う事は、ワイズマンが何かをすると言う事を暗示してるかも知れないね」
「それはあるかも知れませんね」
「まあ今は巴里華撃団の異世界旅行が無事終わればいいなあ」
「直哉さんは今回ゼムリア大陸には行かないんですか?」
「うん行かないつもりだよ。僕まで行くと残るのが光ちゃんとまなつちゃん達だけになるからね」
「ああ、確かにまずいですね。正式な守護者の光さんがいるけど、レイアース不在だと危ない時もあるでしょうね」
「だからね薫ちゃんこの映像を見て」
そう言って、直哉は映像を再生する。
「あれ以降まなつちゃん達は、生きた霊力を受けて無いよね」
「「「「そう言えば」」」」
「そして、ローラさんがプリキュアとなってからそう言う模擬戦が無いのは、困るからね、まなつちゃん達に中心世界関連で依頼をして貰う事があるかも知れないから」
「「「「「ええーー」」」」」
のどかの言葉に驚くまなつ達だった。
「何故そんな事急に決まったんです?」
「急に決まったんじゃないよ。みのりさんお墓戦艦で巴里に行った時に私達の敵が出たよね?」
「ええ、確かノヴァだったかしら」
「そう彼女を通してイシュメルガとデボネアが調査をしていたら」
「確かに、今まで沈黙していた人物が動いたのなら警戒はしておくべきだろうな」
「「「「確かに」」」」
「それで、この次にゼムリア大陸に巴里華撃団の皆さんを連れて異世界旅行を続けるんだけどね」
「成程ね、だから私達も単独で依頼を受けるかも知れないのね」
「うん、なるべく響さんと私達で対応するつもりだけど」
映像終了・・・
「成程異世界旅行サイドは響さんとのどかさん達とクローゼさんで対応するんですね」
「うん、想定外として巴里華撃団がクロスベルに間違えて行った場合エステルとヨシュアもいるからね」
「直哉さんそれ言うと現実になりますよ」
「うん、わかってるよ薫ちゃん。でもねエリカさんがいるからね」
そう言って直哉は話す。
大神は、朝食を取る為、近くのカフェに行く途中、天然ドジッコと言うスキルを発動中のエリカと会った。
「やあ、エリカ君おはよう」
「あ、大神さんおはようございますとっととあふゃあ」
!!
「大丈夫かいエリカ君?」
「あいったた、大丈夫ですよ大神さん」
「確かにエリカさんが怒素ドジによって転送位置が変わるとかあるかも・・・」
ビービービービー
その時直哉に連絡が来た。
「直哉君ごめん私達クロスベルでの事件に干渉しちゃった」
「・・・はあーーー」