新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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甥と叔父病室で

「そうですか、で受けてくれたんですよね)

 

「ああとりあえずはな俺の元にいる自動人形を帝国華擊団の連中について行かせた)

 

「成る程自動人形を・・・叔父さん一つ確認したいのですけどいいです?」

 

「何だ?直哉」

 

直哉の昔の回想

 

 

あ、来客中でしたか?」

 

「あ、それと異世界からのマリアベルさん、少しお願いがあるんですけど良いですかね?」

 

 

「何かしら?」

 

「ちょっと直哉さんこの人は・・・」

 

「ええ、知ってますよマリアベル・クロイツさんですよね、恐らくその格好は結社に入られたからの服装ですよね」

 

 

「ええーー直哉さんどうしてそれを知っているんですか?」

 

 

ユウナは直哉の言葉に驚いていた。

 

「あのマリアベルさんこの写真を見てください」

 

そして、直哉は以前翼から見せてもらったゲートの侵入した傷跡の写真マリアベルに見せた。

 

 

「この写真は?」

 

「こちらの世界に初めてやって来た平行世界の人物が付けたゲートの傷なんですけど、貴女の人形達はこれくらいの傷跡で、破壊出来ますか?」

 

「やろうと思えば出来ますけど、結社の機械の自律式の機械だけでは無理ですわね。恐らく」

 

 

「ならオートマターのような人形なら行けますかね?」

 

「実際に見たことないからなんとも言えないのですけど可能だと思いますわ」

 

「ありがとうございますマリアベルさん」

 

 

直哉はその当時のことを隼人に伝えた。

 

 

「叔父さんですよね、ゲートに損傷を与えたのは)

 

「あ、やっぱり知ってたか直哉)

 

「何故そんな危険を犯して召喚をしたのですか?」

 

 

「直哉お前は、融合世界が誕生する前の世界の記憶は、あるのか?)

 

 

「ええ、断片的ですけど、ここにいるのどかさんと響さんとまだ融合世界になって会っていない獅童光さんと雨宮さくらさんとの記憶はありますね)

 

 

「そうか、直哉お前の誓約を交わす人間が増えるらしいぞ)

 

「ああそれ知ってますよ叔父さん」

 

 

!!

 

「何だと!?いつ知った直哉?

 

 

そして直哉は、隼人に伝えた。

 

 

回想・・・

 

 

どういう事ですか?トワさん」

 

「落ちつきなさいみんな。殺させるのは今の二人よ大神一郎とマリア・タチバナよ、あの二人は既に大神はリィンに対する憎悪を利用され、イシュメルガによって作り替えられてしまったの今の大神とマリアは生ける屍と言っていいわ」

 

 

「そしてリィンに二人を殺してもらった後に私が二人の魂を黒乃巣会との決戦の時間までに連れていく、そこから予定通りの大神達5人は天海との決戦をさせるの」

 

 

「「「「「「成る程」」」」」」

 

「要するに今の歴史をIFすると言うことか」

 

 

「そういうことよ直哉」

 

「確かに、IFを作る方がこちらの世界にとって余計な混乱を与えるよりは言いかも知れませんね、六覇星降魔陣が発動していてシンフォギア世界や初期に融合世界の一部となった世界は動き始める頃ですしね」

 

 

「ただし、直哉これを実行すると貴方と誓約する人物が数人増えるわよ」

 

 

回想終了

 

「成る程な、トワがそう言ったのか)

 

 

「ええそうです)

 

その後隼人は直哉の病室から出ていった。

 


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