「・・・ふう終わりましたよトワのどかさんひなたさん」
「大丈夫直哉君?」
「大丈夫直哉っち」
ええ、何とかまなつちゃん達の世界の先代プリキュアが協力してくれて一時的に同化する事が出来ました」
「良かったよ安心したよ」
「お疲れ様直哉」
「もうこんな無茶苦茶な依頼はやめて下さいよトワ」
「ねえ、直哉っち今は私達の知る直哉っちだよね?」
「そうですよひなたさん。僕の状態は以前ののどかさんの状態と同じと考えて良いですよ」
「「ええーー」」
「ちゆちゃん、ひなたちゃんごめんね。私が体力無くて」
「いいのよのどか飛鳥ちゃんものどかのペースで来ていいと言ってたしね」
「そうそう、のどかっちは気にしないでね」
「おーいそこの人待ってくれ、君達に聞きたいことがあるんだ」
「「「あれはこちらの紫藤直哉さん」」」
「どうするちゆっち?のどかっちに無理させて逃げる?」
「いやそれはやめおきましょう」
そして紫藤直哉がのどか達に追いついた。
「すまないそこの赤い髪の女の子確認したいことがあるんで胸を見せてほしい」
「「「ええーーー」」」
「お兄さんそれはしたらだめだよ」
ひなたが直哉に向けて言う。
「え、ああごめん。赤い髪の女の子の体に異質な霊力があるからね。よければ取ってあげようと思ったんだ」
「のどかの体の異質な霊力は直哉君の魂ね恐らく」
「それってまずいんじゃ」
「どうかな?僕なら取り出せて君を開放出来るけど?」
「・・・すみませんが、私に宿るこの霊力は大事な物なので手放す事はしません」
「以前僕が魂の状態でのどかさんの中にいた時と同じ状況ですね」
「「ああ、成程」」
「それに今まなつちゃん達の世界の先代プリキュアさんは眠っていますから」
僕がのどかさん達とプリキュアになっても全然問題はありませんが、時と場合によっては彼女が前に出る事がありますが、それ以外は僕ですので心配しないで下さいね」
「「そうは言ってもあの子が前に出ると言う事は直哉君が・・・」直哉っちが女の子になるんだーー」」
「ああ、性別的に言えば彼女先代プリキュアさんは女の子ですから」
「直哉っちは恥ずかしくないの?」
「もう恥ずかしいと言うレベルを超えてますよ。何回あの衣装に変身したか忘れてますし」
「「確かにそうだね」」
「問題なのはアスミさんが僕を助けようとして僕を襲うかも知れませんが」
「「あ、あり得そう」」
「ですので、のどかさんとひなたさんアスミさんに対する説明をお願いしますね」
「「うん」」
「任せるラビ」
「任せろニャン」
「後トワこれからの予定は変更ないですね?」
「それは放置で良いわ。原作世界のグレース達イベントを可能ならもう少し進めてくれるかしらお祭りまで」
「わかりました」
「その後融合世界ののどかとひなたとちゆとアスミの4人はキーアちゃん関連で動いて貰えるかしら」
「「はいトワさん」」
「直哉はお祭り前のイベントの終わった3人を融合世界に連れて来てね」
「それは良いですけど、何企んでいるんですか?」
「失礼ね何も悪い事を考えていないわよ。ただあの3人に渡した宝玉をバージョンアップしたのを渡し方が良いでしょう」
「ワイズマンが動き出した以上」
「ええ、それはそれで良いわ。3人を迎え後に融合世界ののどか達をゼムリア大陸に連れて行ってね」
「わかりました」
そして直哉達は融合世界のすこやか市に戻ったのだった。