新たな融合世界   作:真宮寺さくら

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融合世界のすこやか市に戻って

旅館沢泉ちゆの部屋にて・・・

 

「その後融合世界ののどかとひなたとちゆとアスミの4人はキーアちゃん関連で動いて貰えるかしら」

 

「「はいトワさん」」

 

「直哉はお祭り前のイベントの終わった3人を融合世界に連れて来てね」

 

「それは良いですけど、何企んでいるんですか?」

 

「失礼ね何も悪い事を考えていないわよ。ただあの3人に渡した宝玉をバージョンアップしたのを渡し方が良いでしょう」

 

「ワイズマンが動き出した以上」

 

「ええ、それはそれで良いわ。3人を迎え後に融合世界ののどか達をゼムリア大陸に連れて行ってね」

 

「わかりました」

 

「「成程」」

 

「もう1人の私達に新たな宝玉を渡す為に直哉君が迎えに行くのね」

 

「ええ、少しイベントを発生させてからになりますけど」

 

「ああ、ひなたがプリキュアをやめると言い出したと言うあれですか?」

 

「ええ、そうですよアスミさん。本来なら両方でこのイベントをする筈でしたが、色々ありすぎてすこやか市関連のイベントはどちらかでイベントが起きれば良いと言う形になりイベントが最初からになりましたからね」

 

「「「「確かに」」」」

 

「ただ懸念がありまして・・・」

 

「「「「懸念?」」」」

 

「本来なら、原作世界のグレース達とキュアアースと出会った後にバテデモーダは、キュアアースによって浄化されるんですがそのイベントがこちらのバテデモーダによって止められるかもしれません」

 

「僕が、この話をしている時点で少なくともバテデモーダは考えているので」

 

「あ、そうかこちらのバテデモーダはまだ、直哉君と繋がっていたね」

 

「そうねバテデモーダが言うにはダルイゼンも宿主と繋がっているらしいわね」

 

ちゆが思い出す。

 

 

「バテデモーダ直哉君に変な事してないよね?」

 

「しませんよ宿主さんですし、それに宿主に最悪な事があればおいらも大変な事になりますし」

 

「大変な事?」

 

ちゆが、バテデモーダに聞く。

 

「皆さんはおいらと宿主の関係は知ってますよね?」

 

 

「おいらと宿主さんの場合不完全な状態で、本来なら完全分裂する筈だったんですけどそれがまだできてないんすよね」

 

「確認だけどいい?」

 

「いいすっよエステルの姉さん」

 

 

「今貴方を浄化したら直哉も死ぬの?」

 

 

「ええと、それは高いと思いますよ。ただでさえ宿主は死にかけですし」

 

 

「じゃあ。直哉が回復した状態では?」

 

 

「それでも影響はあると思うっす。グワイワルやシンドイ―ネは浄化しても問題はないっすよ何故なら宿主さんから独立してますし」

 

 

「成る程、ならバテデモーダとダルイゼンは、浄化するとまずいのね宿主さん的に」

 

 

「そう言う事っすよ。ただおいらも定期的に宿主を助けないといけないんすけど」

 

 

「え、じゃあここにバテデモーダが来たのは?」

 

「おいらの霊力を少し与えに来たっすよ宿主さんにね」

 

「「「「「ええ――」」」ラビ」ペン」ニャン」

 

「そうです。僕自身は覚えてませんけどね」

 

「さてとそろそろ僕はもう1つのすこやか市に行きますね」

 

「あ、待ってください直哉。そのまま行くのはやめて下さい」

 

アスミがそう言うが直哉はそのままもう1つのすこやか市に行った。

 

「アスミちゃんあの人は悪い人じゃないから」

 

「どういう事です?のどか」

 

「アスミちゃん直哉君の中にいるのは、まなつちゃん達の世界の先代プリキュアさんなの」

 

「「ええーーどういうこと」どういう事なのですかのどか」

 

そしてのどかとひなたが説明をした。

 

「つまりですねイベントに必要な人物が過去の7人世界が起こしたイベントによってその存在は消えたと言う事ですよひなたさん」

 

「ええーーそれはまずいじゃん」

 

「それなら大丈夫よまなつ達の先代はもうこの世にいない存在だったからこちらに避難させたの。流石に新しい体は無理だけどね」

 

「「ええーー」」

 

「まあ、緊急事態だったからね」

 

「ええ、そうですねまなつちゃん達のパワーアップイベントにも先代プリキュアが関わりますからね」

 

「「そうなんだ」」

 

のどかとひなたは直哉とトワの説明に納得した。

 

「それで直哉貴方に負担をかけるけど、先代プリキュアの魂状態を体に入れて貰える?」

 

「先代プリキュアの魂は納得してるわ直哉の中に入る事は」

 

!!

 

「それって直哉君は私達と一緒にプリキュアになれないんですか?」

 

「ああ、それは安心してまなつ達の世界の先代プリキュアは、こちらの事情を知ってるから大丈夫よ2人共」

 

「そうなんですか良かった」

 

暫くして・・・

 

まなつ達の世界の先代プリキュアは一時的に直哉の体に入った。

 

「そう言う理由があって直哉君の中にいるんだ」

 

 

 

 


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