「トワのどかさん達を連れてきました」
「お疲れ様直哉。3人もありがとうね」
「「「いえいえ」」」
「トワさん直哉君から聞いたんですが新しい宝玉を渡すと聞いたんですけど」
「ええ、そうよ依然渡した宝玉を出して貰えるかしら?」
「「「はい」」」
そしてのどか達はトワに宝玉を渡すと、トワの持つ3つの宝玉が以前の宝玉を取り込み新たな形の宝玉となった。
「「「ええーーどういう事ですか?」」」
「説明するわね、新たな宝玉は成長する宝玉なのよ」
「「「成長する宝玉」」」
「この機能は貴女達だけの機能よ。この機能により融合世界に関連する敵が貴女達の世界に現れた場合自動的に敵に適した力を使えるようになるわ」
「「「ええーー」」」
「つまりどういう事?」
ひなたがそう言う。
「つまりですねひなたさん。降魔やノイズの場合僕や飛鳥ちゃんや響さんのシンフォギアの力がその宝玉をセットすれば使えるんですよ」
「凄いじゃんそれ」
直哉の説明にひなたが喜ぶ。
「どうしてこのタイミングで、私達の宝玉をパワーアップさせたんですか?」
「それは貴女達も気づいてると思うけどワイズマンが再び姿を見せたからよ」
「別の理由としては異界事変にもう1つのすこやか市にと16番目のプリキュアの世界が巻き込まれたと言う事もあるけどね」
ここは過去の7人世界ですけど、何らかの形で今回の事件が起きている間だけは改変が行われて特殊遊撃部隊と、特殊遊撃部隊の敵を引き込んだと考えられます」
「でも直哉さん。俺達をこの世界のこの事件に組み込んでもイシュメルガにとっても何の得にもならないような気がしますが?」
「恐らくイシュメルガは、紫の扉の世界もしくはオレンジの扉の世界で、特殊遊撃部隊を葬る気だったと、自分も考えています」
「それでは、直哉さんはイシュメルガのほかに、何者かがいてイシュメルガの作戦を中断させてこちらに特殊遊撃部隊を強制参加させたと考えているんですか?」
「はい」
「ただし、特殊遊撃部隊とメガビョーゲン達はあくまでもゲームで言えば、ゲストキャラみたいな役割だと思ってます」
「成程」
「あ、そうかもし私達をメインキャラクターとしてやるならわざわざ過去の7人世界で、行われる事件を利用する必要ないね」
「じゃあ特殊遊撃部隊をこの状況にする為にまなつちゃん達の世界と私達の世界が利用されたの?」
「ええ、その可能性が高いですグレースさん」
「そうなんだ」
「そして今回特殊遊撃部隊を過去の7人世界の事件に介入させた者の正体は未だに、わかりませんが」
「皆さんすみませんこんな事に世界ごと利用させてしまって」
「ううんそれは直哉君やトワさんやレイさんのせいじゃないから気にしないで」
「そうよ今回のは事故のような物でしょう?」
「それにこの問題はまなつちゃん達や私達の世界を利用した過去の敵が悪いんだし」
「「「ええーー」」」
「あの事件が私達に新たな宝玉を渡すのが決まったのが関係があるんですか?」
「ええ、異界事変の起きた頃から考えていたの、最初に渡していた宝玉だと対処出来なくなると思ってね」