「しかしどうするんですか?レイさんとトワさん」
「そうね本当にどうしようかしら?」
「レイ確認なんだけど17番目のプリキュアの世界が融合世界に接触した経緯は無いのね?」
「ああ、それは間違いない」
「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」
「ええーー」
レイの言葉に驚く直哉だった。
「ちょっと待って下さい、レイさん今回は最終的に16番目のプリキュアの世界が来たような状況になってないんですか?」
「ああ、ワイズマンの行動の影響で融合世界の周囲とワイズマンの行動によっての異常な世界移動は、今の所はない」
「直哉に連絡した時と同じ理由だがな」
「ふむ」
「じゃああの子の扱いは前の世界の時ののどかちゃんとラビリンと同じ扱いですか?」
薫がレイとトワに確認をする。
「「そう言う扱いだろうな」そうねどのみちあの子が起きない事には話がわからないままだけどね」
レイとトワがそれぞれがそう言う。
「そう言う事になるわね。まあのどかとラビリンの場合は、まえの紫藤直哉と直接出会ってたから悩まない案件だったんだけどね」
「そうだな今回は、転移して来た者達が意識不明だしな」
「意識不明と言っても命の危険があるわけではない」
「どちらかと言えば獅童光と似た状況が近いだろうな」
「「「ええーー」」」
レイの言葉に直哉と飛鳥と薫が驚く。
「そうねどちらかと言えば、そう考えた方がしっくりくるわね」
「じゃあまた、イシュメルガとデボネアが絡んでいると・・・?」
「いや、イシュメルガとデボネア動くには根拠が薄いわ」
「「あ、そうか今回は未知の妖精がいるからデボネアが彼女を襲う理由がない」」
「そうよ融合世界のキュアグレース達ならわからなくはないけどね」
「じゃあ死んでね。大神一郎炎の矢ーー」
「ちっなにもんか知らねえが私達に喧嘩を売るなんてよくやるよ」
そう言いながらロベリアの光武℉が同じ炎で少女の攻撃を相殺した。
「へえ、やるじゃんおばさんのくせに」
「なら、これならどうかしら?出でよ降魔兵器よ」
!!
「降魔兵器だと馬鹿な、空中要塞武蔵の消滅で降魔兵器は消滅した筈だ、それを何故君が扱っている?」
「ああ、母様の言う通り、大神一郎には2度目の空中要塞武蔵と京極圭吾が復活した事を知らないんだね」
「どういう意味だそれは?」
「巴里でノヴァが出て来たりしてデボネアの怒りを買ってるとしたらキュアグレース達達じゃない?」
「「「確かに」」」
「それではトワ正体不明の来訪者に関してはトワ達に任せて良いんですね?」
直哉がトワに確認をする。
「特殊遊撃部隊としての活動はどうしたらいいです?とりあえず米田健二の闇の力関連は終わったようですが?」
「ああ、それもあったわねとりあえずまだ、すこやか市に滞在してくれるかしら」
「わかりました」
「あの子が目覚めたら最悪の場合を想定してすこやか市に連れて行くから」
「成程彼女がプリキュアの世界から来ていたら普通にプリキュアの話がしやすいのはすこやか市ですね」
「そう言う事よ」