「さて全員集合したから医務室に行くか」
「「「わかりました」」」
医務室廊下・・・
「どうだ飛鳥薫、そして直哉あの子達だが何か感じるか?」
レイが3人に聞く。
「「いえ私達は普通の女の子にしか見えませんね。ただ妖精と言っていいのかわかりませんがあの要請を見ると無性におにぎりとかご飯系を食べたくなりました」
「え、そうなの?飛鳥ちゃんと薫ちゃん」
「そうですよ。兄さん」
「直哉さんはそうならなかったの?」
薫が直哉に聞く。
「うん、多分ヒーリングガーデンやバテデモーダの関連で、分類的には人間だけどその関連で効果が無いんだと思う」
「不幸か幸かわからないけど」
「「成程」」
「ただ僕としては、この2人は新たなプリキュアの関係者だと思うよ」
「ええ、私もそう睨んでるわ。少なくともワイズマンの言葉をそのまま信じるわけにはいかないけどね」
「「あああれですか?」」
「「「ワイズマンどうしてここに?」」」
「何君達に伝言を頼みたいのさ」
「伝言をですって」
「そうさ、キュアフォンテーヌ。伝言を伝える相手は、紫藤直哉だがね」
「だったら早く言いなさいよ」
「相変わらずせっかちだなキュアスパークル」
「うるさい」
「まあ、良いだろう紫藤直哉に伝えたい事は、君達の世界にした事を新たに見つけ世界を対象として私は動き出したとな」
「そうよ」
「でもこうして彼女達が管理者の神殿に来てる以上、認めないといけないわね」
「ワイズマンの言う17番目のプリキュアの世界が存在すると言う事はね」
「「トワ」」
「でも・・・何でワイズマンが仮にこの子達がプリキュアだとしたら、直接その世界に行って直接連れて来ればいいんじゃ」
「確かにな薫、だがワイズマンが融合世界関係のある世界にしか行けないという制限があるとしたら」
「「ええーー」」
「あら面白い仮説ねレイ」
「ああ」
レイが話し出す。
「確かにな、あの2人を意図的に転移させるにしても自分の拠点がある所に連れて行く方が安全だろうに、それをしないのはどういう事だ?」
「いえ、もしくは連れて行けなかったのではないですか」
「連れて行けなかっただと?」
「ええ」
「ブルーもとい隼人叔父さんを使って活動してましたしね」
「言われたらそうだな」
「これは僕の予想なんですが、ワイズマンは16番目のプリキュアの世界にしろ17番目のプリキュアの世界にしても、世界は発見できても直接にはその世界には行けない制限があるのかも知れませんね」
「うむそう考えると、融合世界に来てからワイズマンが進化したからその影響で融合世界の友好世界に行けなくなったと言う事か?」
「そう言う制限が付いたと仮定すれば16番目のプリキュアの世界にワイズマンが来なかった理由としては、しっくりくるんですよね」
「だが、直哉仮にお前の予想通りの理由でワイズマンの行動されたとしても、変じゃないか?」
「ワイズマンが異世界に接触するには、融合世界にその世界がいけないんだろ?」
「ええ、その筈です」
「だが、管理者の神殿に来た2人しか融合世界と接触してないぞ」
「成程ね、でも直哉のその考えは的を得てるのかも知れないわね」
「トワがそう言う。
「でもこの問題は彼女が目覚めない事にはどうしょうも出来ないわ」
「そうだな」