シンフォギア世界への出発前日前編
「今までの流れで大人数で行くのはやめて、フィーネさんに言われた勢力に対応出来る人材だけで行く事にしたようです」
「そうなんだ」
直哉が響に次のトワの依頼の説明を受けてから3日後・・・
「お待たせ直哉今回は簡易ゲートだけで、シンフォギア世界に行ってね」
「向こうではフィーネがゲートの向こう側に待機して貰ってるから」
「わかりました」
「所でトワ確認ですけど、本当に今回はあとまわしの魔女の配下のヌメリーと戦うのが特殊遊撃部隊の目的で良いんですね」
「ええ、それで良いわどのみちヤラネーダがいたら、シンフォギア世界の物語が進まないだろうし」
「それは確かにそうですね」
「しかしあとまわしの魔女達の配下も世界を超えだしたね」
「ええ、そうね」
「流石ですね私の気配を感じるとは」
「貴方はタツノオトシゴなの?
フォンテーヌが現れた者に聞く。
「ふむ、成程貴女達が、ブルーが言っていたもう1組のプリキュアですか」
!!
グレース達は現れた者のブルーと言う言葉に警戒を強める。
「ああ、そう言えばお初にお目にかかります。私はあとまわしの魔女様の忠実な僕のバトラーと申します」
「「「「バトラー」」」」
「ちょっとあとまわしの魔女の部下の人が何で私達を襲うの?」
「すみませんね私は、霊力と言うのをに興味を持っていてですね」
「前回あおぞら市で貴女達の力を見る為にブルーが残したナノビョーゲンを多少アレンジさせたメガビョーゲンを放ったんですがね」
「あのメガビョーゲンを使ったのは貴方なの?」
グレースがバトラーに聞く。
そうですよ。それにブルーが言っていた異世界のプリキュアにも興味がありましたからね」
「一体何の為に私達に興味を持つの?」
「それは貴女達に惹かれて彼女が出て来たら面倒ですからね」
バトラーがそう言う。
「確かブルーの技術を使えるようにしたと言ってたんでしょ」
「はい」
「良くも悪くも融合世界に関わると大変な事になるわね」
「それをトワが言いますか?面白くするためにそう言う事象が起きやすくする為にグランゾンのある機能を使っているのに」
「あら知ってたの?」
「ええ、これを知った時自分達の立場がまずい事になるんじゃないかと考えましたから」
「あら、そこまで深刻にならなくていいのに」
「トワそう言いますけど、一応正義の味方らしい立場で活動してますからね」
「そんな体裁気にしなきゃいいのよ」
「それでトワ、響さんとウィル博士の出会いの件ですが」
「ええ――またなの」
「はいですが響さんにとってはちらが重要ですよ」
「まあ、その辺は気にしなくて良いわ。大事なのはフィーネの情報によると特殊遊撃部隊とコンタクトを取りたいと言っている人物がいるらしいのよ」
「成程、その人物の名は?」
「ウィルよ」
「ええ――あのウィル博士が特殊遊撃部隊と接触したがってるだって―」
「はいですので響さんとまなつちゃん達をシンフォギア世界に連れて行ってとトワからの依頼ですね」
「えーー嫌だよあの博士怖いし、直哉君には言ったよね」
「はい覚えてますが、ウィル博士自身が立花響に会いたいと言ってるんですよ。向こうは響さんのトラウマは知らないんですし響さんの知る流れと絶対変わってるじゃないですか?フィーネさんも健在ですから」
「それはそうだけど・・・怖いよ」
「仕方ないですね。今回はトワが用意した響さんと僕だけの任務何ですが、響さんは辞退したとトワに報告しますめ」
!!
「ちょっと待って直哉君私と直哉君の2人の任務てどういう事?」
「ああ、それは・・・」
「成程響さんを連れて行くと言う事はシンフォギア世界のイベントでもう1つのガングニールが出てきたんですか?」
「下手したらそのイベントが消滅するかも知れない可能性があるのよ」
「どういう事ですか?」
「直哉一応特殊遊撃部隊とシンフォギア世界の世界各国から敵対されていたわよね」
「ええ、あの件で」
「と、トワに言われた通り言いましたけど」